「みたま祭り」、私はまだ出かけてないが、いらした方に伺ったら
私が奉納させて頂いた灯ろうは、デヴィ夫人と青山さんに挟まれてあったそうだ。
今年から屋台がないそうで、理由はナンパの場になったこと、
近隣から「うるさい」と苦情が来たことなどだと、聞いた。
祭りから「ときめき」が消えた思い。
静かにおみたまに向き合うメリットはあろうが、それなら普段出来る。
祭りにはナンパがつきものだし、私は屋台があるからこそ、若者たちが
浴衣に下駄で訪れ、賑いの1つになり英霊も若い女性の
訪れは喜んでいると感じていたのだが。恋さえ知らぬまま
飛び立った若者たちも多いのだ。
しかし、ナンパがなぜ、いけないのだろう。その場で風紀を乱すような
ことをするわけでなし。
動機がナンパでも、靖国のあれこれに、少しでも若者が触れてくれるのは
いいことではないか。それをきっかけに、もっと大人になってから、
気づく子たちもいるだろうし。
騒音については、毎日延々と続くわけでもないし、時間限定、
公共のイベントに少々我慢するだけの忍耐はないのだろうか。
お神輿の掛け声にすら文句の来る時代。
そういえば風鈴の音をうるさがる人もいるそうな。
聞けば、蛙の声がうるさいと言われるので、水田を作ることさえ
はばかるのが最近だという。モンスターペアレントの登場といい、
権利意識だけ肥大した日本人が多くなっているようで、
殺伐たる思いを抱く。
数日間の祭りに暮らしを懸けた屋台の人々も気にかかる。
祭りの騒音を云々する人は、駅の過剰なアナウンスや店頭での
大音量の音楽などは気にならないのだろうか。
私は選挙カーの連呼こそやめて欲しい。あの声に誘われて
投じられる一票など薄っぺらい。もしあるとしたら、だが。
「お願いします、お願いします」と大音声で連呼され、一票を
入れる気になる人など、いるのだろうか?
それと騒音を云々するなら軍歌や歌謡曲を物すさまじい音量で
鳴らす街宣車。あれこそ取り締まって欲しいのだ。
愛国やら、日の丸を民衆に嫌悪させるように仕向けているかのような
あの、騒音車を。