ビルの谷間の小公園で今日も、裸足でカフェオレを
飲んでいたら、顔見知りのコンビニの人が今日も
小休憩にやって来て、
「暑さは脳の怒りの部分と相当するらしいのですが、つまり
人々の暑さへの脳の動きは怒りであり、これに対して
寒さは不安なんですって」
一理あるなあ、と私は思ったのでした。
夏の暑さは、憤懣を述べ立てていればそのうち秋、冬に
なりますが、冬をしのぐには衣服、家、暖房が
必要で、それらを得られるか、いつ失うかという
不安感がつきまといます。
また冬は、植物が実りません。海も川も凍り
魚も獲りづらいのです。
南国の人たちが楽天的なのは、裸でそこらにたわわに実る
果物をもいでいれば最小限生きていける、という安楽さがある
からかもしれません。その場が良ければ、楽しければいいという
気分にもなるでしょう。
やがて来る冬にどう備えようという心配事から開放されて
いるのだから。
しかし、その南国ののんきさゆえに西欧諸国から植民地に
されて来た歴史があり、大戦前のアジアの独立国は
日本とタイだけでした。
タイは、イギリス(インド)とフランス(ヴェトナム)との間の
緩衝地帯として、白人社会が手付かずにしていただけで、と
なれば戦争前の独立国といえば日本だけです。欧米列強の植民地化の魔の手から、
よくも無事に生き延びてきたものです。
ただ、敗戦後日本は結局、米国の支配をいまだ受け続けています。が、かつて
白人たちに動物として使役されていた他のアジア諸国とは格が違います。
自ら深傷を負いながら、アジア諸国を白人たちから開放させた国なのだから。
韓国に対しては、長く中国の属国として奴隷扱いされていた李氏朝鮮、
そこら人々を開放し、自国から持ち出しで近代国家の礎を作ってあげたのも、
日本です。
戦争も好んで始めたわけではなく、アメリカ側の策謀により追い詰められた挙げ句です。
先の戦争で、日本を悪し様に言うのは中国と韓国だけです。
他は感謝さえ表し、インドなどは日本を尊敬しています。
誤変換他、後ほど。