フットマッサージの店で、何気なく読み始めたコミック「忘却のサチコ」というのが
面白くて止められず、店には2巻までしかないので、3.4巻と取り寄せた。
結婚式で新郎に逃げられたOLが心の痛手を癒すため食に走り
美食に開眼というB級グルメものなのだが、新郎が姿を消した理由は
伏せたまま、思わせぶりに最終巻まで引っ張るつもりらしい、と
引っ張られてる私が言う。
式場から新婦が逃げる話はありきたりで、私も書いたことがある。
とは言ってもまだ、新婦逃走のパターンがさほど出回ってない頃である。
平成元年度の朝のテレビ小説「青春家族」で書いた。
それはさておき、「忘却のサチコ」に現れたサバの味噌煮の表現が
ヒロインの恍惚の表情とあいまって、私の脳裏に刻印されることとなり、
それからサバの味噌煮を探す苦難の旅が始まったのであった。
続く
続き物にするほどのことか?