惨憺たる結果に終わった世界遺産登録について、加藤康子内閣参与が
会見で「悔しい」と述べていらっしゃり、その内容に呆れた。
http://www.sankei.com/politics/news/150713/plt1507130022-n1.html
登録阻止に動いた韓国政府の対応を「異常な反対運動」と強調されたと
報じられているが、それこそが韓国であることを、国民の多くは
知悉している。だからこそ、遺産に関しての韓国側の動きに
懸念を抱き、いっそ登録などしないほうがいい、政治の場に
ユネスコがなったことに遺憾の意を表して降りるべき、と
言っていたのは、私ばかりではない。韓国は危ないぞ、
ダマされるなよ、と多くが言っていた。
日本政府についても「“歴史武装”ができておらず、いろんなプロパガンダへの準備もなかった」という言い草には、呆れている国民も多いのではないだろうか。
何を今更・・・・。日韓の歴史を多少でも勉強していれば、こうなることは読めるべきこと。
素人である国民の多くがこうすればこうなると、読めていたものを
プロ集団のはずの外務相、政府筋がコロコロやられ、当初はやられたことすら気づかず「強制労働とは言ってない」などと、平然としていたので愛想をつかされたのだ。
加藤康子内閣参与は、非難の矛先をお間違えではないか。
非難すべきは騙されたほうの勉強不足と、だらしなさである。
「世界遺産の価値をしっかり伝えることが韓国側への対抗策にもなる」とは、一体何をおっしゃっているのだろう? 世界遺産の価値など述べても、端島が強制労働の監獄島と、世界中にばらまかれたプロパガンダは消えはしない。
悔しがるなら、韓国に対してではなく、ご自分たちに向けてでありたい。
あなた方は、騙されたというより、韓国側の当初からの計略、
《一見登録反対に見せかけながら、日本を妥協に誘導、その上で
強制労働込みでユネスコの遺産登録、日本の蛮行を永遠に
歴史に止める、アウシュビッツのように》に乗ってしまったのだ。
あなた方は騙されたというより、その愚かさと不勉強から
韓国による日本毀損に「手を貸した」のだ。
被害者ぶるんじゃありません。
被害者は、あなた方不勉強・無能の人々により永遠に汚名を着せられた
国民のほうなのだから。これから大人になっていく子どもたちも
あなた方の不手際により、性奴隷に加え強制労働させたろくでもない
国民としての汚名を着せられた。
悔しがる前に、国民に事情説明と謝罪が先決であろう。
岸田文雄外相と、佐藤地ユネスコ大使。
悔しいのは、あなた方のような学ばない素人レベルの人々を上に抱いた国民のほうである。
いったい、いつになったら学習なさる?
このたびの経過はそのまま、従軍慰安婦を性奴隷をさせられた道筋と
同じではないか。相手を信じて、よもやそこまではやるまいと
勝手に期待、結果「そこまで以上」にやられて、傷をズタズタに
負わされるのは国民。
政府も外務相も、不勉強、無反省なことにほとほと呆れている。
たかが、遺産登録ごときでヘタを打って、支持率を落としてどうする、
情けない。
岸田外相は、これ以降「日韓友好祭り」でにこにこと、ビビンバの大鍋を
かき回したりなさらないほうよろしい。いよいよ何かに見える。