昨夕はドラマのプロデューサーとカフェでお会いして、もろもろ
お話し合いをしていたのですが、その中で登場人物の一人の
職業設定をどうしよう・・・・という件で、そぐわしい職業が思い浮かばず、
膠着してしまいました。
人物の職業設定は、時に作品の内容にまで関わり・・・・
「わが家」がそうです。向井理くん演じた主人公に
家族レンタル業という職業を設定しなければ
あの物語はありませんでした。
ふさわしいロケ地を探すため、電車に乗っているとき読んだ
週刊誌で、家族レンタル業の存在は知ったのでした。
「秋葉原でも歩いてみませんか」
とプロデューサー氏に提案され、同意。2人で話し合いながら秋葉原の街を
歩きまわったのです。「母。わが子へ」でロケ地に使ったところなので、
お互いに多少の土地鑑はあります。
「母。わが子へ」では、人物の一人を地下アイドルの仕切り屋に設定したので、
秋葉原が取材地及びロケ地になり、母役の八千草薫さんにもその界隈を歩いて
頂いたのでした。
ドンキホーテを目印に、AKB劇場まで歩く頃には人物の職業設定が
浮かんでいました。それは秋葉原と何の関係もない職業なのですが、
それでもカフェで座ったきり、ああでもないこうでもないと考えを
めぐらしているより、最も活気のある街の1つから受ける刺戟の
中で発想したのがよかったのでしょう。
座して考えあぐねたら、歩くべし。
スマホに設置の万歩計を見たら、一万歩を軽く越していて
一石二鳥の散歩なんでした。
ただプロデューサー氏と感想が一致したのが、秋葉原からかつての
活気が失せた・・・です。たまたまその夜のことであったのか、中国人の
爆買いが失せたせいか要因は解りません。
皆様、良い1日をお過ごしください。
誤変換他、後ほど訂正致します。