春めいていた陽気から一転、東京は朝から雨催いの
肌寒さです。
ものもらいが、できました。
今は抗菌の目薬が出来たので、無問題ではあるのですが・・・・・
私としては物足りないことがあります。
それは、私が幼いころ、ものもらいができたら、畳の縁(へり)で
柘植の櫛の背を摩擦、熱くなった箇所を目の患部に当てるという
民間療法で、これで今思うと、不思議なくらい速やかに快癒していました。
何の疑いも持たず行っていたあの小さな儀式を、今もやってみたいのですが
柘植の櫛は自宅用と外出用と2つ持っているのに・・・・畳の部屋がないのです。
柘植には抗菌作用があるのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・気になって調べてみました。
「本つげ櫛の特徴は、髪を傷めず、毛根に心地よい刺激を与え、頭熱を冷やし、抗菌、抗炎症作用がある」とネットで拾えました。
木目が細かく美しく、長く使用すると油が染み込み、 つやのあるあめ色になる、とも。
https://www.pref.aichi.jp/sangyoshinko/densan/207.html
今更ながら昔の人の、本能的な知恵に恐れ入ります。拓殖に、抗菌、抗炎症作用があるなどと、いったいどうやって知ったのでしょうか。
それも、発熱させてから患部に当てるなどという知恵。
参りました。
畳のヘリの、ぎざぎざが拓殖をこすったときの発熱にうってつけなのでしょう。
畳の縁で拓殖は、今思うと驚くくらい熱くなっていました。
畳の縁以外に、こすりつけて熱くなればいいわけですが、思いつきません。
せっかく持っている柘植の櫛、有効に使いたいと思います。
私は椿油を僅かに垂らして、髪をすくとべたつかず、それでいて
つややかな髪になります。
そこで、ひらめいたのですが拓殖のブラシが手に入ったら、これで
ブラッシングを日に300回したら薄毛と白髪にならないかもしれません。
私はブラッシング自体は昔からしていますが、白髪も殆ど無く、
髪も豊かです。(静電気の起こらない獣毛のブラシを使うことがコツです)
・・・・・・ネットを検索して、拓殖のブラシを手に入れました。
おそらくこれで私は生涯、ふさふさ。
頭髪の悩みを持つ男が多い割に、聞けばさして頭髪の手入れを
していないのです。
まだある髪のうちに、静電気の起きないブラッシングで1日300回。
(回数に意味はありません。頭皮の血流をよく、また地肌を柔らかく
保てば良い)
洗髪時には、皮脂を表面に絞り出すイメージで。
洗髪前に椿油など、添加物無しのオイルを頭皮にすり込んでから
お湯に浸かり、オイルが頭の地肌に馴染んだ頃、更に手で
マッサージ、それから洗髪すると良好です。
リンスは食用酢で十分、添加物がないのも安心で
殺菌作用があります。