ハリウッドのスターたちが、政治発言をするのは昔からで、
それに影響を受けたのかどうか、最近では芸人といわれる
人たちまでもが、政治話題の番組でひな壇に並びます。
そのこと自体は構いません。しかし、聞いているとあまりにも
勉強をしていないことが如実です。
しかし、影響力はそこそこあるので厄介です。
某外国映画に出演した俳優が曰く、
「外国に何兆円もばらまいて、震災による被災者には支援がない」
と、安倍政権批判のつもりのようですが、まず日本が日本単独で存在している
わけではなく、海外諸国との関係性において、日本の将来の経済と国防とが
担保され、それにはお金が先立ちます。
被災地支援がなされていないわけではありません。
十分かどうか議論があるにせよ、海外支援の金額と並べて
論じる事柄ではありません。
政治とはちょっと異なりますが、JASRACが音楽教室の練習曲からまで
お金を徴収する件。
この事の是非はひとまず置くとして、早速人気歌手がツイッターで、
自分の曲には払わなくていいと意見表明。
これは、筋が違います。個人的心情としての徴収の是非と、組織としての決め事の混同です。
私もJASLACの会員です。アニメに歌詞を書いたこと数回、武満さんが作曲された合唱曲の作詞、ヒットチャートの確か当時確か2位に上がった久保田利伸くんの楽曲への作詞・・・・など少数ですが、JASLACは小さなところでの演奏まで目を光らせて、優秀な仕事ぶりです。
ただ、個人的には練習曲にまでは徴収はよろしいんじゃないの? とは私も思います。ただ法的には私が「私の作詞については、お金は要りません」とは言えません。これは筋としてご理解していただけるでしょうか。
最近、こちらの文章の要旨を把握せぬままいろいろコメントを書き込む人が
続いているので、少々くどめに書いているのですが。下手したら、お前は練習曲にまで金が欲しいのか、とあり得ない誤読で何か言って来る人がいそうで。
小池塾の受講費の男女格差が、安易なフェミニズムから来ていはしないかと書いたら、受講費にガタガタ言うなと、コメントが来て日本語が読めないレベルでコメントされても、返答のしようがありません。
あり得ない誤読が、最近また続いているので、くどいくらいに念押ししないと、伝わらないのかと。
ただ、そうなると文章のリズムも何もあったものではありません。
斜め読みで、ぱっと自分の思い込みでコメントを出す人が結構
いるようです。読み捨てなら斜め読みでいいのですが、コメントを
出されるなら、いちおう読み込んでくださいね。さして難しい文章は
書いていません。
高校の入試問題に拙文が採用されたことが、二度あります。
これは使用の許諾すらなく、事後承諾で当然ですね。
事前に伝えれば、試験問題の漏洩の可能性があるので。
印税も発生しません。異存は全くありません。
しかし高校の音楽の教科書に私の詞がしばらく載っていたことがありますが、
これも事後承諾で、これは少々不本意でした。
「貴殿の作詞を採用することにしました」というごとき文面でした。
これは事前に許諾の連絡が欲しいと思いました。お役所所的文面が不本意だっただけで、採用されることじたいと、教科書故に、かなりの数の配布となっても、そこに印税が派生しないことには、なんら不服はありません。
だから、くだんの歌手の「要りません」発言は心情的には、解ります。
でも、心情と法とは違いますよ、ということです。JASLACの「方針には
賛同しません」、という形での表明なら無問題です。
CDが売れなくなっていて、ひところは帝国を築いていたJASRACの財政も
逼迫して来ているのでしょうか。
著作権関連で思い出したので、余談に逸れますが・・・・
私は自分が原作を提供したコミック作品の、その漫画家から随分多額の
印税を密かに抜き続けられていたことがあり、そのことがWikiでは漫画家との
争い風に対等に書かれていることが、結構不本意だったりします。
争いではなく、一方的に抜かれていたのです。
その漫画家は、もうひとりの原作者からも作品の無断使用という形で抜いていて、裁判となり、むろん、原作者の勝訴でした。同じケースなので、私も訴えれば
勝ちます。しかし、訴えませんでした。
著作権は民事なので、相手がお金を払わなければそれっきりなのです。
現に、その裁判における原作者の方に、漫画家は分割のお金を最初の、
数回払ったきり、後は知らんぷりです。
裁判の当事者ではないので、詳しくはないのですが原作者のほうは漫画家が不払いとなった場合、相手の収入を差し押さえる権利は裁判で付帯されたと思います。
しかし、原作者のほうはその権利を行使しませんでした。
数年にわたる裁判で消耗した挙句勝ち取った判決ですが、物事の理非さえはっきりすれば、それでいいという考え方のようでした。
というわけで、民事の限界と申しますか・・・・私が訴え出たとして、判例がすでにあるので、その原作者さんの時のように延々と時間と労力を取られることはないにしろ、相応のエネルギーを取られるのは必定です。
弁護士との話し合いなど、もろもろ。それと、問題のその原作者さんの裁判を通じて、本質を取り違えた人々から、金銭欲で醜く争っている、ふうに口汚く言われるのも解っていました。
嫌な思いを味わいつつ勝訴したとして、相手は素直に払う人ではありません。
かといって、私もまた相手の収入を差し押さえるような寝覚めの悪いことは、やりたくありません。払う気がないのなら、それはしょせんそこまでの人格のお方。
イタリアでのアニメ版放送料、ベルギーはじめとする欧州五カ国への放映権売り渡し、海外での出版・・・・全て私に無断でなされ、私はいまだ一体いくら盗まれたのか(敢えて)、金額すら知りません。数百万円のレベルではないでしょう、香港含め、欧州圏と海外でまで手広く不正を行われていたようなので。
人のお金を着服するのだから、普通は詐欺横領、窃盗の類で、犯罪者として前科がつきますが、著作権は厄介で、相手にも半分の所有権があるので、刑事事件にならないのです。
悪さをやるほうは簡単で、やられるほうはそれを立証するのがいかに大変かを思い知った事件でした。そう、裁判となると相手がいついくら抜いたか、いちいち立証しなくてはならないのです。調べかけたのですが、その手間隙の凄さに、途中で止めました。
ある種の人は金銭がからむと、それまでの笑顔が般若に豹変することも、
まざまざと見せつけられ、うそ寒い思いをしました。
それは学びの一過程でいいとして、Wikiであたかも対等に争ったような筆致で書かれると、なんだかなあ、とは思うのです。お金を黙って抜かれていたという事実が、金銭を巡る争いのようになって、みっともないったら。
といって、Wikiの方では、他に書きようがないということは理解しています。
なので、単なる愚痴なんです。
あと、ソウル特別市生まれという記載で間欠的に在日説が出ること、あれだけは何か記述に工夫してもらえないかと思います。ソウルではなく京城、日韓併合終了間際の、だからそこは日本でした。
以前は「ソウル特別市生まれだということで在日と称されることがあるが、当時ソウル(旧京城)は日韓併合による日本国であり、井沢満はもともとの日本人である」という意味の記載があったのに、それがいつしか削除されているのです。
国籍云々の記述は、差別につながる、とかそういう考えなのでしょうか。
そういうことではなく、自らの出自に関して、誤解は困るのです。
蓮舫さんが騒いでいらっしゃるのは、何だか説得力を欠いていますが。
あと、神道に心を寄せ靖国神社さんに多少のご縁を結んでいたりなど致しますが、いかなる宗教的組織にも所属していません。
・・・・・・と、今日は何の話でしたっけ。とめどもなく、分散してしまいました。
*誤変換他、後ほど推敲致します。