韓国の、西大門刑務所歴史館には、日本人が抗日戦士たちに行ったという拷問の様子が、悲鳴の音声付きで、マネキンで「再現」されていますが、マネキンというのが語るに落ちるところで、要するに具体的証拠も史料もないからマネキン「代用」なのです。
きちんと残っている史料はざっと点検してみましたが、普通に囚人用の帽子や靴その他で、凄惨な拷問を伺わせるものは見当たりません。
韓国は、史料や証拠がないとマネキンを作ったり、低年齢のいもしなかった少女の「性奴隷」とやらは、アニメで「表現」します。
漠然とした印象操作ですね。マネキンもアニメも。
不勉強で、西大門刑務所で抗日戦士たちに対して拷問が行われていたのかどうか、知りませんが少なくともマネキンで展示されているような形の凄惨な虐待はなかったろうと、思われます。
というのは、李氏朝鮮以来の残虐な拷問を廃止させ、囚人の扱いを改善させたのは日本だったからです。『拷問禁止令』を出したのは他ならぬ日本です。最高で懲役3年の罰則付きでした。
それに併合時代の官憲のほとんどは、現地の朝鮮の人たちでした。
このほど、その西大門刑務所の跡地に行き、鳩山由紀夫氏が土下座するというパーフォーマンスをして来ました。その、苦痛に顔を歪めた「演技」を見ながら失笑を禁じえませんでした。演技でなく、本当にそこでマネキンで表現されているような、凄惨な拷問が行われていると信じているのなら、氏の理性のレベルを疑います。
画像はこちらで。
http://www.sankei.com/world/news/150812/wor1508120035-n1.html
多少は芝居の何たるかを知っている者として、言わせて頂けばこれ「三文芝居」です。写されることを前提の「顔の表情作り」。有能な役者なら、心から入って、こんな分かりやすい苦悶の表情を浮かべたりなどしません。私が失笑したのは、そこです。どこの田舎芝居の役者か、と。
この方、そのとぼけた脱線ぶりから揶揄の対象になりがちですが、ひょっとしたら、腹の中はゾッとするような邪悪が潜んでいるのではないかと、ふと思うことがあります。道化を演じる、悪人ではないかと。一度、あることでご縁を結びかけたことがある方なので、今頃首筋に冷たいものを感じます。当時は自分の史観も全く持たぬ、やわな頃であったので、下手したら協力者になるかもしれぬところ、人生に汚点を残しかねないところでした。
もう1つ失笑したのが、このほど安倍総理が「総理にふさわしくない」として提言書を出したのが、鳩山由紀夫氏、村山富市氏、菅直人氏、野田佳彦氏、羽田 孜 氏という面子であることで、私は最初「総理にふさわしくない」という言葉は、それぞれの五人にかかるのかと、一瞬思ったくらいです。
いずれも短期内閣で、さして総理としての力量もなかったと思われる方々ばかり。村山富市氏にいたっては、私が常々書いているように「村山談話」というその後の日本を苦しめ続ける談話を出した張本人です。
村山談話の内容を仮に正しいとしましょうか。百歩譲って仮に、です。それでも、出すべきではなかったと私は言います。なぜなら日本ばかりを打ち据えて、片務的だからです。
日本に一方的に反省謝罪させれば、絶対に反省も謝罪もしない中国や韓国は常に公明正大で、反省する点いっさいない、ということになってしまいます。
これが、どれほど一方的でアンフェアなことか、説明しなくても解りますね?
ロシアのエリツィン大統領は日本人のシベリア抑留に対して、1993年10月に訪日した際、「非人間的な行為に対して謝罪の意を表する」と表明していますが、韓国は日本人への残虐行為を謝罪をしていません。あったことを認めてさえいません。日本の政府は何も言いません。国民も多くが実のところ何があったか知らないので、これも何も言いません。
これらが、李氏朝鮮時代に使われていた拷問器具です。足を鋸で引く、とか斧で肉を裂く、とか日本人のメンタリティにはない残虐な拷問と処刑方法が行われていました。
それを、スウェーデン人ジャーナリストのアーソン・グレブストが「悲劇の朝鮮」という本に書き記しています。
「こんな状況がまだこの地球の片隅に残されていることは、人間存在そのものへの挑戦である。とりわけ、私たちキリスト教徒がいっそう恥じるべきは、異教徒の日本人が朝鮮を手中にすれば真っ先にこのような拷問を廃止するだろうということだ」
そして、アーソン・グレブストは正しかったのです。
以下の画像もご覧ください。
西大門刑務所内の囚人たちの、朝のラジオ体操です。これから拷問する囚人に柔軟体操させますか? 虐待死させる囚人の健康を気遣いますか?
それまで横になって寝られない詰め込み方をしていたのを、横になれるスペースを確保したのも、日本なのです。記憶によると、竹島をめぐって朝鮮半島に強制連行された日本の漁師たちが、詰め込まれたのがやはり横たわれないほど狭い部屋に、ぎゅう詰めにさせられていたと、思います。こういう形での虐待は朝鮮流であり日本にはありません。
・・・・・・・記憶だけでの記述もまずいので、調べてみました。
■日韓漁業協議会の調べでは、1965年に日韓基本条約と 漁業協定が締結されるまでに、拿捕された日本の漁船は328隻、 抑留された船員は3929人、死傷者は44人に上った。
■1953年9月に拿捕された第28海鳳丸の久保田伴良・船長は
帰国後、国会の小委員会で壮絶な投獄体験を証言している。
「留置場は1部屋4畳半くらいで
多いときは1部屋10人もおり、
超満員になって寝ることもできなかった。
食事は丸麦1合くらいを1日2食、
おかずは大根の葉っぱの塩漬を毎日毎日
73日間も食わされた」
日本は囚人への最小限の人権を考慮した側です。もっとも、竹島の漁師たちは、本来何の罪も負っていなかったのですが。語れば、別の長い話となります。
ラジオ体操の画像はこちらから拝借致しました。
http://dametv.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e2b9.html
市井の方のようですが、細かくよく検証されていると思います。画像の拝借と共に、記事内容に日本人として感謝申し上げます。
西大門刑務所の、マネキン残酷展示は観光地化されていて、そこを訪れる韓国の子どもたちへの洗脳の場になっているだけではなく、修学旅行に日本から連れて行かれる生徒たちの見学コースに入っていることもあります。
こういう状態で「友好」などあり得ないでしょう。竹島が不正占拠されたまま、そしてゆえない反日教育がなされている間「友好」などありはしないと、腹を据えるべき時でしょう。根っこのない友好など、しょせん偽物で賽の河原の小石。
いくら積み上げようとも、反日という鬼が突き崩せば、あえなく瓦解する小石の友情に過ぎません。
追記 「ルーピー鳩山の顔芸スペシャル」、と銘打った記事があり思わず笑いました。
鳩山氏が臭い芝居をしているのを、見ぬいたのは私だけではないようです。
http://www.moeruasia.net/archives/45078937.html
いずれにしても、やり過ぎですよ、この芝居・・・・ハートを添えず「顔面筋肉」だけで芝居しているので、見る者を居心地悪くさせます。素人芝居でよくやる稚拙演技。この方、そういえば時々ドーラン化粧を眉描きしてますが、これも濃すぎてまるで舞台化粧です。芝居もメークもナチュラルにどうぞ。
1枚だけ、誘惑に抗しかねて画像をアップしておきます。これ著作権が韓国のどこかにあるのでしょうが・・・。鳩山さんの、オーバーアクティングと、それを見守る韓国の人たちの何とも言えない表情に、味わいがある一枚です。
韓国の人でも、知性派は西大門刑務所の蝋人形展示は「やり過ぎ」と恥ずかしがっています。
身内の誰かが亡くなったのでもあるまいに、70年以上も前のどこの誰ともしれぬしかも拷問死などほぼなかった相手に、これだけの号泣顔。でも涙は出ませんでした、という1シーン。