先の拙文・・・・・
これに対して、読者の「Aさん」からコメントを頂きまして、
(上記コメント欄を参照)専門家の方のご意見として
築地の「アスベスト」の問題があるから、とありそれはそれで
「なるほど」と思ったのでした。
わたくしの言葉に変換すると、不正確になるかもしれないので、
一部抜粋させて頂きます。
《たとえ工事現場に囲いをしても、その横の敷地で商売を続けることは不可能だと判明したため、「移転」に傾いたらしいです。》
《築地のアスベストは対処をしているはずですが、そこまで「移転」に傾いたとなると、実際は、かなり残って危険なのかもしれません。》
《知人の話の要旨は、以下のようなものでした。
《利権はもちろん発生しているけれど、それだけでなく、アスベストの問題があることを騒がれたくないから」
「移転させて(マスコミや国民の目をそちらに向けさせ)、築地の方は、何も問題が無いかのように黙って解体してしまうつもりだったらしい」》
《その口ぶりから、実際はアスベストがかなり残っているのだろうと思われました。 豊洲の利権がクローズアップされているので、築地のアスベストについては、少なくとも、大手のメディアではほとんど触れられていませんが・・・。
また、上記の流れで進めようとしていたなら、「豊洲は仮移転、また築地へ戻す」とした場合、築地への注目がフェードアウトしないので、都合が悪いのだろうと思います。》
抜粋は、以上です。
これに対して、わたくしは築地市場のアスベストについて調べてみて、また素人ながら意見をコメント欄で述べたのですが、やたら長くなり・・・・それじゃあ、今度表の文章でお返事を書きます、ということになったのですが。
何という・・・・そのコメントのコピペをどこに置いたのだか、実はコピペして気で消去したのかどこにも見つからないという・・・・お粗末。
一体わたくしは、何を書いたのだろう・・・・・とおぼつかなく思い出しながら、
復元してみますが、文章には書いたその瞬間の熱気と勢いという旬度が
ありますから、復元はしょせん鮮度を失った魚みたいなものです、と
築地にひっかけてみたり。
まずアスベストについて調べて得た知識は、現在築地市場でのアスベスト処理はかなり進んでいて、残存アスベストは20%に過ぎない、という専門家の方のご意見でした。
ただその方は、豊洲への移転推進派の立場で書かれていて、わたくしの逆の主張で利用すると失礼にあたるかもしれぬので、出典元は敢えて記しません。
また残存アスベスト20%の根拠が正しいのかどうかも、判定能力も有さないので、正しいとして、仮説で述べるしかありません。
以下も、素人のあてずっぽ論ですがただ、取り柄があるとするなら何の利害関係も背後になく、純粋に築地市場を都民として長く愛してきたその立場からの「感想」なので、利権混じりで、思考の隘路にさまよい込んだ意見より、案外的を射ていることも、ひょっとしたら、あるんじゃないかと僅かの可能性を思いつつの、そう、「論」ではありえず、「感想」なのです。
まず残存アスベスト20%なら、何とか処理できるのではと思ったのです。
それと、今まで隠蔽の連鎖で真実がどこにあるのか見えなくなっているので、
いっそ、批判を浴びる覚悟で全部、情報をさらしたらどうかと都には
提言したいと思ったのでした。
こういう言い方も語弊がありますが、しょせん過去の連鎖でここまで来ていて、
もはや責任の所在も遠く、現在の都庁が直接負うことでもなくなっているし、と。
(無論、隠蔽に対する追求は免れ得ないでしょうが、ほぼ現役からは
外れた方ばかりではないであろうか、だったらさらしちまえば、と)
そして、コメント欄に「豊洲は売ってしまえ」という書き込みを頂戴し、ああ、
それもありなのかと目からウロコだったのですが、売って損しても回り道でも
結局それが早道なのかな、とも思いました。
ベンゼンその他、豊洲に皆無でもないようなのですが、そんなこと言っていたら、都内に清浄無垢な広大な土地があるかどうか。
1935年開業で、81年間無事故で営業してきた実績を信じようじゃないかと、
これもデータではなく素人の、心情論です。
ただ、今回すでにもう豊洲はまさに、心情論の領域でダークになってしまっていて、運営にはしばらくネガティブなイメージがつきまといそうです。
しかし、それにつけても思うのは、現在築地のアスベスト処理が残存20%にまで落ちているとしたら、なぜ最初から全てをオープンにさらした上で、築地の建て替えに素早くかからなかったのだろう、という疑問を抱きます。
部分建て替えで行くのか、いったん一括してよそへ移って仮営業して、戻ってくるのか解りませんが。
今であれば、豊洲を仮営業場として使用、築地を一斉に建て替えて豊洲からUターンするという案もありそうな? (と人に言ったら、それならそのまま豊洲で営業しろって論にならぬかと指摘されたのですが、いったん豊洲に行っても直下型地震による液状化や津波を理由に、築地に戻れぬかと愚考したのです)
従事している人々へのアスベストによる健康被害が明るみに出ることを怖れたのでしょうか。
病気になった人への補償問題を含めて?
然しながら、結局隠蔽は次の隠蔽を生み、隠蔽の連鎖が物事を
ワースにし、結局不必要に数倍にも膨れ上がったお金を払うことになってしまいます。
というのがコメ欄で述べた、わたくしの素人考えです。
ただ仄聞するところによると、第五福竜丸(1954年)で放射能を浴びたまぐろが
築地の地面下に埋められているという説もあり、ここまで来ると私は
唸って無言になるのですが・・・・・・ただそれでも、今まで決して短くはない
期間、無事故で来たので徹底的に埋めれば何とかなるのでは、とこれも
素人の考えです。
築地だって、江戸初期に遡れば埋立地さ、と言われれば絶句する程度の
脆弱論者なんですが・・・・・これも、弱々しくこれまで無事故できた歴史が長いので、と言い返すぐらいでしょうか。
大田市場を拡大するわけには行かないのか、とこれも思いつきの浅慮なんでしょうが。
某テレビ局が、心臓部のメカが全部地下にあり津波で全てを失うことを怖れ、まだ新しい建物を捨ててまで移転を計画していることは、前の稿で書きました。
豊洲はそういう意味でも、エリアとしての安全度は高くはないと思われます。
ついでに調べてみたら、アスベストって女性の粉状の化粧品や
ある種の粉系製品にも入っているとかで、しかし
何十年の蓄積で害があるレベルなのだそうで・・・・・これをして
神経質になるな、不安になるなと言っても良いのかどうか。
その領域にも専門家ではないので、できりゃアスベストなんか使わないで
欲しいなあと、代案も提示できずただ希望を述べるしか、能がないのです。
誤変換及び、文章の瑕疵は後ほど推敲します。