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Channel: 井沢満ブログ
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反日テレビ芸者

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「TVタックル」という番組を見ていたら、田嶋陽子氏が出ていて、
即チャンネルを変えた。 この方の十年一日のフェミニズムを基調の論調には
辟易としているし、 その論調も知悉、改めて聴くほどのこともない。

しかし、同番組を見た友人の話によると「ないこと、ないこと」述べ立てての
日本毀損論だったそうで、そのことも相変わらずで驚きはしないが、
出演者の誰一人田嶋氏の不勉強と無知から来る妄言、虚言に異議を唱えなかったという。

例えば、「ドイツはとことん戦争処理したけど、日本は逃げている」
ドイツは戦争処理などしていない。ドイツが反省と陳謝の意を
示したのはナチスドイツに対してであって、対戦国への謝罪も賠償も
ない。それを行ったのは日本である。要らざる謝罪と反省まで
複数回やって来ている。ドイツはどの国とも講和条約を結んではいない。
日本は、1952年の「サンフランシスコ講和条約」などで周辺諸国と
戦後の講和を締結、賠償などの戦後処理は完了している。
その上、強制連行された性奴隷こと、いもしなかった強制の慰安婦に
対して河野談話など要らざるものを発表、不要の謝罪までして
払う筋のお金までこれまで支払って来た。
つい最近、4月7日ドイツはポーランドから戦後賠償として
約100兆円を請求されたではないか。こういうオンタイムで
行われていることを、韓国も田嶋氏も見ない、聞かない。
ドイツを引き合いに日本を罵るのは韓国の常套手段であるが、
田嶋氏は一体、どの国の国民なのか。


田嶋氏は、これも韓国の日本貶めの定番「植民地化」についても
とうとうと述べたそうだが、植民地というのは言葉の定義として
正確ではない。
あちらからの要請もあり、それを受けて大韓帝国と日韓併合条約を
締結しての合法的併合であった。
自国から持ち出して現地のインフラを整え、病院や学校建設の植民地など、
世界に類例はない。同じ統治を行った台湾からはほぼ感謝の
声しか聞こえては来ない。
パラオが親日国である理由は、劣悪だだったスペイン、ドイツの植民地時代
を経験、日本が来て急速に開けた史実を率直に受け止めているからだ。
韓国も長年に及ぶ中国への隷属国であり、また李氏朝鮮下の
極貧と身分差別と因習から開放され、近代国家の礎を築いたのは
ひとえに併合のおかげである。

「名前まで奪われて」とこれもおなじみ「創氏改名」のことであるが、
これは現地の人々の自由意志であり、朝鮮の人々が中国や満州で
差別されていたこと、またパスポート取得の際など日本名が欲しいという
要望があってのことだ。これが田嶋氏の脳内では
「植民地化はレイプと同じこと」と変換される。
余りにも幼稚に過ぎないか。


創始改名については朝鮮総督(日本人である)からわざわざ
「強制にならぬように」と訓令が三度も出されていて、
そして韓国民の全てが改名したわけではない。
これでも答えとして不十分なら、洪思翊(ホンサイク)という
人物が日本帝国陸軍の中将として、朝鮮名のまま
日本人の兵隊たちを率いていたという史実をどう説明する?
朝鮮の王公族として皇族と同等の優遇を受けた李垠中将も、
姓名など剥奪されてはいず、当時の論功行賞の文書にも
朝鮮人兵士の名が、朝鮮名のまま列記されている。
改名した人も戸籍簿には朝鮮姓が残されていた。

こんな基本的なことすら心得ず、テレビでとくとくと嘘を広める
痴れ者がいる。ましてその嘘をたしなめる者がその場にいないという、
情けなさ。

田嶋氏は日本の「未開さ」については夫婦別姓であることも
理由に挙げたらしいが、これがどう国の成熟度に関係するのか。
男が女の姓を名乗る例だってあるではないか。
職業上の必要があれば、職場では旧姓を名乗ることも許容されている。

テレビのショーとして、保守論のカウンターとしての
電波芸者が必要なのは解かるが、あまりにレベルが低くないか。
闘わせる鶏がこうも貧弱では、闘鶏にもなりはしない。

 


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