承前
ゴン太さんへ、
>憲法9条を守りたい派の人たちに賛同されているわけでは決してないと思います。
賛同されています。
皇室問題に関しては「思う」というレベルではなく、ごく冷静な事実の検証が求められます。
「生前退位」に賛成の国民、90%を私は顔と名前をさらして敵に回すわけですから、並大抵の覚悟での発信ではありません。リアルな危険も伴います。私とて皇室は尊崇の対象ですから、言葉を発するまで時間を多大にかけ慎重に調べ上げ検証、その上で腹をくくって言葉を細心に選びながらの文章です。
それでも、すべてを語っているわけではありません。一部を、遠慮がちにつぶやいているに過ぎません。一時は情報番組のコメンテーターを務めていた井沢満が井沢満の責任として覚悟して発信したら、世の中がひっくり返るような事柄に関しては、口をつぐんでいます。いや、ネットのみ騒ぎとなり、しかしマスコミはおそらく見なかったふり、聞こえないふりでシーンとしているでしょう。そして、わたくしにひっそり危害が及ぶかもしれません。
とはいえ、国の上層部も上澄みのほうではすべてを掴んでいると思われますが、その人達もまた漏らすことはないでしょう。
基本で私を含め皆さん「皇室は損ないたくない」のです。日本にとって大事なご存在なのですから。問題の「肝」には一切触れず、口を閉ざしています。わたくしもそこを明かすことは絶対にしません。たとえ匿名でも話しません。
ただ時代が移ろい、状況が変化し私がまだ存命であればその時語るかもしれないし、わたくし以前に地位のある確かな人が、実は・・・・と真相を明らかに国民の前に差し出すかもしれません。
それは、さておくとして・・・・天皇陛下が「平和憲法」護持を訴えられ、また「当時の知日派米国人に感謝」とまで言われているからには、それは当然九条堅持を主張なさっているのと同義です。そこはお解り頂けることと存じます。
■天皇陛下お誕生日に際し(平成25年) 宮内庁HP
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h25e.html
80年の道のりを振り返って,特に印象に残っている出来事という質問ですが,やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時には中国との戦争が始まっており,その翌年の12月8日から,中国のほかに新たに米国,英国,オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が,若くして命を失ったことを思うと,本当に痛ましい限りです。
戦後,連合国軍の占領下にあった日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,様々な改革を行って,今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し,かつ,改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し,深い感謝の気持ちを抱いています。また,当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。
ーーー天皇陛下のお言葉、抜粋はここまでーーー
さて、青字の部分です。若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限り・・・・、とこの発言が民間人なら、無問題です。
しかしながら、陛下は「天皇陛下バンザイ」と叫んで晴れやかに散華して行った若者たちが仰ぎ見ていた、昭和天皇のご長男でいらっしゃり今上陛下です。
「痛ましい」と仰ったきり、後の言葉がなければ若者たちの死があたかも、(あなたが、おっしゃった)犬死に扱いになってしまいます。彼らが天皇と日本、そして親や妹、故郷を守ろうとして捧げてくださった命の累積の上に、現代日本の繁栄と(見せかけで底浅くはありますが)平和が保たれています。
それを「痛ましい」とだけで突き放されたら、英霊はそしてご遺族は立つ瀬がございません。皇后陛下の「A級戦犯」ご発言を、放置なさってもいらっしゃいます。
「A級戦犯」発言の出典については、コメント欄に記されているので省きますが、これも宮内庁のHPで確認が出来ます。
動機がいかなるものであれ、戦勝国側の違法性の高い裁判で用いられた「戦犯」という言葉を、皇后陛下のお立場で発せられてはならぬことはご同意頂けるものと存じます。それに国内では戦犯はもはや、存在してはいません。
皇后陛下がなにゆえ、GHQの偏った判断に身を寄せられるのかお考えなさいますよう。
陛下が連合軍の本来は国際法違反であった憲法押し付けや、皇統を維持するために不可欠であった宮家を解体したことまで含めて、肯定なさってしまっている現実は、お誕生日談話でもこれほど明確なのに、多くの愛国保守の人々がそこは見ないふりなのです。
今上陛下の「当時の知日派の米国人の協力を忘れてはならない」とのお言葉は、敗戦後米国により蹂躙され尽くした日本を思う時、果たして妥当でしょうか?
陛下のお言葉に呼応するかのように、皇后陛下は元GHQメンバーであったベアテ・ゴードン女史逝去の折、わざわざ哀惜のメッセージをお出しになっていらっしゃいます。ゴードン女史の孫を皇居に招かれるほどの身の入れようです。
■皇后陛下 お誕生日会見のお言葉 宮内庁HP
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h25sk.html
「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治22年)に先立ち,地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,204条が書かれており,地方自治権等についても記されています」
「日本における女性の人権の尊重を新憲法に反映させたベアテ・ゴードンさん」
ーーーー抜粋ここまでーーーー
現憲法に近似値の私擬憲法である「五日市憲法」に関して述べながら、皇后陛下はGHQ憲法ともいうべき、現在のいわゆる平和憲法護持のお立場をマイルドに示唆なさっています。
そしてゴードン女史を讃えることで、GHQの不当な憲法干渉を認める、どころか称揚していらっしゃいます。
GHQ作成の現憲法を護るという姿勢表明はすなわち九条の堅持主張である、という論理はお解りだと思います。
ゴン太さんは、GHQがいかなるものであったか、ご存知ですね。
日本解体と弱体化のために、ありとあらゆる施策を施していったのが
戦勝国アメリカであり、彼らの弱体化政策は日本人の精神にも
及び、また皇室も例外ではなかった、というより日本人の背骨の
最も根幹をなす皇室解体と弱体化こそが彼らの最大の目的でした。
そして、そのGHQとアメリカ産小麦粉利権を媒に密着していたのが
皇后陛下のご実家である正田家です。このことは、群馬の正田醤油の
美術館の展示物からだけでも、容易に検証、説明出来ます。
関心があれば、正田醤油関連の資料をあたってみてください。
皇后陛下の祖父に当たる方が、どれほど熱心にアメリカの小麦粉を
日本に広めるべく努めていらしたか、またGHQからわざわざなぜ群馬の正田家を役職付きのメンバーが訪れたか。
そして正田美智子さん入内に当たって動いたのは、神道から見れば異教徒であるキリスト者ばかり。とりわけ、動いたのがジョセフ・フロジャックという仏人神父です。
美智子さん入内の胡乱さ・・・・日本よりアメリカで先に婚約が報道された・・・・は、当時の国会で厳しく追求されて国会記録として現在でも閲覧可能です。
アメリカでの報道先行は、GHQ関与なら不思議でもありません。
また、報道を先行させ婚約を事実化し定着させようというやり口は、最近の眞子さまご婚約騒動を連想させます。
追求者の議員のお一人は、私がそれと知らず後年お会いしていた平井義一相撲協会元理事です(ご逝去されています)。皇室問題と自分との関係を思う時、平井氏とわたくしとのご縁を卒爾とも思えないのです。
平井氏が国会という公の場で厳しく皇太子殿下(今上陛下)と正田美智子さんを追求批判している内容は、議事録として現在も閲覧可能です。
今にして思えば。、民間初のお妃としての熱狂には人工的に盛り上げられたある、意図を感じます。国民はその影の胡乱さを知らされぬまま、「雰囲気」に酔ったのは、小和田雅子さん入内の時と同様で、その陰に潜む著しい問題点は、華々しい脚光により、無造作に押しのけられてしまいました。
国民がいかに、マスコミとある勢力によるコントロールに従順に従って来たか、今覚めた目で思うと、暗澹と致します。
昭和天皇を間近に拝見、後年正田富美さんと至近に遭遇、秋篠宮殿下ご夫妻から賜ったご会釈、わたくしの親友が皇族と関わり深く学習院理事だったこと、娘さんが佳子さまのご学友であること、それからある御方との関わり・・・・などなどにもご縁を感じます。
わたくしが綴るすべて客観的に資料が提示できることばかりです。わたくしの立場で、客観的論拠を示すことのできないことは書けません。想像の範疇内でしかないことは、明確にそのように記します。
皇后陛下の、九条の会の皆さんとの密接なお付き合いも、事実として逐一述べることが出来ます。皇后陛下が、わざわざご静養先の御用邸から駆けつけるまでの相手が九条の会メンバーだったのですが、いちいち九条の会メンバーと報道が書かないだけであり、知識がなければ単なる複数のお出かけとしか見えません。
皇后陛下の動きを追って、訪れたお相手を見ると九条の会か、カトリック教徒そして左翼であることが多いのですよ。そして天皇陛下もそれをご容認です。
それを説明し、時系列で並べたりするだけでも多くの文字を書きつらね、画像をアップせねばなりません。機会があれば、皇后陛下と九条の会の人達との深い関わりの一端をお示ししてもよろしゅございますが。
わたくしとて「いちいち、あげつらう」ことを喜んでいるわけではないのです。身に及ぶ危険を覚悟しての苦渋の発信です。皇室と日本を大事に思うがゆえの。
次はゴン太郎さんが両陛下のお心の現れとして、引用なさっている御製や皇后陛下のお歌について、述べます。
ーーーー3に続くーーーー
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