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Channel: 井沢満ブログ
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五輪返上を、つい思うこの炎暑

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五輪返上の例が世界になくはないのですが、まあそれは実際は無理。
しかし、私など招致決まった瞬間に、東京の8月にマラソンさせる!?
死者が出るよ、救急車ピストン輸送大会になるよ、と眉をひそめていた
人間には、実際に8月になってやっとテレビが「危ない」「死者が出るかも」と
騒ぎ始めていることに苦笑しています。

どういうのでしょうね、こういうの。想像力の欠如でしょうか。五輪招致なった
瞬間の狂喜ぶりの映像を見ながら、私は8月盛夏の五輪の光景が脳裏に映像として浮かび、かえって日本の評判を落とすことにならねばよいが、と心は浮き立たなかったのです。

時々食事するカウンターだけの店で、そこのおにいちゃんが話しかけて来ます。
このおにいちゃんは、五輪招致決定した時に、ぶつくさ言っていた私を変人扱いしていたのです。

店主「オレ、今になってセンセの言ってたこと、わかったわ」

私「あ、そう。・・・・・ねぇ、お茶熱いほうがいいんだけど」

店主「北京、平昌、東京って、近場同士の団子招致もありえねぇ、って言ってたじゃん?オレ、偶然をまたご大層にと思ってたんだけど、その次の冬季五輪が
また北京だって。やっぱ、あり得なくね?」

私「だから・・・言ってたでしょ。おおっぴらには言いづらいこと、あれこれ」

店主「妄想かと思ってた」

私「え・・・・」

店主「平昌って雪は降らないし、変だよね、呼べたの」

私「やっと、解った? それに、あそこ・・・・・(と声を潜める)」

店主「うん、覚えてる。某韓国大教団の敷地が会場になるんだよねえ。その教祖がカネを、某お偉方連中に渡してとか、言ってなかった?」

私「だから、妄想。証拠ないし。ただニューヨーク・タイムズが、すっぱ抜いてたみたいだよ。つい最近知ったんだけど。だからあながち妄想でもなかったんだよね、てかドンピシャだったね、私の読み」

店主「自慢してんの?」

私「いや、あれこれ他の妄想も当たってたら、鬱陶しいなと思って」

店主「教祖が死んで、カネが続かなくなって、その後始末を水面下で日本が尻拭いする密約で、東京招致になったんだよね?」

私「そこまで、言ってないけど」

店主「近いこと、言ってたってば」

私「だから、妄想。・・・・お茶まだ?」

店主「でも確かに辻褄は合うんだよねぇ。韓国べったり大好きな都知事誕生も偶然じゃない気がするんだよねえ」

私「うーん・・・そこまで細工したかなぁ」

店主「なんで、自民党が応援するんだ、って怒ってたじゃん」

私「そりゃあ、まあ」

店主「大体、なんであの時期の東京に、五輪を呼べたわけ?」

私「と、言われても」

店主「言ってたじゃん、放射能の被害をまだ生々しく言われてた頃で、直下型も盛んにシミュレーションされてた時期だし、あとなんだっけ」

私「ゲリラ豪雨の洪水も。台風とぶつかる可能性もあるし」

店主「両陛下がご高齢で万一のことだってあり得るわけじゃん。となると、お祭りは不敬だし、中止とか延期とかだし」

私「・・・・」

店主「バルセロナに比べて、こんだけ爆弾抱えた東京が、なんで選ばれたわけ?」

私「さぁ・・・・ね」

店主「東京に比べバルセロナって、欠点ゼロだよ?」

私「だね・・・・」

店主「皇太子が招致に加わったバルセロナに、平昌の尻拭いが条件、とか言えないし、韓国の手助けったら、当然日本なんだし。こっそり、カネとか技術供与とか、さ」

私「うーん・・・・」

店主「東京の五輪招致を妨害してた韓国が、決まったとたん手のひら返して、協力という名の無心をして来るよ、とかも言ってたよ?」

私「そんなこと言ってたけ。忘れた」

店主「またぁ」

と、そこで新たな客の来店があって、話は途切れたのですが・・・・・

私の妄想は置いておくとして、実際問題マラソンや、競歩、それから海外からの高齢者の訪日を考えると、真剣な対策が必要です。
道を、特殊な舗装にして気温を下げるなどの対策はできるそうですが、しかしマラソンコース全部工事となると、目眩がします。
冷水ミストを大量にコースに設置、街のあちこちにも必要でしょう。
文字通り焼け石に水ですが、何もしないわけにはいきません。
何か妙案があるといいのですが。

マラソンと競歩は、会場を北海道に移すのは出来なくもないでしょう。

新競技場の建設は止めて、ありものを改築するとかで再利用という案も、浮上しているようですが、これも私、前々から言っていたこと。それがもっともスッキリします。妙な利権が肥大して、バカバカしい価格になる可能性も低くなるし。
新宿から電車ですぐの競技場もありますね。これは、ブログに以前書きました。

それに、IOCからは2020年の1月には、会場を仕上げてくれと言われているようだし。見栄は捨てて、実質本位で行くのが一番でしょう。在りものの活用でよろしいのではないでしょうか。お金はアスリート育成と補佐に回すほうがよいし。

そして、何と言っても猛暑対策にお金を使って欲しいのです。立派な競技会場など、一人死者が出ただけで、そんなもの霞んでしまいます。むしろ、その虚飾が虚しいでしょう。

それにしても、競技場の建設費問題にスタートして、ボランティア案内人の制服問題、ワッペン問題と出だしから暑苦しい東京五輪です。

・・・・・・末尾ですが、広島の原爆記念日ですね。私の誕生日なのです。憶えてくださっていた方が、食事に連れて行ってくださるそうです。
仕事師としての最盛期の頃は、局や芸能事務所のあちこちから、生花がリビングに溢れるほど届き、二階の寝室まで匂いが濃く這い上がって来た、そんな夏もありましたっけ。あの華やかさも過ぎて見れば夢まぼろし。
それを少しずつ悟って行く一里塚が誕生日です。

何をこの世で得たとしても、あちらに持って行くわけには行きません。
五輪という祭りも過ぎてみれば、夢まぼろしです。
ただ当事者のみ熱く闘った、命を燃やした、という手触りだけは残るのでしょう。
その「思い」は、あちらに持って行けるのかもしれません。


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