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領土は渡さない

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表記タイトルで、統合幕僚長の河野克俊氏と百田尚樹氏が対談なさっているのを読みました。(「WiLL」10月号)

かねてからの、私の懸念「9条で手足を縛られた自衛隊は、いざ戦闘となった時に先制攻撃が効かず不利ではないか」は、百田さんも同じことを河野氏に漏らされるのですが、河野氏は否定なさっていません。

「他国の軍隊組織と比較すると、平時においてはたしかにそういう一面があると思います」

対談の言葉のままです。

「安保法制の制定等によって、活動範囲を広げていく必要があると思います」

尖閣の防衛については、あらゆる場合を想定して断固たる措置に出る、と河野幕僚長は断言なさっています。

しかし、その決意と実情が中国に伝わっているかどうか、との懸念は百田氏も述べていて、私もそれは同意です。尖閣に上陸とか、バカなことをやらかさねばいいのですが。一寸刻みで領空領海に入り込み、日本の出方を伺っているのが見えるだけに。

あと、困ったもんだなあとこれは常日頃思っていることですが、大臣が無造作に変わることで、とりわけ真剣に取り組もうと思ったら5年、10年の歳月を必要とするだろう文科相、防衛相が短期で変わるのは、専門知識の初歩を身につけたとたん他へやられてしまいます。

稲田朋美防衛相も、連日防衛省に行きレクチャーを受けているというのですが、なんで一人を長期に据えませんかね? 今の慌ただしいスパンだと、学んで終わり。

女性の防衛相つながりで、小池百合子氏はおそらくいずれ国会へUターンして首相の座を目指していらっしゃると思われるのですが、しかしながら都知事はせめて二期務めて頂きたいと予め、お願いしたいのです。ご承知のように、知事の手腕が問われるのは、二期目からです。

女性ということで、唐突に飛躍するのですがトランプ氏待望論が意外に多くなっていて、へぇと思っています。私なども、実はクリントン氏では日本は戦後レジウムのひきずりのまま変わり映えせず、アメリカに言われるまま時に屈辱的で息苦しく、トランプ氏なら良くも悪しくもショック療法で、防衛も自主独立のほうに触れて行く可能性も感じるのです。
最初は、とんでもないホラ吹きおじさんだと思ってましたが・・・・・。
いざ大統領になれば周囲からの制御もあり情報のレクチャも受けるので、
今みたいな野放図なさまは、多少は抑制されるでしょう。

仮にクリントン大統領で気が重いのは、この方皇后陛下と親密で、それゆえ女性天皇の擁立を男女同権の立場から、援護射撃しそうで、皇室の特殊性を一知半解で口出しされることが予見でき、それは由々しきことだと思っています。
ジュネーブ国連欧州本部の女子差別撤廃委員会の介入が顕著にあるだけに、新大統領の口添えが日本の世論を妙なほうに引っ張って行かぬかと。
国連の委員会には、日本の左翼とNGOが暗躍して、女性天皇の誕生を画策しています。「生前退位」は、それ単独である話ではなく背後の大きな勢力とつながっていると私は見ています。女性天皇を言い立てるのは、ほぼ左翼と日本憎しの「外国」ばかりという現実をどうぞ見て、情報を得つつあれこれ頭をめぐらし真実を探り当てて頂きたいと願っています。

緒論あるでしょうが、神話か実在かは重要なのではなく、天照大神という皇祖神につながる神武天皇を初代として、男系DNAでつながることがこれは理屈抜きに皇室の成り立ちに必要だと思われるのです。

皇室は浮世の薄っぺらい男女同権だの人格だのという権利意識で測る存在ではないと思っています。日本という国家がそもそも神武天皇と神道と天照大神と三位一体で始まった国で、それが戦争を挟んでもなお現在まで続いている世界で唯一の稀有な国です。

祭祀を単なる厄介な儀式として捉えるのはおそらく、霊感皆無の唯物主義の人たちでしょうが、私のように、わずかでも三次元以上の存在を「感じる」者は祭祀が単なる旧弊な伝統儀式とも思えないのです。祭祀が崩壊すれば皇室の芯は瓦解、国体にも影響する、と私は恐れています。そして祭祀王は男でなければならぬ、と。
常時安定した祭祀が出来ない女性の生理的条件を含め、素朴な感性として神事は男の領域だ、とそう思うのです。土俵という結界に女性が踏み入る違和感、というのが近い感覚かもしれません。
異論はあるでしょうねぇ・・・・。理性の埒外の話なので。
ローマ法王も男性限定ですが、こちらの理由は知りません。

国連やクリントン“新大統領”が、クレームを入れてきたら、ローマ法王を引き合いに出すと早いかと思いますが、本当は数時間こんこんとご進講して欲しいところです。大統領になるかどうか、現段階では解りませんが。

皇室関係のことは、不敬にあたらぬよう細心の注意を払いながらの
言葉選びがしんどく、避けがちなのですが今日は女性天皇不可論にまで
踏み込んだので、もう一つリアルな懸念を記しておきます。
仮に愛子天皇が擁立なった時、その背景には国連に出入りの左翼弁護士他、
もっと、いうに憚るお方たちもいるわけなので、伴侶として迎える
男性が、実権を握る可能性を恐れるのです。必ずしも公明正大な
男子と結ばれる保証がないので・・・・・。

 

またまた連想ゲームで、思い出したのですが・・・・「領土は渡さない」で
竹島に思いが行き、そこでJA全農が韓国から肥料を輸入するという
話。韓国の議員団が竹島に不法上陸したばかりなのに、なんで
こういうことしてくださるのかな・・・・と。
農業に全く無知なので、単なる嘆きでしかないのですが。

私も韓国産と中国産は極力避けているほうなので、それは
単に安全の意識から。農薬使われたら、処置なしだなあ、と。
国産野菜や米を買ったつもりでも、肥料が韓国産では。
化学肥料だとかなので、しょせんチッソ、リン酸、カリではないかと
言われそうですが、混ぜものをされそうで・・・・・

食の安全にはお金がかかります。承知で高いほうを選んでいる
消費者の多くいることを、知ってほしいと思うのです。


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