減量を始めて1ヶ月半を越え、現在7キロ減。
身体が軽くなって楽なんですが、とりわけ苦労して
減量したわけでもなく、合間にフグのフルコースなど
食べての好結果なんで、楽なイエットのコツは
掴んだと思います。
年内に、あと理想までの10キロ減、おそらくあっさりと簡単。
「こんなに簡単、らくらくダイエット」の方法はいずれ、まとめて人様に
教えて差し上げたいと思っているのですが、
そのうちの1つは「イメージ手放し」法です。
これを食べたい、あれを食べたいという妄念がダイエット
挫折の障害なんですが、私は食べたいと思った瞬間、
その味や食感を口の中に蘇らせ、そしてすぐポイッと
宇宙に向けて「ありがと、さよなら」と手放します。
職業柄、イメージは相当リアルに映像化でき、また
味を舌に蘇らせるのも得意。
やっているうちに、そうでない人も慣れると思います。
大体イメージ法で、あれ食べたい、これ飲みたいという欲望に
対しては恬淡としてられるのですが・・・・・
そうもいかないのが、イメージできない未知の食べ物に
遭遇した時。
「ゴボウとレンコンの味噌アンチョビソース」がそれでした。
通りがかったレストランの前のメニューの文字を見た途端、
食べたい、という思いが膨らみとうとう今日、わざわざ
電車に乗って出かけたのです。
私は店構えで、美味しいまずいが解るのですが、この店は
入る前から太鼓判なんでした。
まず、現れたのがコオロギを100匹一ヶ月間養えそうな分量の野菜サラダ。
温かい麦茶と、甘い野菜ジュース飲み放題。
わ、これどうしようと・・・・
出かける前、店に電話してたんですが、一人で食べ切れる量かどうか。
「女性が一人で召し上がってます」
が返事で、安心してたのです。
が、エッジの膨らんだ部分だけが厚くて中身は空気、あとは極薄生地なんでした。
概ね想像通りの味で、満足。美味しかったのですが、2度食べることはもう
ないかもしれません。イメージで蘇らせることが出来るので。
店内のコンセプトも明瞭で、若手によって営まれているセンスのいい店です。
世田谷の野沢に暮らしている頃は、徒歩圏内に極上のイタリア料理を出す店があり、ほぼ日参。私のための「ピザ、いざわーの」があり、それは極薄生地のピザにアンチョビと細かく砕いたカリカリのガーリックなんでした。思えばあれが、私の体型イタリア人化の時期だったんでした。
その後赤坂のリッツ・カールトンホテルのレジデンスに移ってからも、ミッドタウン内なので、極上イタリアンは2軒ほどありました。
暗剣殺という方位を犯しての移転だったせいか、偶然か考えられない酷いことが起きるので、方位除けで、当時吉方位だった現在の場所に仮転居したのですが、これが住むと食も交通もまことに便利で、動くのももはや億劫、仮住まいが「延々住まい」となっているわけですが、不満の1つがイタリアンの美味しい店がもう何年かけてリサーチしても、ないことなのでした。
多少遠くても、やっと見つけた・・・・・と思った途端、私は少食へと
シフトしていて、一度訪れたら満足・・・・・
というわけで、煩悩をまた1つ捨て手放したところで、明日からオーガニック系少食に戻ります。
*誤変換他、後ほど推敲致します。