18歳の選挙権について「バカな選挙民を水増しするだけ」
という皮肉な意見もあり、「社会に出て納税してから」という
意見もある。
いずれも一理ないではないが、大人なら賢いかというと
そうでもなかろう。中学を出てすぐ働く人たちもいる。
私はふと選挙権は世間知を得た
60歳以上にせよ、と思ったのだが還暦過ぎても
アホはアホであろう。政権交代時や都知事選の折りの
選挙民の愚昧を思えば、ネットを使いこなし情報に恵まれた
若者のほうが、まだましかもとさえ思う。
ただ、憲法では「公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する」
となっているので、憲法との整合性を持たせるためには、18歳からを成年と
認め、少年法の適用は18歳未満にしなければならないだろう。
そう思っていたら、自民党も早速動き始めているようである。
いじめによる殺人など、少年法で保護することはない。
簡単に保護観察領域から出てくるのもよろしくない。
厳罰にすべし。
社会が悪いとかいう、腑抜けの思想は廃絶して欲しい。
社会が悪ければ、親が環境が悪ければ、全員若者は
非行に走るのか。凶悪犯罪に対しては問答無用の厳罰でよい。
それと少年の時極悪犯であった者が世の中に出て来て本を
出したりしているが、国籍ないしは出自はきちんと公表すべきだと思う。
犯人が「日本人」だと思い込まれている凶悪犯罪が余りにも多過ぎる。
日本の対外的名誉のためにも、公表すべきではなかろうか。