「日本会議と日本会議国会議員懇談会」に参加のため、東京プリンスホテルに
行った話は昨日、書いた。
このホテルに行くたび思い出すのは玉三郎さんのことである。
玉三郎さんから映画脚本のオファーを受けたのだが、あいにく
私は忙しく時間的に無理。とプロデューサー氏にお伝えしたら
「自分では恐れ多くて断れない。秘書の方を寄越してください」
と言われ、それなら自分で出向くのが礼儀にも叶うだろうと
多忙を極める時間の合間を縫ってタクシーに飛び乗り、
「芝の東京プリンス」と告げ、うとうとして目が覚めたら
あたりの様子が違う。
運転手さん、なんと「プリンス自動車」に横付け。普通、「芝の」東京プリンスと言えば
プリンスホテルではあるまいか、と思うのだが地方出の運転手さんは
地理がおぼつかない人もいらっしゃる。
仕事をお断りに行き、しかも遅刻ではさまにならないと冷や汗をかいたが
間に合った。
しばらく玉三郎さんとお話しながら、お断りをいう機をうかがっていたのだが、
「あなたは書ける人。しばらく話せば解ります」
とおっしゃってくださり、私は絶句。
お断りしそびれて、そのまま帰宅。後でプロデューサー氏は大変だったろうと、
いまだに申し訳なく思う。
日本会議国会議員懇談会では衛藤晟一・内閣総理大臣補佐官がそばにいらしたので、ご相談したいこともあり
話しかけようとしたのだが、こういう席だし私的な話は止めておこう・・・・と
遠慮したのだった。しかし昨日某所で衛藤さんに会った方から、衛藤さんが「井沢満さんによろしく」と
おっしゃっていたと伝言あり、それならやはりお話しておくのだった、と思った、とそれだけの
話なのだけれど。
東京プリンスホテルは確か、高嶋政宏くんの結婚披露宴もあったように記憶している。
生憎私は海外で、出られなかった。
東京プリンスにまつわる3題話でした。
誤変換他、後ほど。