と見出しふうに言えば、トランプ氏の選挙後の豹変は
そういうことになります。
安倍総理が会って、どういう話し合いの結果になるかたとえば
沖縄の米軍に対しては日本は70%の費用を負担している、
それに駐留軍はアメリカのためでもある、とまっとうな意見を
出して、トランプ氏がそうだな、となればよし、しかしながら
「日本が全額負担しないなら、アメリカは軍隊を引き上げる。
確かに日本はアメリカにとっても要塞の一つではあるが、
引き上げたところで、米国には核があり攻撃は受けない。
アメリカは今後アメリカの利益だけを、考えて営む。
日本はどうぞ自由にやってくれ」
ともしトランプ氏に突き放されたら、さてどうする、ニッポン。
トランプ氏の勝利を支えているのは、マイノリティばかりではなく
多国籍企業国家としてのアメリカの構造がもたらした、かつては
豊かだった中流白人層の貧困化もあるのではないかと、
考えています。
そういう層がTPP破棄、移民排斥、日本を含めた保護国への莫大な
出費を止める、と繰り出されるトランプ氏のスローガンを
激しく支持したのだと思われます。
アメリカが手を引くからには、日本も韓国も核を持て、という
選挙中に放った言葉を、トランプ氏は言った覚えがないと、
とぼけていますが、しかしアメリカのかつては中流として、
しかし世界基準では大変豊かに暮らしていた、転落白人たちの
気分としては、選挙後の今もそうでしょう。
日本なんて、知った事か、です。
そりゃそうです。どこも自国の利益と安全が第一で、見返りなしに
他国の面倒を見る理由などありません。これはアメリカに限らず。
アメリカ軍がもし、本当に日本から引き上げたらどうするか、という問いは
常に喉元に突きつけられた匕首のように、「トランプ以後」の
日本人は覚えておかなくてはなりません。
アメリカ軍に頼れないとなると、ある試算によれば現在の5兆円から3倍強の16兆円になります。11兆円の増。
現在の5兆円は、GDPのわずか1%に過ぎず、世界レベルでも低すぎるのが現状なので、全く不可能な金額ではありません。米国の軍事費はGDP比で日本の3倍強の、3,32%(15年度)です。
軍事費のGDPに占める割合は、平均4%から4,5%なので日本は
異常に低く、その分をアメリカにおぶさっていると考えるべきでしょうか。
ちなみに、各国の軍事費・・・・計算が不得意で、円換算とドル換算が混在するかもしれませんが・・・・
中国が8867億元(約16兆8500億円)
ロシアの軍事費は約9兆円
北朝鮮は年平均で40億4000万ドル、GDPの23.8%、GDP比では世界一。
ただし、中国の場合は発表の1割り増しとも、関連支出を含めると発表の2倍を超えるとも言われています。
戦争のハイテク化により、軍事力はいよいよその国の経済力との相関関係が大きくなっています。
日本が中国による侵略から身を守るためには、もしアメリカが撤退した後、どうするかということを、考えておかねばならないでしょう。
日本にとってアメリカ並みの軍備は、不可能な金額ではありません。
窮屈なら、わけの分からないODAを中国に渡したり、慰安婦で韓国と一緒に
日本を誹謗したアウン・サン・スー・チー女史に、何千億円も渡さず、
それこそアメリカ並みに、我が国大事を一義に営めば、できなくはないでしょう。
アメリカのいうように、全額負担したところで大したことはありません。
全ての経費を持てば、多少は物が言えるようになるのかもしれません。
それでも、自立した場合の軍事費よりは安いです。
ただ、もしアメリカが日本から手を引いたとして、アメリカ並みの軍事費で国が守れるか?
ノーです。
日本には核がない。
一方、日本を侵略国・敵国と見做している中国と北朝鮮は核を保有しています。
北朝鮮の軍事力は、GDP比では世界一でも実際は恐れるに足りません。
しかし、核を保有しているというその一点において、北朝鮮は軍事において
日本も韓国も遥かに凌駕している、という言い方も間違いではないでしょう。
さぁ、どうする?
国防は感傷論でも、心象論でも、理想論でも論ずべきことではなく、
極めて形而下の現実論で考察さるべきものです。
思うに、日本人の核アレルギーはどうやら本然的、自発的なものではなく、
敗戦この方の、米による刷り込み、自虐史観と無縁ではないと思います。
「平和憲法」護持論然りです。
冷静にこの世界の軍事バランスを考えた時、核アレルギー、
憲法改正アレルギーというのは現実を冷静に見据える胆力を欠いた、成熟したとは言えない思考形態でしょう。いえ、思考とすら言えない、パブロフの犬的条件反射。
何かに反対するときは、それに拮抗する、ないしは上回る代案を
提示せねば、それは「論」たり得ず、感情に過ぎません。
女子供の・・・・というのは死語でもあれば差別的でもあるでしょうが、
敢えて、女子供の唱える未熟感情論と言いたくなります。おそらく女性に
核アレルギーが多かろうと思われるからに過ぎませんが、わたくしの
偏見かもしれません。
理詰めで詰めていって、この現状を踏まえて核は持つべきでないという
結論に達し得るかどうかが、決め手です。
書きながら自分で、どこか嫌になるのですが、わたくしなど最も
戦争を忌む人間であり、軟弱でもあります、気だけはやたら
強いのですが。
それはさておき、よもやこの軟弱な私がまるで「タカ派」や「戦争推進論者」みたいなこと、唱えるようになるなんて、と自分でびっくりしているのです。
しかしながら、世界の現実を見るにつけ日本よお前は、アメリカ去りし後、
どう、国や家族を守るのか、という問いを突きつけられざるを得ないのです。
その上で核は持つべきでないという、結論に至るのが難しい・・・・と
率直に言わざるを得ないことに、自ら困惑するのですが。
核アレルギーで対論すら忌避する人々は、現在アメリカの核を「利用して」いることに直面しません。所詮は、核に守られて日々の生活があることを認めたがりません。借り物ながらもう核は保持して、それに守られているのが現実なのに。まるで核に依存していないふりを続けるのは、不誠実であり不正直でしょう。
それに日本国内に、核はある形でもうすでにある可能性があると思いますが。
日本の持ち物ではないということだけで。
あたかも、設計図には便所のない家に住んでいるかのようで、一種の
汚さをアメリカのみに押し付けていることに、知らんぷりです。
もし、トランプ氏がアメリカ軍のいっさいを日本から引き上げた時、
わたくしたちは、どうすればいいのか、それを考えて頂きたいと
思うのです。
理詰めで詰めていっても、核不要という論があれば、無論知りたいと思います。
むしろ痛切に知りたい。
選挙中のトランプ氏は「不法移民を全員強制送還」と言っていたのを、 「犯罪歴のある移民をまず送還」と、トーンダウンしました。
アメリカの不法移民の数は、一説には1千万人ともいわれていて、ものすごい数の不法移民たちの暴動を警戒したのかもしれません。真偽を確かめていないのですが、このたびのアンチトランプデモの首謀者(の一人)は韓国人だと言われていて、アメリカには23万人の韓国人不法滞在者がいると言われています。
日本には、広い意味で何人いるでしょうか?
■ウィキリークス「反トランプ、就任反対デモの首謀者は韓国人女性」
クリントンの選挙対策責任者のメールを暴露(韓国語記事)
(http://m.viva100.com/view.php?key=20161114010004319#hi)
「集団でバスを利用するなど組織的に動いてるが環境運動家チョ・ヨンジョンが関係してる」
ーーーー抜粋終わりーーーー
わたくしが尊敬する在日韓国人ジャーナリストでブックマークもさせて頂いている、崔碩栄さんのツイッターに詳しいです。
https://twitter.com/Che_SYoung
イギリスのEU脱出(Brexit)からトランプ氏の不法滞在移民の本国への送還に至るまで、脱移民が世界の潮流となっていますが、日本はあたかもそれに逆行するかのように、五輪を理由にどさどさ外国人を入れ込んでいることが気がかりです。
人口減を見据えると、あるレベルまでの導入は必要だという達観はあるのですが、どうも五輪を錦の御旗に振りかざして、形を変えた移民政策をやられるのではないかと、ふと思わないでもなく。
自民党政務調査会の「労働力確保に関する特命委員会」は5月、「『共生の時代』に向けた外国人労働者受け入れの基本的考え方」をまとめています。
いつの間にか「共生の時代」になってしまっているし。世界の潮流は「脱共生」なのですが、苦い経験を味わった後に。
五輪の悪利用という不安もあり、不正あり、利権あり、嘘ありの五輪が相変わらず好きになれません。成功は望みますが、7月末から8月にかけての開催。
正気の沙汰ではありません。なのに、なぜ直下型地震他、危険性が
いっぱい言われている日本に来るのか、どうにもいまだ腑に落ちないのです。
頭が高いIOCとつるんだ森元総理の居丈高な姿勢も、楽しくはありません。
お金のほとんどを出すのはわたくしたち都民であり、森氏でもバッハ会長でもありません。
各国、だんだん招致には消極的になって行くであろう五輪ごときに、なんで
ああ、ふんぞり返っていらっしゃれるのか・・・・・。
ところで、TPPはトランプ登場で潰えましたが、(私は日本は自給率を高く、
1ミリでもグローバリズムからは遠くあり、いつでも自力で生きていける
国であって欲しいので、メリット・デメリットを秤にかかる以前に、TPPには
心情的に(理詰めではないのです)反対だったのですが・・・・
TPPは消えてもピコ太郎さんのPPAPは、トランプ氏の孫娘がお気に入りで
歌いながら踊っている動画がまた世界に拡散中のようで、安倍総理が持ち出す話題としては最適ですね。
スーパーマリオに続き、ピコ太郎さんをソプライズに伴ったら
いかがでしょうか。無能外務省の人々の10億倍、働いて
貰えそうです。
ところで、皆さんスーパームーンはご覧になりましたか?
私は見そびれたか、そもそも雨もよいの東京の空には
出ていたのだろうか。
誤変換他、文章の瑕疵は後ほど推敲致します。