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安保法制案反対デモに日の丸がないのはなぜだろう

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素朴な疑問なのです。国思うデモにはつきものの日の丸が、反対派のデモで見かけないのは、なぜだろう? と。

何人かぐらいは日の丸を手にした人たちを見かけるほうが自然だと思うのですが、1人たりと見たことがありません。

存外、「外国人」が多く入っているのではないかと・・・・思ったりもするのですが、反原発デモでもそういえば、日の丸が翻っていた事はなく、代わりに朝鮮太鼓(チャンゴ)が鳴り響いていたりするのでした。

各種反対デモの横断幕やプラカードにやたら、ハングルと中国の簡易文字を見かけます。

 

 

今回の安保法制案反対デモの中にも、ハングルや中国の簡易文字が目立ちます。

 

「戦後民主主義」という漢字、これは日本人は書けませんね。
あるいは、この手のデモには敢えて中国文字やハングルを使うという習慣でもあるのでしょうか。それはそれで、異常なことだと思いますが。

中学生なら読めないような、中国の簡易文字が並んでいます。

 

画像はこちらから拝借しました。h ttp://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/

理屈で言えば、外国人でも日本に住み着き、税金をまともに払っている人たちもいるのだから政治に口を出す権利がある・・・ということなのでしょうが、これを逆に日本人が、中国や韓国でやれるか? と考えれば、アンフェアな感は否めませんね。

外国人による内政干渉では、姜尚中 (カン・サンジュン)氏の言説に、むっとした日本人も多いのではないでしょうか。

姜尚中氏「今年4月に日米安保の新ガイドラインが両政府の間で取り決められた時から、もう『勝敗』は決定済みで、後はそれを国内法の手続きによってどう合法化するかの問題にすぎないと思われているようだ」

という分析自体は私もそのように思っていましたから、同意見ではあるのですが・・・・(これを言っちゃあ、おしまいよ的意見でもあります。結論ありきの法案に対して、現在の騒動は茶番とも言えなくもないかもしれません。米側からの強い要求、それ自体が間違っているとは思っていませんが)

ただ茶番でも、だれがどの陣営に属しているか明確に炙りだされた反対運動でもあります。

法案が成立すれば「日本は法治国家と言えるのかどうかさえ、危うくなってしまいかねないはずだ」

という姜尚中氏言い分には、論理の筋はとりあえず通っていなくもないが、反発を覚える日本人も多かろうと思います。朝鮮日報の記事を紹介したに過ぎない産経新聞の韓国支局長を長期に軟禁状態にしたり、日本から盗まれた仏像を返さなかったり、「人治国家」は韓国ではないか、と。人の国をあげつらう前に、自国を論じてはいかがか、と。

「憲法改正の手続きを経た上で法案の制定を図るべきだ」とも姜尚中氏はおっしゃるのですが、GHQ憲法とも呼ばれる日本の憲法は、改正するためのハードルが異常に高く設定してあり、改正の条件が整うまで待っていては「今目の前にある危機」に、間に合わないというのが安倍政権や、賛成派の考えでしょう。

改憲など諸外国では、諸情勢の変化に則して日常茶飯事になされているのに日本では不可能に近く、というのはやや大仰かもしれませんが、改憲のための条件を満たすには不必要なくらいに、厳しい関門があるのは事実です。

憲法を守らねばならぬ、というのは原則ですが、その憲法の成立じたいに納得していない日本人が大勢います。戦勝国が日本弱体化を狙って短時日に作り上げ押し付けてきた憲法を、後生大事に祭り上げることが果たして正しいのかどうか、国あっての憲法であり、その憲法が国の両手両足を縛り上げ、国防にあたって両手両足を縛り上げ、不自由な状態にしていないか・・・・

平和憲法で国が守れるなら、世界各国防衛費に莫大な費用をかける代わりに九条を持つでしょう。しかし憲法発布以来68年間、一カ国たりとも日本に続く国がありません。永世中立国のスイスは国民皆兵制であり、各家庭に武器が備えられています。
攻め入って来たら、国民が打って一丸国を守りぬくぞということです。
防衛には、武力が必須だというのは世界の共通認識でしょう。
九条は平和を担保しません。日本の平和70年間を保ったのは、アメリカの核の抑止力です。

‥‥‥・・とこういうことを書くつもりではなかったのに、のっけに筆が大きく逸れてしまいました。

安保法制案反対の横断幕や、プラカードに見られる簡易文字を枕に、漢字について述べるつもりでいたのでした。

もはや、漢文を中国人は読めません。読めるのは日本人でしょう。持ち込まれた漢籍を、生真面目に約1300年間読み込んできた日本人が今や漢字の何たるかを知っています。

ご承知のように、中国は元来言葉もそれぞれ異なる多民族集合体なのであり、国民国家への歩みを始めたのは1912年のことで、中国4千年の歴史というのは、「大陸」の歴史であり、中国という国家の歴史ではありません。

漢字を編み出した漢民族は、紀元2世紀のころ、北方騎馬民族に滅ぼされとっくに現在の中国にはいません。高い文化を有していた秦や漢の人々はもうほとんどいず、騎馬民族の席巻する国となっています。
秦や漢の文化を途切れること無く学び継承して来たのは日本です。
論語も漢詩も、今の中国人には理解出来ません。

中国といえばその文化の厚みに敬服して来た日本人ですが、どうも昨今、その文化度の低さにアレレと思い始めている日本人も多くなりましたが、結局上記述べたようなことです。

いつか、改めて書いておくべきでしょうが、日本の編み出した、概念を表す日本語を現在の中国人たちは使用しています。そういう、中国が使用している「和製漢語」の例は以下のとおりです。

文化、文明、民族、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、理性、感性、意識、主観、客観、科学、物理、化学、分子、原子、質量、固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義

言葉がなければ概念が成立しないわけですから、中国は思想の上でも日本の力を借りていることになります。

また遣唐使・遣隋使という言葉のみが麗々しく残り、日本が中国から全てを貰って来たような錯覚を日本人も、中韓の人たちも持っていますが実際は日本に学びに来る「遣日使」のほうが多かったのは、以前記した通りです。

韓国は、「天皇」とは絶対に言わず「日王」と1ランク格下の呼び方を意地になってするわけですが、長きに渡り中国の属国であった自国と日本を同等にしたいからに他なりません。同じ属国でも、日本よりは自分が上、と思い込んでいるので、その格下の日本に併合されたというのが、悔しくて悔しくて憎悪にまで転嫁されて行き、しかし一方アニメやら、ビールやら他もろもろ日本産が好きで好きでたまらないので、心がねじれてしまいます。

自尊心を保ちたいなら、無理やり植民地化された、などと被害者ぶるより自らも望んでの合邦だった、というほうが良かろうと思うのですが。

日韓併合時に、日本は清國から「三跪九叩頭の礼」で這いつくばせられていた相手を「韓国皇帝陛下」と立てているにもかかわらず、です。韓国の人たちは日韓併合をいかにも暴力的になされたように言いなしますがそれは事実ではありません。日本を打つためのでっち上げです。韓国の人々は日韓併合時の条約の条文を読んでみればいいのです。「韓国皇帝陛下」という呼称をはじめとして、いかに日本が韓国を立てていたか、一目瞭然です。

日本が韓国を併合するまでいた、李朝後期韓国の貴族階級は自分たちを「礼義を識り、漢詩漢文を巧みに操り、儒教の経典に精通した中華文明の体現者」として規定。あくまでも中華が上の認識。その一方で庶民のことは、「夷狄禽獣の類い」と見下していました。

何かにつけ、相手と自己を引き比べどちがが上か下かを決めつけたがる性質は李氏王朝以来の、民族的性格なのかもしれません。
かといって、ほとんどが身分的には両班の言う「夷狄禽獣の類い」だったわけですから、余計性格がねじれるのでしょう。

日韓併合により日本は、一握りの貴族階級から「獣」扱いされ名前すらなかった、大半の朝鮮の人たちの人権を取り戻してあげたのです。名も名乗れるように戸籍制度を整えてあげました。

民族の性格は性格としてご自由に、ですが引き比べる相手がほぼいつも日本で、しかも前提に「ウリ(韓国)のほうが上だ」「上でなければならない」「なぜなら、中国によく仕え、その文化を体現したウリのほうが日本人より優れている」という思い込みがあるので、厄介です。

あなたの国が素晴らしいと自称することを否定はしませんから、いちいち、どうぞこっちを見ないでくださいね、ということです。

人もそうですが、自分に自信のある人間は、人と比べて一喜一憂はしません。

中国の抗日70周年記念軍事パレードに、朴槿恵大統領が参加なさるのはよいことです。国連事務総長である潘基文氏と共に習近平氏と並べば、韓国は当分の安定反日路線で、日本もそれに対してどっしり構えていられるし、ことここに及んで日韓友好や、朝鮮通信使行列などやる人たちが、相当間抜けに見えてくるでしょうから。村山富市氏も参加するそうで、名だたる反日者達と並ぶことで、村山市の売国ぶりに構図として気づく日本人も多かろうと思います。

結局韓国は昔の身分、中国の属国へとお里帰りするのかもしれません。
日本の併合時代、日本は韓国を属国扱いしていません。それを中国の支配下で思い知ってくれるとよいのですが、無理かもしれません。

 備考 http://www.geocities.jp/nakanolib/joyaku/jm43-4.htm
韓国併合ニ関スル条約(明治43年条約第4号)

 


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