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「涙なしのらくらくダイエット」 デトックスペンション vol.2

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デトックス・ペンションVOL1

承前

以前、知人に「ダイエット本を書くので、アドバイスを」と言われ、いくつか文章上のことなど言わせて頂いたのですが、ついでに「ダイエットなんて簡単。食べなきゃいいだけ」と答え、ちょっと嫌な顔をされたことがあります。

そりゃそうです。一行で済んだら本は要りません。

ただ、今回改めて思ったのですが「ダイエットの要諦は食わぬことにあり」。
食べねば、1日に1キロずつ減って行き、4日目からは100グラム単位の
減量です。

といえば、その簡単なこと「食べない」が出来ないから、悪戦苦闘
しているのだと声が聞こえそうです。

そう、日常の中にいては困難です。だからそれなりの場所に
「籠れば」よろしい。私がいたペンションにはテレビも置いていず、
新聞も来ません。だからニュースとも隔絶、テレビのグルメ番組や
ハンバーグや寿司のCMなど目に入りません。

思えば私とて、テレビのCMに促され夜遅く、その焼き鳥屋さんの
ありかを探して歩きまわったりしていたのでした。テレビで
その日のメニューが決まるということも珍しくありません。

というわけで、篭って食に関する情報と環境をカット。その代わりに
断食や少食のメリットについて書かれた本に10冊ほど
読みふけるのです。どうせ、温泉に浸かることと施術を受けることしか
することはないのだから。1日2回のジュースなど、所要時間、
1回に5分です。

これは、実感している人も多いかと思うのですが、胃に固形物が
入っていない時のほうが集中力が増し、思考力も高まり、感性も
鋭くなります。

「売れっ子」をやっていた頃、私はほとんど食べずに12時間
休みなく原稿を書き続けることなど、しょっちゅうでした。
人間の集中力を保てる時間、などともっともらしく流布されて
いますが、あれは事実ではありません。
胃にものを入れぬまま書き続けていると、ある時点を過ぎると
集中力は、むしろ凝縮されカンも冴え渡ります。

絶食により鋭くなった感性で、断食や不食の読書に浸ると、
食に関する脳の配線が変わって来ます。

ただ水だけの本格的断食は、覚悟もリスクもつきまとうので指導者の
下で行うこと。家で、1人でというのはとりわけ危険です。

ジュースだけの断食は、お粥から始まる「復食」の過程を
地道にやるなら、出来なくもないかもしれませんがやはり
最初はそれなりの施設に数日間籠って、絶食のセンスを
身につけてからのほうが、安全でしょう。
環境をそれ一本に思考を出する場に変えるだけで、随分
楽になります。

広めの個室をとったりすると、それなりのホテル並みの料金ですが
二段ベッドの普通の部屋にすれば、シーズンオフなら
格安。普段ダイエットに費やすお金の累積を考えれば
安いものでしょう。

ハワイ5日間もよろしいですが、身体を浄化しつつの体重落とし
温泉宿もよろしいのではないでしょうか。

ダイエットに悩む人達に敢えて上から申せば、食欲に
負けるなど浅ましいのです。・・・・・と、1週間前までの
自分は棚に上げ、言っています。浅ましいと揺さぶって、ショック療法。
いえ、事実浅ましいのですけど。食いたい、ひもじいと
仏教で言えば、餓鬼界の住人ですね。

二十代の初期から、あまり食べなくなりそれは、ヘビースモーキングで
食欲がなかったこともあり、また十代の頃から「厭離穢土(おんりえど)」という
言葉に感応するぐらい、厭世観激しく生命への否定感が強かったせいでもあり、
要は食べないことに加えてニコチンの大量摂取で、命が短くならないかしらんと
期待したのです。

浅慮です。

人には天から与えられた寿命があり、いかに「工夫」しようと
寿命の間はほぼ生きます、息させられます(敢えてご変換のママ)。
人為的に短縮しようとしても、ただ健康を害して苦しくなるだけでした。

生きることは息することで、息も健康と精神のありように
深く関わっています。長く吐き、ゆったり吸うを心がけると
よろしいです。そして肛門を引き締めること。

呼吸法も心がけていたのですが、都会の只中に暮らしていて
汚れた空気を深々と吸い込む気にもなれず、呼吸が
疎かになっていたところ、東京から離れた山里の空気で
深呼吸を思い出しました。

若い頃の私の食嫌悪は、人間の動物としての側面「他者の命を
奪わねば生きていけぬ」業への嫌悪感もあったようです。
食は排泄に即連なるので、そういう意味で人間も所詮動物かい、
という嫌悪感です。

もともと「満腹感」が苦手でした。私はもともと、1日が終わる頃には
ぐったりなるほど、感受性の鋭い「子」だったので、物を食べた後の、
あの感覚の鈍麻、思考力の低下、しどけない感じが生理的に
だめだった、ということもあります。

後年その満腹への嫌悪感が鈍麻して、大食へと針は振れて行き、
このところ「お里帰り」でまた、不食の方へと心がUターンしつつ
あります。

という文脈で「人間卒業」へと連なるわけですが・・・・それはまた
次回に。

と言って、おのおのの価値観なので、大いに喰らい陽気に笑い、
一生を過ごすもそれはそれで、一生です。
(ツケは払うことになるかとは思いますが、覚悟の上ならそれも
選択の1つです)

帰京そうそう、ニュースの洗礼ですがテレビ番組が脳に
突き刺さるようで、余り見ていません。

1つ、森さんが相変わらずの不遜さで、物事をすり替え
歪めている発言が目に付きました。

五輪はそもそも東京が率先して「やりたい」と言ったのだから
国のお金などあてにするな、ですと。

率先なんかしてませんよ、石原さんが一人相撲で誘致にかかる
ための費用を都税から溝に捨て続けていただけの話。
都民の熱意が感じられないので、東京開催は遠いというのが
IOC側の当時は言い分であったと思います。

五輪が東京都メインのイベントなら、なにゆえ安倍総理が
出て来て、招致運動に皇族までお出ましなのですか。
確かな筋の情報によると、石原さんは皇太子殿下を招致運動に
引っ張り出そうとして、皇太子殿下に直接声をかけています。

スペインでも皇太子が出てくるし、五輪が開催都市を飛び越えて
国家マターであるのは、常識です。

 

 

*誤変換及び文章の瑕疵は、後ほど推敲致します。

 

*アクセス数が増えるに連れ、ジャンクコメも時に紛れ込みます。
鬱陶しいのでとりあえず、お名前欄に無記名のもの、
杜撰なHNは1つの目安として、そのままスルーさせて
頂きます。

 


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