法務大臣が選挙区でうちわを配っていたとかで、その追求で
国会が15分間費やされたそうな。
追求した蓮舫議員も、過去にうちわやTシャツを配布している。
蓮舫議員のは柄がないので、うちわではないと言い張れなくもないが、
同行の応援演説者海江田さんが、「うちわ」と明言してしまっている。
・・・・・と民主党の相変わらずのブーメランを書きたいわけではない。
対する松島みどり法務大臣の卑怯さがいやである。
「うちわに見えるかもしれませんが、資料です」
なんだこれ。
うちわではないと言い張るのは、犯人がやってないと言い張るようなもので
お立場上見苦しいこと。
潔く認めて深々と謝罪したらどれだけ、人間の株が上がったか。
多額の税金でまかなわれる国会を、うちわ論議で費やすこともなかった。
それにつけても、安倍さん「女だから」選んだと言うものの言い方は
止めて欲しい。
男への逆差別でもある。(敢えて、揚げ足取りをしている)
上っ面の平等を言い、人数で平仄を合わせるのが姑息である。と、これも
敢えて突っ込む。
嘘でもいいのだ。「優れた人材を選んだら、たまたま女性だったんです」
ぐらい芸を見せて欲しいのだ。
女、オンナと政治の場で性差を強調する議員が大嫌いなので、
とりわけそう思う。
「オンナ目線で」という気持ちの悪い日本語。
「人間目線」でやれと言いたい。
人間目線でやれば性差別にも目が行く。
これも、じゃっかん揚げ足取りだが。
なんでこう突っかかりたいのかなぁと思えば
うちわごときで追求した蓮舫議員よりも、
法務大臣という立場で、うちわでないと虚偽で言い抜ける人間性がとても嫌なのだ。
人間性に男も女も関係あるかい、と言わせていただく。