神代文字について書こうと思いつつ、時間も足りず学びも
いまだ満ちず今日に到っている。
神代文字について私が関心があるのは、これほど
多彩の言語を持った日本が、書き文字については
中国からの輸入に頼ったということに疑問を感じること。
また縄文時代の意想外の文明の高さを知るにつけ、
日本が独自の書き文字を持っていなかったことが、
むしろ不自然に感じるからだ。
この分野は分け入るほどに諸説が入り乱れ、真実に
たどり着くのは難しいのだが。
その神代文字がハングルの物真似だという
韓国の説に接して驚いた。あらゆるものを
起源にしたがる国なので、そのことじたいに
今更驚きはないにせよ、ハングルの神聖化は
ちょっと違うだろう。
パクるも何も、貴族が寡占していたハングルを一般庶民に開放したのは
日韓併合時の日本である。
神代文字の真偽については、むろん正否いずれの
意見もあり、学会としての見識は「トンデモ説」のほうに
傾いているやに見えるが、これについては
日本各地に残る岩に刻まれたヒェログラフについて
研究せざるを得ないが、私は未だやってはいない。
話は転じるが、韓国のアイドルグループの
原爆シャツが話題になっていて、これは問答無用に
やってはいけないことだ。韓国人の歴史観云々という
以前に、人間性の次元に帰する。数万人に及ぶ犠牲者の
中には韓国の方々も大勢いらっしゃる。
しかし、私はこのたびの騒ぎはむしろ、（語弊があるにせよ）よかったと
思っている。日韓問題に、意識の水域が低く、
無関心に近い人達が、徴用工（朝鮮の労働者）問題に
引き続き、さすがに韓国の反日の理不尽さに
気がつき始めているだろうからである。
韓国側の、というよりアイドルグループのファンたちの反応は
「光復節」を祝ったシャツを着て何が悪い、ということであるが、
万年中国の属国であった朝鮮を独立させたのは日本の、
遡れば日清戦争のおかげであり、朝鮮の人々が闘い取った
独立ではなく、日韓併合がなくても朝鮮半島は
他国に呑み込まれていたのであり、それは
日本による統治より結果は遥かにワースであったろう。
韓国の近代国家の礎は、日本の技術供与とインフラ提供、
金銭による。彼らが「漢江の奇跡」として胸を張る
急速な近代国家形成は、日本に依ったものでしかない。
「光復節」も自ら闘い取った独立ではなく、日本の敗戦により
棚ぼたで手に入れたものであり、歴史を直視するなら
祝うべき筋合いにはなく、むしろそれまで他国に
従属してきた歴史を自省するべきであろう。
歴史を忘れた国に未来はない、というのが彼らの
日本批判の定番だが、未来があるのは日本か韓国か、
現在の状況を見れば解かるものを。
このままでは韓国は「詰む」。朝鮮民主主義人民共和国 の広報官のごとき
文在寅大統領に率いられた大韓民国に未来があるのだろうか。
興味のない分野なので、学ばずに来たが日本が
その気になれば韓国の代表的企業が立ち行かなくなる、というのは
日本からのフッ化水素輸出のことであったろうか。
これが最近輸出停止され、サムスン電子やSKハイニックスなど
韓国の半導体製造企業はチリチリしているようだが、
しかし、これが日本からの経済制裁ではなく、他の理由である
ともされ、韓国が北朝鮮にそれを輸出していることから、もっと国際的
要請からによる、という説もある。
今しばらく学んで誤解と齟齬があれば、後ほど付記したいと思う。
朝鮮通信使に必ずまつわる「先進国であった朝鮮が、後進国日本に
文化を授けてやった」という言い分だが、これは無理である。
平安から鎌倉、室町、江戸・・・・と朝鮮の技術や文化が
日本を上回ったことは絶えて、ない。それは李氏朝鮮時代の
悲惨な様は、韓国を訪れた外国人たちがイザベラ・バードはじめ書き残していて、
同時代の日本に対する評価は高い。
例証を上げるのは簡単だが煩瑣に渡るので、一例に留めるがたとえば、
日本には、すでに794年に始まる平安時代に漆塗りの
豪華な牛車があったが、韓国の貴族（リャンパン）を乗せる粗末な
一輪車が登場したのは、やっと1932年に始まる李氏朝鮮時代の
ことである。要するに車輪を作る技術がなかったのだ。
残っている写真を見ると、その一輪さえいびつである。
水車も作れずにいた。
こんなこと、本来自慢たらしく言い立て他国を貶めるごときことは
言わずもがなだが、韓国の日本貶めが度が過ぎる。
ことにも、私の関心領域である言葉についての捏造は
看過しかねる。
と書きつつ、毎度困惑するのだがいかに事実を淡々と述べようと、
それが「嫌韓」と捉えられることである。
そうではない、日本への濡れ衣を晴らしたいこと、歴史は
まっすぐ事実のみを拾い上げ、その上にしか正しい史観は
生まれないからである。
嫌韓ではない。韓国による捏造による日本侮辱の
歴史が看過出来ないだけである。