昨夜は、甥っ子の一家・・・甥とその嫁と、その娘、生まれてまだ半年の長男と会食でした。
赤ん坊を時々寝かせるため、畳の個室を取ったのですが全然眠らず、元気でした。
いつも機嫌のいい子で、泣きません。なんだかにこにこしています。
姉からうつされたという風邪の咳を少し残していましたが。
三田佳子さんにこういう話をすると、「なんだか、ほっとするわ」とおっしゃるのですが、よほど私に生活臭がないのでしょう。同じようなことを、他の人にも言われたことがあります。
「君の名前で僕を呼んで」は、英語バージョンで2度見たものの、まだ隔靴掻痒のところがあり、原作でチェックしてみたり、情報収集してみたりしているのですが、若い研究者役のアーミー・ハマーに感心して略歴を読んでいたら、「白雪姫と鏡の女王 Mirror Mirror」の王子役で出演していたとのこと。
え・・・とチェックしてみたら、確かに出ています。
しかし、全く記憶に残っていなかったのです。
顔は当然のことながら同じなのですが・・・・芯のないファンタジーなので、役の性根がなく、心に食い入る芝居のしどころもなかったせいでしょう。
といっても「白雪姫と鏡の女王」はそのジャンルの作品では上出来の方で、面白かったしアーミー・ハマーも与えられた役どころは、完璧に演じてはいます。
ただ・・・・人間を深く描くたぐいの映画ではないので、演技もある種の上滑りで巧みに動くパペットを見ている按配で・・・(やりようがないのです)。
私は役者をビジュアルのみで楽しめるではないので・・・・そういえば、きれいな男だったなあ、という極めて希薄な印象で顔立ちすら忘れていたのでした。
美貌は見ていて楽しいけれど、それだけではどうにも。
「君の名前で」のアーミー・ハマーは深く心にとどまり、ずっと忘れないでしょう。
ローマ情報はもう食傷気味かもしれませんが、半分は自分の記録のためなので、ご寛恕を。
Le parole di Mann Izawa al Teatro Sistina di Roma
カーテンコールの後、舞台に上げられて挨拶させられた時の動画を、イタリアのファンの方がアップしてくださっていたので・・・・。
夜8時まで明るいイタリアの劇場の開演は遅く、役者さんたちの熱演のせいかかなり時間が押していて、楽屋を訪れ外に出た時はもう午前0時を回っていたのです。
プロデューサーのClaudio氏が、私のスピーチが長いのを気にしていたのを動画で初めて知りました。(というほど、実際は長くもなかったのだけれど、劇場を契約時間外まで使っているとと余計な出費なのかしら?)
英語でのスピーチを覚悟していたのですが、あちらで通訳さんを用意してくださってました。
「私は古いタイプの日本人で、人前で感情表現をするのが得意ではありません」というくだりの、「古いタイプの日本人」がカットされていますが・・・・
まあなんだか、とにかく英語でなくてよかった。最後はGrazieもちゃんと言ったのですが、そこもカットされてます。
出演の子供たち、大丈夫なのかと心配したのですが、零時近くまで。
客席にもいました。またセクシュアルなシーンもあるのに、とはらはらしたのですが
イタリアの親御さんたちは、気にもとめてないようでした。
誤変換他、後ほど。