東スポウェブ 「和紙韓国発祥」の噴飯
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/331188/
ユネスコから手漉きの和紙の技術を、無形遺産登録するよう勧告を日本が受けたことが気に食わぬとして、韓国側激怒の記事です。
軍艦島登録の際の、韓国側の妨害工作と同じパターンですね。
この時は幸い、これといった捏造をくっつけられず、「細川紙(ほそ かわし)」(小川町・東秩父村)と本美濃紙(ほんみのし)(岐阜県)と併せ、 「和紙:日本の 手漉和紙技術」として、ユネスコ無形文化遺産への登録されましたが・・・・
越前和紙 : 福田忠雄 (福井県指定無形文化財)
韓国は、「日本」刀から「和」牛まで、韓国発祥を言い立てるところなので
「和」紙も韓国発祥だと言われても、今更驚きはしませんし、何でもかんでも
日本発祥にしたいわけでもないのですが、文化成立の歴史に嘘をからめることは、創りだし編み出し伝承してきた先人たちへの侮辱であると思うので、
言わせて頂きます。
紙の成立は、このように「その使い方」とワンセットで検証されるべきで、とにかくウチが発祥だと言ったら発祥なんだ、と声の大きさで勝負するようなことは、やめて頂きたいと思うのですね。
どこが発なのか、それは二の次でもよいのですがたとえば「紙」を論じるならその紙を用いて、いかにその文化伝承が行われてきたか、併せて考えてみるべきでしょう。
日本は他国文化を素直に取り入れ、それを「頂いた」とすることに
なんのためらいもありません。そして、頂いた文化を自分のものとして
昇華、やがて日本独自の技術を編み出して来ました。
「墨流し」はすでに平安の頃にはあったそうなので、和紙の成立はその前から
あった、ということですね。
墨流し染め
http://www.lightinghouse.co.jp/edogawa/
文字通り、墨の流れ具合広がり具合で一点ものの世界です。
手漉き和紙の世界
http://blog.livedoor.jp/airrealhigh/archives/55616295.html