まだ出来事の全容が明らかにならぬ段階で軽々に述べることではない、と
自粛していたのですが、
山中で行方不明になった子のその後が、胸に重たくひっかかったままです。
最初、山菜採りの間に行方不明になった、ということにも
ひっかかったのでした。家族から離れて、7歳がそんなに
遠くに勝手に一人で行くかな・・・・と。
それは嘘であったわけですが、その嘘自体動機が分からないわけでも
ありません。
ただ、最初の報道では置き去りにして5分後には戻った。そしたら
姿が消えていた。と、先にも述べたとおり、わずか5分間での
行方不明に違和感を覚えていたのですが・・・・
次の報道では、一度置き去りにしたら泣きながら追いかけてきたので
拾い上げたが、また降ろして置き去りにした・・・・と、いうことで
何が何だかわからなくなりました。
自分の子でなくても、車を泣きながら追いかけてくる幼い子の姿を
見たら、胸が潰れます。子供の恐怖が解るからです。
報道が事実とすれば、そんな子を再度車から降ろして置き去りに
しますか・・・・・
もう一つの報道によれば、仲の良い家族で父親と男のことは
キャッチボールをしていたという証言もあり、いよいよ解らなくなります。
事情はまったくつかめぬながら、ただやはりしつけとしては
親の感情が走り過ぎ、やり過ぎたというのは事実でしょう。
四方八方から批判を浴びていらっしゃるので、これ以上
書きませんが。
早く見つかってくれ、と祈っています。雨も降り北海道の山中なら
熊も出没するとのこと、行方不明以来心のどこかに、ひっかかったまま
重たいのです。
幼い子の恐怖と絶望感を思えば、胸が塞ぎます。
7歳にとっては、親は全宇宙です。宇宙から捨てられた悲しみに
加えて、鬱蒼とした山中の孤独と恐怖。
いたたまれないのです。