昨日、今日と爽やかな日が続いている東京です。
さして記すこともないのですが、更新が
絶えると心配してくださる方がいらっしゃるので
何となく。
天気のいいのに浮かれて昨日は歩いて映画館に
行ったのですが、残念な映画でした。
このところ、ネットの専門サイトで昔の名画ばかり
観ることが続いたので、たまには映画館で
新作をと思ったのですが、当たり外れを厭うなら
昔の映画を観ているほうがよいようです。
このところ映画館で観る映画が立て続けに
数本、外れだったこともあり。名作群に
馴染んだ後だと、よけいその不出来を感じるのかもしれません。
話題は変わりますが・・・・
「母を憎むあなたへ」というタイトルで、4回ほど
こちらに書いたのですが、忘れかけていた
拙文に対して、久々にコメントを書いてくださった方がいらして、
時々同タイトルの文章を上げておくと少しは
お役に立てるかと思ったところです。
世の中には驚くほど、母親への感情に苦しみ
続けている人たちが多いのです。
その苦しみを話しても世間の反応は「親をそういうふうに
思うなんて」というもので、余計傷つけられます。
私はその思いを読むことしか出来ませんが、いつでもどうぞ。
私は親を憎む自分をまず許すように、と言っています。
憎むに至るまでは、人には解らないことがあります。
解らない人たちに話しても、セカンドレイプを受けるだけです。
こちらのコメント欄に、長文でいいので書いてください。
少なくとも私は、解ります。
憎むに足る親はいます。大人になったのだから、その憎しみは
手放しなさい、というごときことを言う人がいますが、
親に対する憎しみはそんな根っこの浅いものではありません。
おおむね、一生抱えて行く重い十字架です。
どういうものか、父親へのそれより母親への感情が上回ります。
自らを産んだ存在から受ける拒絶感は、全世界からの
拒絶だからでしょう。
親を憎むしかない子は80歳になっても、自己否定感に
悩まされます。母親に愛されなかった「子」はいつまで
たっても、この世界から愛されない「子」なのです。