中国共産党機関紙が、欧米諸国のコロナ感染症への対応が甘く、感染拡大を許したとして「反省せよ」と社説を掲載、世界の批判対象を欧米にすり替えることに躍起である。「中国科学院武漢ウイルス研究所」の存在を知られ、焦慮してもいるのだろう。
自らの非を相手に負わせ、加害者でありながら被害者の位置に身を置く詭弁は韓国に酷似している。
武漢ウィルスの責任所在を他に転化しようとしているのがWHOのテドロス事務局長であることは先に述べた。「欧州では中国以外の世界の感染・死者数を合わせた数字を上回り、パンデミックの中心地となった」と、中国の言い分そのまま引き写しの主張で、時代劇に登場する悪役そのままのわかり易さで笑った。積まれた小判に転ぶゲスぶりも。
以前、大島理森氏(衆議院議長)にあるパーティ会場でお目にかかった時「私を悪代官役に使ってくださいよ」と売り込まれたことがある。無論ジョークだが、大島氏は悪役には適さない。風貌は一見こわもてでいらっしゃるが品がいいのだ。テドロス事務局長なら風貌も品格とは無縁、立派に悪役にキャスティング出来る。
中国の政府研究機関からウイルスが流出した可能性を指摘するレポートを発した中国の若い大学教授が失踪した。
いずれ「武漢ウイルス研究所」自体が「失火により」あるいは「火元不明」で消失してしまいそうな?
研究所が中国人民解放軍の細菌兵器開発に関わっているとの疑惑が囁かれている。