コメント欄に、ヘアケアについてかいてください、とリクェストを
頂戴したので、再度記します。
ただ専門家ではなく、ただ個人的に黒々ふさふさ艶々なので、
自己流ケアが上手くいっているのかな? ということで
話半分に聞き流して下さい。
頭皮の皮脂の除去が基本、ということが流布され私も、
毎日シャンプーをしていた時期もありますが、なんとなく
「直感」あるいは「本能」で、それちょっと洗い過ぎでは?
と感じ、お湯だけの洗い流しを多くしてから、もう何年も
経過しています。
最近は、シャンプーしないというのがトレンドのようで
私は結構時代に数年先んじていたのですね。
h ttp://bg-mania.jp/2016/03/16151019.html
リンスに「酢」を使うことまで、世の流れに先駆けてやってましたね。
と自慢しましたが、全然シャンプーを使わないかというと、
それはありません。4,5日に1回は使います。ただし、
シャンプーを使っての2度洗いはしません。
記事によると酢は薄めて使っていますが、私はそのまま手のひらに
とって、髪と頭皮に使っています。とりわけ不都合はありません。
殺菌作用もあるし。
あと、月に一度専門家のところで頭皮マッサージは温めたオイルを
使ってやってもらっていて、この時は皮脂を徹底的に揉み出して
もらいます。
後は思いつくまま記します。
結局、ヘアケアは椿油に落ち着きました。ただ、付け過ぎると頭皮にべったり、
見苦しく髪も重たくなります。洗髪後の「まだ濡れている時に」、毛先ほんの
数ミリにちょっとずつ塗って、後はつげの櫛かブラシですくだけで
よろしいです。毛先に塗るのも、ほんの20本程度で全部に塗る必要は
ありません。つげの櫛かブラシで、濡れた髪全体に行き渡りちょうどよいのです。(椿油は、親水性があるので水分で伸ばして使うと皮膚にも使えてシンプルです。オリーブオイルも結構水で伸びますね)
こうした状態で、翌日から数日間はお湯だけのシャンプーと、シャワーの
湯圧を受けながらの頭皮マッサージかねて洗髪。マッサージは湯船の中でもいいですが。
つげの櫛は昔ながらの日本人の知恵ですぐれものです。櫛もブラシも、
使ううち自然に椿油を吸い込んで飴色に柔らかくなり、油を
髪に使わなくても、すくたびに髪に潤いと自然の光沢を与えてくれます。
女性の長い髪なら、50歳でも天使の輪は浮かびますので、諦めず。
ある美人歌手の長い髪が美しいので、髪の手入れを訊いたら
「油を使ってます」との返事。油の種類は聞き忘れましたが、
彼女の櫛を見たら、根本に埃がかなり浮いていて、いやこれは
悪口ではなく、彼女がまめに、髪をすいている証です。
私の視線に気づいた付き人がそそくさと、埃が根本にある
櫛を隠したのですが、私は自分に好意を寄せられていても
気がつかないやつ、と昔から何度も言われているほど、普段はぼーっと
しているのですが、いったん何かに関心を持つと鷹の目になって
見逃しません。物書きの資質の一つではありますね。
毛髪の保存については、一にブラッシング、ニにブラッシング、三が
頭皮マッサージです。まだ薄くならぬうち、白髪が出ぬうち、日に
トータル300回ほどのブラッシングを。静電気が起きぬ獣毛か、
つげのブラシでどうぞ。パッティングする形のブラシと併用すると
万全でしょう。理想は35歳ぐらいから始めると、いいでしょう。
私が始めたのは40代ですが、効果はあったように思います。
後同じく、40代でヘアケアとして使い始め、ずーっと使用しているのが
ヘナというインドのハーブです。慣れると実に簡単ですが、
美容院でもやってくれますね。ただケミカルなものを使っている
ところもあるので、自分で持ち込むのもありでしょう。
ヘナは、インディゴを使うと毛染めにもなります。
カラーが個体差で微妙なので、試行錯誤してみると良いと思います。
黒すぎて重たい髪の色も、柔らかにすることが出来ます。
私はケミカルなものが好きではなくとりわけ防腐剤が不得手なので、
よろず自然系を選ぶのですが、自然系だからといってたとえば
私の場合、同じインド系ハーブでもシカカイやアムラは、使うと
とんでもない蕁麻疹が全身に噴き出て、ひどい思いをします。
私は面倒なので、とりあえず使ってみて、合わなければ廃止、と
してますが、きめ細かくやれる人はパッチテストが無難でしょう。
それまで大丈夫でも、ある時から身体が拒否反応を示すことも
あるようで、甘利元大臣がそれでヘナ使用を止めたとブログに記載
されていた記憶。違ったかな?
お湯で溶いたヘナには、精油をわずかに垂らします。髪に圧倒的に
いいのはローズマリーです。私は他にスッキリ感と殺菌作用が欲しいので
ペパーミント。それから柑橘系がおそらく髪にはいいので、
柚子のオイルを1滴。そこに加えて、頭皮の血行を良くする
せんぶりを、2滴ほど。
以前は、せんぶりをそのまま椿油に漬け込んで、それを使用していたのですが、
ネットでせんぶりのエッセンスが手に入ることを発見してからは、溶液頼み
です。
基本的に顔と頭皮はつながっているので、顔の皮膚に良いことは頭皮にも
髪にも良いと意識をシフトさせるとよいかもしれません。
昔の宝ジェンヌたちは肌が美しいので評判だったのですが、
旧宝塚劇場(東京だったか、本場だったか聞き忘れました)の
浴場がスチームが通っていて、まるで湯気風呂状態だったそうなのです。
だから、毛穴から老廃物が出てまた潤いを得ていたのでしょう。
ということを、発想に面倒くさくない人はスチームを使うとよいでしょう。
ということは、頭皮にも髪にも湯気をあててあげるといいのかもしれません。
日劇の演出家の方に教わった、肌を大幅にさらす踊り子さんたちの
肌の保ち方。おへそに、オリーブオイルを1滴垂らして、もみこむ。
肌に良ければ、髪にもいいような気がします。
たまにはおへそに多めのオリーブオイル(か椿油でも良さそうな気がしますが)
綿棒で掃除すると、ぎょっとするほど汚れがついています。
黒い綿棒で試してみてください。
シャンプーの前に、ブラッシングと素洗いは常識ですが、
私は数日間に1回のシャンプー剤を使った洗いの時には、
事前に、オイルをたっぷり頭皮と髪に塗り込めて、そのまま
湯船につかり、それからシャンプーします。
オイルで頭皮に栄養を与えることと、それから頭皮の油を
誘発して洗い流すことが目的です。これ自己流なんで信じないで下さい。
オイルは麻他、適当に気分で使っています。
髪にふりかけるトニックは、使わない事が多いです。
理容院で使われることに抵抗するほどこだわっているわけでもないですが。
ただ、自分で作るほうが気分いいので、適当に精油と無水エタノール、精製水で
作っています。基本的に化粧水と同じ成分ですが、そこに髪と頭皮にいいローズマリーとせんぶりを重点的に加えます。
寝癖でついた顔のシワは翌日伸ばして修復しなさい、と私が
美輪明宏さんから教わったのは二十歳も半ばの頃でしたが、
まったくやらず、左の顔を下にして寝るのでそこだけほうれい線が
出来てしまいました。ゆったりとした呼吸法と、体のくつろがせ方も
教わったし、夜中に神々の「会議」を見る方法も教わったのですが、
まるでやっていないのです。何時か時間帯の指定もあったように記憶しているのですが、改めてはうかがえません。せっかく伝授頂いたのに、ずーっとサボっていたわけですから。
髪もそうですが、皮膚のためのローションも遊びながら自分で
作ります。ベースは薔薇水(Rose Water)、薔薇の花びらから精油を蒸留法で抽出する時残った水で高価ではありません。
これに、自分の直感に問いかけながら、自分に必要な成分を探りつつ、
たとえばセラミド、ビタミンC、ヒアルロン酸などの溶液を付加して
シェイクすれば自分に合った自分だけのローションがいつしか
出来上がります。ただこれも、私が面白がりながら、遊びながら試しているので、
誰にもいいかどうかは分かりません。市販で買ったらえらく高価な
成分が豊富に入ったローションが自作だと相当安く仕上がると、それだけの情報です。
ローズウォーターもビタミンCやEなどの溶液もネットで安価に手に入ります。
肌に良い物は基本で髪にも頭皮にも良い、ということでざっくり、いいかげんです。いっときは、香水作りに凝って人様に差し上げていました。
文字にするとややこしいようですが、実際にやればヘナ含めてさささっと
出来ます。
・・・・・こんなとこですか。思い出したら、追加しておきます。
老いが現れる目元、首筋、手に意識を。口のまわりが巾着口にならぬよう、
これも意識を。首筋を手刀で、スナップきかせてパンパン軽く叩いていると、
シワができず二重あごになりません。これも八段錦法という中国の体操の
一つなんですが。目の輝きが失せぬよう、また白内障を防ぐのにも
八段錦法は有効です。八段錦法は仙道とも言われ、仙人の健康法だと
されています。
まず手をこすりあわせ、熱を帯びさせます。
その手で、両目をそれぞれ覆い、眼球を上下10回ほど動かす。
次に左右。次に右斜、左斜め。
やると、疲れ目の時は尾てい骨がじんじんするほど、響きます。
それと人によっては、眼球の老廃物が目やにという形で
たくさん出て驚きます。
八段錦法で手のひらをこすり合わせるのは、「気」の湧出でしょう。
こすり合わせ熱くなった手で、頭皮や髪を撫でたり、顔をリフトアップするよう
引っ張り上げると良いです。
「気」に懐疑的な人もいますが、それはあります。私はたまにですが、
視覚化します。白い靄状として私には見えます。
あと、ハートから流れ出ている濃いローズ色の気流のごときものも
一度見たことがありますが、これは「愛」の気が視覚化したものでしょう。
怪しげ系に抵抗のない人は、あとチベット体操ですね。
覚えるまで少々厄介ですが、覚えたら後は簡単で
さして時間もかかりません。と言っても、私はきちんとやっている
わけではなく、労力を3分の1程度にしているので、なにごとも
アバウトです。
あとは声ですね。声帯も老いるので、歌うなどして鍛えておくとよいです。
細胞は人の意識に驚くほど、素直に反応します。老けたなあ、と自らに
わざわざ言い聞かせなくてもよいです。それより自分の美点とまだ輝いている
若さの一点に意識の集中を。実年齢より常にマイナス5歳、10歳の
意識でいるのもよいです。老いの厚化粧は老齢を際立たせるだけですが、
意識の持ちようで身ごなしや表情が若返るのは、自然です。
生者必滅会者定離。万物老いてこの地球から一旦姿を消すのが法則ではありますが、自ら進んで老いることもないので、可能なら若さを保存しておきたいものです。地球もいずれ、生命が尽きて宇宙の塵に一旦戻ります。
万物流転。絶えざる変化が宇宙の実相なら逆らわず、身を委ねつつ
しかし、急いで枯れることもないでしょう。敢えて申せば変化が実相なら、
よいほうに変化することだって、可能ではありませんか。少々屁理屈では
ありますが、結果それで若さをなるべくキープできればそれで、
いいじゃないかということで、遁走。
繰り返しますが、私は専門家ではなく自身の経験則、それから
人様のなさり方を観察していての、個人的な民間なんとか
レベルですので、単に参考になさる程度でお願いします。
自分流で一番あっている方法を探り当てるまでの過程を
楽しんでみてください。遊びながら発見すれば面白いと思います。
Good Luck