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Channel: 井沢満ブログ
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自惚れ鏡

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昨日・・・・・朝、テレビをつけっぱなしに、ベッドでうとうとしていたら
聞き心地のいい声が聞こえてきました。
ほどよいトーンと、滑舌のいい言葉・・・・
小池都知事でした。さすがマイク慣れしていると、
起き上がって思わず見たら、原稿をお読みなのだけど、
棒読みではなく、原稿に目を落としたままでもない
場内への目配りもきいて、改良の余地とてない100点です。

それで、思い出したのが現在自民党の某女性議員のことです。
まだ議員になっていない時に、“面倒見てくれないか”的に
頼まれ、会って話をしたのですが、私がもっとも知りたい
日韓関係に対して明確な答えが返って来ない。
かといって、他にこれといって志が見えない。
ただ一点、自民党結党の目的である「憲法改正を」という
一言があったので、しばらく様子を見ていたのですが・・・・

まず文章が書けない。悪文なのだけど、本人それに気がついてない。
どころか、いっぱしの文章家だという自己評価のようでした。
面倒だなあ、と思っていたら、文章推敲のプロボランティアが
現れ、彼女がブログに何か書くたびに、細かい推敲文を
ボランティア氏は送っていたのです。私にもメールが転送されて
来ていたので、つぶさに見ていたのですが、的確な指摘でした。
ところが延々、それを続けても彼女からはなしのつぶて。
私がやっていることではないので、ボランティア氏がよく切れないなあ、と
はたで、やや不快の念で見ていたのですが・・・・

彼女関連の動画を見ていたら、出馬にあたって自民党のお偉方が
駆けつけ演説会の様子なのですが、感極まって彼女は舞台で絶句、
べぇべぇと泣きはじめ、もっとも避けたいパターン。感情のコントロールがきかない政治家など最悪です。とそれも書き添えて、演説における心得と、
感情のコントロール法を、演技の見地から説いて送ったら、
これまたなしのつぶて。

「応援お願いします」というから、よかれと忠告したのですが
彼女のいう応援は、一票寄越せということのようでした。
とりあえず言葉のプロに応援を頼んだからには、よもや
票を入れろというごとき無礼はないだろうと、思ったのでした。

私はボランティア氏のような根気がないので、その時一回きりで
見限ったのですが、後に電話でいやいやながら話さねばならないことがあり、
私は内心の不機嫌は見せず普通に会話していたのですが、ボランティア氏の
推敲に「うんざりする」という発言があり、たいそう驚いたのでした。

迷惑なら迷惑で、それなりのご挨拶はしてけじめはつけねばならないのですが、
しかし、困ったことには彼女はやはり自分がそこそこ文章を書けると
思い込んでいる点でした。おのれの能力を勘違いしています。
彼女が己を映して見る鏡はどうやら、フォーカスがかかっていて、
こよない美人に自分が見えるようです。これを自惚れ鏡と言います。
能力に対してもそうです。

時の勢いもあり彼女はめでたく議員となりました。
私が、初対面で感じた通り政治理念が明確に打ち出されぬまま、
韓国への姿勢は曖昧、どころか反日国韓国の道徳教育を絶賛、選挙戦は対日教組というニュアンスでの戦い方であったので、せめて教育だけはきちんと戦って欲しいと願っていたのですが、いっさいやらず。どころか、母校で事件があった時すら避けている様子。なんで、あなた議員になったの、何を日本国のために、
したかったの・・・・・といぶかりつつ・・・・

ボランティア氏とは「彼女は売り方を間違えているよねえ。鼻もブタさんなのに、まるで美女議員みたいな文体で下手な文章を綴るし、振る舞いをしてる。ブスは度胸だ、文句あっかで売っておそらく、いい本質が出るだろうに、己を知らないと、大きなポジションは占められないし、大した業績は残せないね」と二人共、評価は同じでした。芸能界にも通じる法則です。

それからじゃっかん、色々あり、これもまた私はたいそう驚かされたのですが、
某大手新聞社の記者を使って、私とボランティア氏の実名を出して、
ツイッターで誹謗させたのです。姓だけなので、個人特定は出来ない
ものの、私の批判に対する意趣返しだったのでしょう、記者を
使っての嫌がらせと恫喝です。

相手するのもばかばかしいので、放置していたのですが今度はその
記者とトラブルを起こしたようで、記者を激怒させそれが飛び火して
国会記者に、彼女の恫喝についてばらされる始末。
何か性格に、恫喝的な要素を持つようで、他でも凄んでいる
姿を目撃されています。
あたしを誰だと思っているの、ふうな恫喝で下品です。自民党という
後ろ盾を武器にしての、ふんぞり返りなのです。

当選後の挨拶回りをさぼって、男の秘書を連れて北海道に
行き、誰かの事務所を訪ねるやら、出だしから舞い上がって
スター政治家気取り、党から配布された日の丸を議員会館の
廊下に放置していたさまが、政治記者にすっぱぬかれ、すると言い訳のように
実家の部屋の壁に巨大な日の丸を垂らして撮影した画像をアップ。
その稚拙さにまたまた驚かされたのでした。室内に巨大な日の丸を
飾ることの不自然さに思いが至らないのです。

いまだに私は彼女が政界で何をしたいのか解りません。
自分が傷つかない安全圏でもっともらしいことを発言、
身を斬られることは避けつつ、党内世渡りと地元の
票確保に汲々としているようにしか、私の目には見えません。
職業として、政治家を選んだだけのことかもしれません。

愛国保守っぽいことは言うのですが、身を捨てる覚悟での行動はゼロ。
彼女との、短い交流で学んだのは、議員になったからといって
立派なのではない。という以前に立派な人が、議員になるわけでもなく、
その逆もある、というつまらないことでした。

しかし、素人から議員誕生に至るまでその経過をつぶさに見せてもらったので、
議員に過剰の期待を持つことなく、言動を観察するにも時間をかけ
慎重になりました。

私と道で出くわしたら、彼女がどう反応するか好奇心があるのですが、
このところ、用もなく自民党本部にも議員会館にも出向かないので
出くわす機会がありません。
私は笑顔で優しく声をかけようと思っているのですが。
「最近は誰を脅してるの?」と。

上は小池百合子氏、下はその女性議員・・・・・とピンキリを
見せていただいたのもなかなか、興深い眺めではありました。

政治家にとっての資質とは何か覚悟とは何か、ということを考えるきっかけにもなったのです。
中身はむろんのこと、見た目も相当大切だなあ、と思っています。
見た目だけで海外に出したくない政治家というのがいます。
小池氏といい安倍総理といい、安定感があります。
小池氏はファッションも心得ていらっしゃいます。
しかし、実力が図抜けてあれば、それはもちろん実力優先です。

海外では、肥満は自己コントロールがきかない、ということで
評価が低いのですが、日本はその点寛容なので、その女性政治家は
パンパンに膨満したまま、相変わらず文章は下手、語彙は貧弱、トークは
可もなく不可もなく。でもそれで通っているのです。思えば、民主党に愚民の群れがいっせいに投票してしまったあの悪夢の選挙で、たくさんの無能議員が
誕生しました。あれを思えば、まだくだんの政治家女史は
最小限の日本語が書けるだけ、マシな部類なのかもしれません。

しかし、自惚れ鏡は私にもあるので偉そうには言えません。みっともないので自重はしているのですが。

もうお一人、これは政治面ではなくお嫁さんのお世話しようとお見合いを
私がセッティングしていた男性が、見合いは実らなかったのにいつの間にやら自民党の議員になっていました。週刊誌によると隠し子がいるとかで、おいおい、隠し子はいいんだけど、お見合いをセッティングした時、言っといてくれよ・・・・
もっとも、私に言われ断りきれずお見合いしてくれたのかもしれず。
とびきりの美女を用意したんですけどね。

お見合いと言えば、身近に東大・ハーバード出の、これはフェイクではなく
双方実力で入学し卒業したお嬢さんがいらしたので、その頃はお付き合いのあった鳩山夫人に、「息子さんのお相手にどう?」と持ちかけたら、「息子にはすでにお相手がいます」とのことでした。今にして思えば、よかった・・・・
鳩山家に嫁を世話した人物ということで、烙印が一生
ついてまわるところでした。

 

(誤変換その他の瑕疵は後ほど推敲します)


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