ぬかった、しくじった、って死語なんですか?
昔「一休さん」の主題歌にあったような。
「しくじり先生」というのがテレビにあるので、こちらはまだ生きていることばでしょうか。
私がぬかったのは、映画の公開日を間違えてのこのこ出かけたことです。
「雪之丞変化」を観に行ったら、まだ「裏窓」上映中。
踵を返して帰宅・・・とも思ったけれど、たまたま待ち時間無しの映画を
やっていたので不見転(みずてん)で入ったら・・・・・・
何やら騒々しい宇宙もの。やれやれ・・・・・・
後で、タイトルを確かめたら「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
というのでした。
要は、よくあるゲームの画面を巨大化しました、というていの。
宇宙を背景のアクションに、父と息子の愛憎劇です。
お子様は血湧き肉踊り、また大いに笑うのでしょうから
それはそれで。
面白くなくもなかったのですが、やはりご多分に漏れず、
男の主人公は美形で、ヒロインは・・・・役柄設定の特殊メークの
せいもあるのですが、私は彼女の顔がアップになるたび、目を
伏せたくなりました。
絶世の美女、山本富士子さんを見物するつもりで来たのに、その対極の
造形物を見せつけられた具合。
それにしても、ハリウッドの典型的娯楽映画でした。
いつの頃からだったか、ドイツ、フランス、イタリアの文芸色の濃い
映画がメジャー館から放逐され、洋画と言えばハリウッドオンリーに
なりました。
全体的な質の低下です。お金の論理が席巻する世界になりました。
テレビで言えば、視聴率第一主義です。
それを嘆いていても始まらないので、いい映画を観たければせいぜい
早朝の名作映画祭や単館上映館に足をまめに運ぶしかありません。
ハリウッドの様変わりに比例するように、役者たちが政治発言をするように
なりました。
メリル・ストリープは有能な女優ですが、アカデミー賞という映画の
お祭りの場でアンチ・トランプ発言など、賢明なこととも思えません。
政治信条は自由ですが、場というものがあります。
映画の場を政治に利用する者は、いずれ自らも利用されます。
近年のハリウッドは、中国資本が乗り込み、またマーケットとしても
中国は巨大なので、ハリウッドは今後中共の影響を多大に
受けることになります。
映画は、使いようによっては壮大な洗脳媒体たり得ます。
アンジェリーナ・ジョリ監督のUNBROKENのごとき
反日映画がまた現れたり、作品中さりげなく日本貶めが
仕掛けられるかもしれません。
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