「シンシアリーの日記」というタイトルで韓国在住の韓国人の方が書いていらっしゃるブログの視点が興味深いので、時々拝見している。
頭のいい、感受性の柔軟な方で公正な視点を持っていらっしゃる。
シンシアリーさんによれば、韓国に北から攻めてきたとしても、
在日米軍の介入は日本の許可を得なければならぬ。とすると
朴槿恵政権にとっては痛いことであろう、と。
しかも今回の記事はアメリカの学者が書いたそうで、韓国にとっては
安部総理が仰るのと意味も重みも違う。
許可の必要性は漠然と知らぬわけではなかったが、アメリカの学者がそれを唱え、韓国人が紹介したということが興味深く思われる。
もし北が攻めてきても、日本は米海兵隊に出動の許可は与えないからな、という脅しの外交カードを手にしているわけだが、日本は使わないだろう。
・・・・・いや、参議院で安部総理がそれを口にしたということは、「使った」のか?
発言時の諸状況を知らないので、解らない。
米専門家が寄稿・・「朝鮮半島の有事の際に米軍が出動するには日本の許可が必要」
「アメリカのアジア太平洋安保研究センターのジェフリーホノン教授は11日(現地時間)、戦略国際問題研究所(CSIS)に寄稿した文で「日本の安倍晋三首相が7月の参議院で『韓半島(朝鮮半島)有事の際に在日米軍基地から米海兵隊が出動するには日本政府の了解を得なければならない』と発言したのは、法的に正確である」と明らかにしました。
http://media.daum.net/foreign/others/newsview?newsid=20141112080005598