一タレントの離婚問題を、この天下分け目の非常時に延々報道することもあるまいに。
いや、山口達也くんは国分太一くんと共に私が、ロケ地に引率して自分の部屋に泊めていたような「子」なので、関心がないわけでも冷たいわけでもないのですが。
タレントの出産、結婚と少なくとも成熟した国民には、どーでもよさげな
報道がトップニュースで時には報じられると、この国のテレビの幼さに
萎えます。興味があるから流すのか、流されるからつい見てしまい、また流される悪しき連鎖なのか。本当に、どーーーーーーでも、よくありませんか?
それでいて、たとえ報道されなくても自ら調べて、検証すべき事柄はないがしろ。
小池百合子さんへの貶め発言が、跡を絶ちません。
鳥越さんの「核推進派」発言など、一個ずつ非力ながらやらないよりはいいかと、ここで潰していっているわけですが・・・・
移民大量受け入れ推進派であるとか、もろもろ言われていますね。
小籔というタレントさんの「内田さんを悪者にした」という発言も、知らない人が
聞いたら、小池さんがまるで「無実の」内田さんを批判することで
ダーティイメージをつけた、と思い込んでしまいますね。
ああいう、意図したのか単なる無知による粗忽な発言なのか、
放置もよろしくないでしょう。厳密に言えば、事実と違う放送は放送法にも
抵触することかと思われます。
内田さんの、自らの職域を利用した利権については週刊誌レベルで
書かれているのに、テレビでちらっと流れたことを鵜呑みにする人々は
いまだ多いのかもしれません。
小池さんが、まだ出馬中に「日刊現代」の取材を受けていらして、
こちらは小池さんを、よくは言わないだろう媒体なので、よく
お受けになったなと思いましたが、記事はたぶん女性記者の
訊いたインタビューだったか・・・・・中庸を保った、穏やかな記事に
なっています。
一部抜粋させていただきます。
見出しから、大切だと思いますので。青文字にしたところを
読んで頂きたいのです。
■小池百合子氏「私は自民ではなく都連の一部と戦っている」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186422/3
――「都議会の冒頭解散」を公約に掲げましたが、都議会の自公とは全面対決ですか?
〈不信任を突き付けられた場合は冒頭解散する〉ということを申し上げたんです。逆に言えば、不信任決議案を提出されなければ、信任されたということになる。
――小池都知事が誕生したら、都連は変わると。
変わらざるを得ないと思います。都連が担いだ知事は、猪瀬(直樹)さん、舛添(要一)さんと2代続けて「政治とカネ」の問題で辞任した。企業であれば、誰かが責任を取るでしょう。
――告示前に谷垣幹事長を訪ね、自民党本部に進退伺を出した。党本部との関係はどうですか。
返事はいただいておりませんが、私は自民党と戦っているわけじゃなく、都連の一部と戦っているんです。ひょっとしたら、(相手は)ひとりです。官邸でも、上の人はこの事態をよくお分かりだと思います。沖縄県知事になるわけではありません。都と国が敵対することは自民党にとっても、国にとってもプラスではない。まして、東京は首都です。そのあたりは“大人の対応”ということになろうかと思います。石原さんに「虚言癖の厚化粧」と言われて、本当に驚いていますが、石原さんから話があったのは事実です。それで、〈都知事になったら何をしたらいいんですか〉と尋ねたら、四男さんの(関係していた都の)事業か何かを猪瀬さんが止めたとかで、イの一番に出てきたのが〈それを復活させてほしい〉でした。ビックリしました。本当にいいお父さんですよね。私には2020年開催の東京五輪の先を見据えた設計図がある。都民のみなさんのため、日本全体のためにもなるという自信もある。不安だったら出ませんよ。
ーーーー抜粋終わりーーー
解説は必要ないですね。
振り返れば、怖いバックも潜むであろう都議会、というよりは都議会のドンに真っ向から宣戦布告しての、実に鮮やかな出陣でした。
候補者の中では、たった一人でしたね。真っ向から、都政の腐臭の暗部に真剣を振りかざしたのは。
都政を変える、東京をクリーンにすると言えば、まずそこでしょうに?
谷垣氏に進退伺いを出して、とりあえずけじめも示していらっしゃいます。
党や都議会に事前に相談すれば、潰されるに決まっているから敢えて
外した。とその姿勢は明快です。
小池氏の手のひらに結果的に載せられて、わーわー、きーきー
叫び狂う都議会のおじさんたちに、私は時代劇の長い帯を
巻いてあげたくなりましたよ。
小池代官「ふ、ふ、ふ、ふ。そうこわがらずとも、よいではないか。可愛がってしんぜようぞ」
帯、くる、くる、くる、くる、くる、くる、・・・・!
村の娘おっさんたち「あーーーーーれーーーーーー」
小池氏が眦決して戦おうとなさっている都議会は内田茂氏ですが、
この方の内実は各自、調べて頂くとして、テレビが内田氏の「内実」を
いっさい報道しませんね・・・・・。
まだ週刊誌報道の裏が取れてない・・・・ということはないですね。
彼らは、週刊誌を錦の御旗に週刊誌がこう言うてはるで! と
普段ならしゃべりまくります。
私がたまたま、見たのは某局お昼番組でしたが、元某県知事の
方の、どうかすると「そこはかとない内田上げ」で、報道番組の
内情も多少は心得ている私も、さすがに呆れ果てたのでした。
アメリカ人含めたコメンテーターの皆さんも、内田さんの暗部には
いっさい触れず。
内田さんを仮想敵として出た小池さんを、暗に実態のない悪に立ち向かうドンキホーテでもあるかのようにそしっているのか、と思われなくもありません。
辞任はされましたが、内田氏に巻かれた帯は仮にくる、くるされても
この村娘おっさんは、みずから帯を解いて、仰向けにひっくり返って
足を開きそうです。
おら、やらんかい、やれるもんなら、やってみぃや、おら。
にんまりと、生け垣の隙間から覗いている、顔と態度のでかさで
知られる年増は村の森に住む、お喜。ふんっ、小娘にまけるかいっ、と
五輪(いつわ)の家紋の浮き出た羽織の背中を見せ、泥にまみれた
蹴鞠を腹いせに蹴りながら、去っていったのでありました。
・・・・・・闘いはこれからです。どちらがやるか、やられるか。
勝敗の行方が都の、ひいては国の健全化につながります。
しかし、都政劇場には悪役の多いこと。帯を解かれて、あーーれーは
国民が言いたいのかもしれません。
くる、くる、くる、くる・・・・・・
あーーーれーーーー。
皆さん、都議会の前で帯解け運動やりませんか?
「やん、利権右衛門さま、ごむたいな」
と叫び、皆で一緒に回転します、胸を両手でかばいながら、
あーれー、くる、くる、くる・・・・・・
・・・・・・・あたしゃ一抜けしますけど。