麻生太郎副総理兼財務相が５日、盛岡市内における「安倍晋三自民党総裁を応援する会」で、
「Ｇ７の国の中で、我々は唯一の有色人種であり、アジア人で出ているのは日本だけ」
と述べたそうで、この方の不用意発言には毎度ため息が漏れる。
発言自体の中身が必ずしも間違っているわけでもないし、安倍総理応援の文脈で述べられたことは知っている。しかしその発言だけが切り取られ、非難を浴びることは容易に
予想出来るだろうことは、杉田水脈議員の発言と同類であろう。
内容の是非はさておくとしても、政治家としては無防備・浅慮であろう。
応援しているはずの安倍総理に対しても、大局的にはプラスにはならぬ。
そしてある種の保守層の麻生氏のこの発言擁護も、杉田氏へのそれと同じく。
味方ならとにかくどんな発言であろうが、過剰な忖度までして
持ち上げる。子供の言い合いレベルである。
支持者も非は非として潔くありたい。それが結局、支持議員や政党を盤石に
育てることでもある。牽強付会の擁護は、相手の質を落とす。
誤変換他、後ほど。