橋下市長と在特会の桜井氏のやりとりであるが、
橋下さんは桜井氏からの基本的質問「何がヘイトスピーチであるのか
具体的に示せ」という問いかけには答えるべきであった。
それがまず出発点なのに橋下さんが答えぬので、決裂。
当然の流れではあった。
それを受けたテレビのコメンテータたちの意見の一つで気になったのだが
「ヘイトスピーチは国連からも勧告を受けていて」
とあたかも国連韓国が一つの正義のものさしのような言い方をしていたこと。
肩書を知らぬのだが、まだ若い女性。某局午後4時ぐらいの報道番組である。
国連が別にフェアであるわけではない。もともと戦勝国連合であり
敗戦国である日本にはアンフェアに厳しく、それは「クマラスワミ報告書」の
理不尽さを見れば判る。韓国の潘基文氏が事務総長であり、
日本は米国に次ぐお金を出さされながら、お金は僅かにしか出さない
中国の反対で常任理事国入りもまだ、出来ないでいる始末。
国連にはいまだ「敵国条項」があり、敵国の中にはむろん日本が入っている。
こういう国連を引き合いに出して、ヘイトスピーチが何たるかを
規定するのは違う。
「国連が言うから」「国際世論が」と若い女性は語るのだが、
国連の基礎は反日にあることを知るべきであるし、国際とは
どこの国際か、ひっきょう中国と韓国、それに北朝鮮の
せいぜい3か国ではないだろうか。
かと思えば、もう一人の女性は橋下市長と桜井氏とのやりとりを
「こわい」と二度繰り返しあきれ果てた。
いったい、これがコメントか。小学生でも言える、こんな言葉を発するのがプロか。
橋下氏と桜井氏の問答も稚拙であったが、それを受けたコメンテーターたちは
それに輪かけて幼稚なのであった。