色々なオイルを試している話は書いたが、このところ実感的に思うのは、
日本人には日本由来の油が体質に合うのではないかということである。
オリーブオイルなど昔から使っていて、決して悪くはないのだが、
実は今ひとつピンとこないので、精油を垂らしてブレンドしてみたりなどしている。
精油はローズ、ローズマリー、ペパーミント、スイートオレンジ、レモンであり、これは精油ブレンドの作成レシピにある。しかしそろそろ、西洋種は卒業して和に統一しようかなあと思い始めている。
日本の土に根ざした植物のオイルが、日本の土質から出来たものを食してきた体には合うのではないか‥‥・・という結論なのだが、
専門家ではない者の言うことである。
肌をさらして踊る日劇ミュージックホールのダンサーたちの美容法として、
お臍にオリーブオイルを垂らす、という方法を紹介したが、これは
演出家の丸尾長顕氏伝授だが、私は実のところ和のオイルのほうが
日本人には良いのではないか、と思い始めている。
最近麻の実オイルを試し始めて、これは確実にいい。食と皮膚双方にである。
(体質の差による差異はご容赦。万人に良いとは限らないかもしれないので。
私という個人の“実験”結果へのレポートである)
まず、グリーンのボトルを手に取ったとたん、曖昧な言い方だが、
波動ないしはある種のエネルギーの高さを感じた。
オイル自体もエメラルドグリーンである。
口に含むと味はまあまあ。皮膚に試したが、蕁麻疹体質なのが、
短事実で快癒した。これはあるいはアトピーなどにもいいのかもしれない。
肌に伸ばして塗るだけである。特有の匂いがあるが、
草いきれのイメージでさして気にはならず、短時間で消失する。
匂いに敏感な人はどうだか解らない。
オイルに岩塩や塩を入れて、パンにつける事もできる。
フォッカッチャにオリーブオイルをつけるあのやり方である。
マヨネーズも出来るというが、簡単だろう。本当は
マヨネーズぐらいそのつど自宅で作れば良い。あっという間に
新鮮なのが出来上がる。
オイルに塩他を入れて、ドレッシングにもなる。
食用と肌に用いるのと同じ、というのは抵抗感があるかもしれないが、
食べられるものが安全なのである。皮膚に塗るというのは、
体内に取り込むということなのだから。
効能が後先になったが、一般に言われているのは次の通り。
但し、医学上証明されているかどうかは知らない。
私は直感的にいいと思うのと、自らの皮膚にてきめんよかったので
書いている。
ネットで拾った効能書きは次の通りである。
*血圧下げ
*心臓病予防
*ガンのリスクを減らす
*ダイエット効果
*アレルギー性疾患
*動脈硬化の予防
*心臓血管疾患の予防
*神経性の難病の予防
アレルギー性疾患に関しては、私は自分の体験上、良いと思う。
リノール酸とαリノレン酸の割合が、WHO(世界保健機構)や厚生労働省が推奨する、理想的な割合、3:1であるというのも読んだ。
小さじに一杯程度飲めばいいとされているが、私は飲むほうは半杯程度。
主に蕁麻疹体質の改良の目的で、皮膚に用いている。あるいは、私の
体質改善は飲むのと、塗るの相乗効果なのか? 実のところ、数日間で
改善した。もっとも、たまたま自然治癒の時期に重なったかもしれぬので、
もうちょっと観察が必要だろう。
私は大変良好だと感じる麻の実油だが、和製が禁じられていて
輸入に頼っているとも聞く。事実かどうか確かめてはいないのだが、
大麻との関連なのであろうか。
敗戦後、GHQが日本の麻文化を抹殺したのは事実。
次はそれについて述べてみたい。麻抹殺は日本の弱体化にもつながることである。GHQは実に様々なことを、仕掛けていった。GHQの日本弱体化政策は、さまざまな形で今も命脈が途切れているわけではない。