Quantcast
Channel: 井沢満ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

細菌兵器研究の権威、緊急来日の意味を考えたい

$
0
0

杜祖健氏は人工ウィルス研究の専門家として松本サリン事件解明のきっかけを作った人だ。旭日中綬章を受けていらっしゃる。

中国側は当然人工的ウィルス説に対して「荒唐無稽で無知」と切り捨てるが、人工ウィルス説は台湾出身の杜祖健氏のみではない。
アメリカの専門家も「分子にある4つの相違は自然に起きるものではない」としている。

以下概ねネット内既報からの引き写しだが、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000002-ykf-soci

「旧ソ連のケースは、『空調のパイプがつまったために、外に意図しない形で漏れた』とされている。武漢では、焼却処分されるはずの実験動物を裏で転売して漏れたということもあり得る。また、1つの説として、『SARSのウイルスに手を加えたのではないか』という論文も出た。『(新型コロナウイルスは)SARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり、自然に起きる違いではない』と報告されており、人工的に改良された可能性がある」

 杜祖健氏は、中国軍機関紙「解放軍報」は1月31日、人民解放軍が陸軍の生物兵器専門家を武漢に派遣したことを報じたことを受け、「台湾側(の専門家)は『感染症を抑えるためなら医学の専門家を送るべきなのに、(中国は)生物兵器の専門家を送っているので、研究室と関係しているのではないか』と指摘している。



 



 杜祖健氏は、日本人にこう警告する。「どんな生物兵器が、どの国で作られているかという情報を知ることが大事になる。米国も情報を重要視している。日本人は外から見ていて、国防意識が薄すぎる。『国が危ない』ことをあまり知らないのは、メディアが真実を報道しないためだ。防衛面を頼っている米国との関係は重要だが、(国民と国家を守るためには)憲法改正は必要だと思う」

 陰謀論として一蹴するのは簡単だが、日本領有時代の台湾で教育を受け、流暢な日本語を話す 親日国台湾出身の専門家の警告にとりあえず耳を傾けたい。

 有事の際の難民押し寄せの際、得体のしれない新型ウィルスまで持ち込まれる可能性を考えると、杜祖健氏が言う「有事に備えた隔離病院船」は熟考に値するのではなかろうか。

 更に、私達日本人は、中国マネーに抱き込まれたWHOの呼びかけには応じず、一連のことの責任の所在を明らかにするために「武漢ウィルス」と永代に渡って呼びならわしたい。日本人に過剰な責任論が負わされかねない現状を見るにつけても。

 それにしても、東京マラソン沿道に7万2000人が押し寄せ、宝塚劇場という密閉空間に千人単位で集まる日本人が杜祖健氏の目にはどう映じているだろう。もし「防衛と危機管理意識が異様なまでに低い日本人」と言われても返す言葉なく、うなだれるのみである。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

Trending Articles