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「涙なしのらくらくダイエット」 デトックスペンション vol.3 人間卒業

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承前

「涙なしのらくらくダイエット」 デトックスペンション vol.2

今朝は池袋の眼科に行って、最終検査でした。
「非常に良好」だそうです。もともと視力に不自由があっての
手術ではなかったのですが、術後2週間で症状が落ち着いてみると、
心なしか、視界が明るくなったような気がします。

車が不得手で、電車で向かうのですが・・・・・読書と人間観察が
出来ることもあり・・・・・見るからに良質のコートを着て、品のいい少年を二人見かけ、よほどのご家庭の子息なんだろうと、チラチラ見ていたのですが、
ふたりとも茗荷谷の駅で降りていきました。

ああいう品格は「ふり」では出ない佇まいです。産湯の頃から豊かで、教養溢れた親御さんに育まれないとあの気品は出ません。 (いかに*室に
お入りになろうと下品(げぼん)は下品、と毒針を密かに仕込んだりして)

調べてみたら、茗荷谷界隈は有名な文教地区で筑波、お茶の水及び学芸大の3付属校があるそうです。
こういう子たちが、一流大学に進みそのごく上澄みの少数が
日本の上流層の住人となるのでしょう。(品よく悪さをやる連中もいますが。てきめん顔と雰囲気に卑しさが滲みますが)

さて断食は最近、 fastingファスティングと横文字で呼ばれ、なにゆえ横文字ではければならないのか、解りません。求道的側面を避け、軽やかにしたいのでしょうか。

帰宅後は果物のジュースと、お粥に近い玄米でなんら痛痒は感じません。
本当はジュースだけでも、もはや平気なのですが年末は忘年会が
続くので、液体だけでそのまま忘年会特有の食に突入すると、
体調を崩しかねないので、徐々に固形物に身体を慣らしています。

忘年会をしのいだら、ジュースだけにまたしばらく戻そうと思っています。
身体と相談しながら、です。

塩を抜くと身体に芯が通らない話はしました。悪人を収容する某施設で、
囚人たちを塩抜きにすると、おとなしくなるという逸話を聞いたことがあります。
どの国の話であったか忘れましたが。

あと、食物が身体の影響に対してこれほど如実か? と驚いたことがあります。
「デトックス・ペンション」にいる間に、手が黄土色にシワばんで、これはあるいは白内障の手術で視えやすくなったせいか。
手だけは自惚れていたのに、やはり老いていたのか、と手術後の
女性陣の「私、こんなにシワがあったなんて」という悲嘆と重ね合わせて、
我が手をしみじみ眺めていたのですが、帰京後高菜のごま油と、
オリーブオイル炒めを食べたら、元のさほどまだ老いてはいない
張りのある白い手を、取り戻したのでした。

断食に徹底的に欠けているのは、塩と上質の油分なのでした。

肉は二切れ食してみましたが、ちっとも美味しいとは思わず、再び食べようという気にもなれません。フレンチやイタリアンでの会食に難儀しそうですが、浮世の義理や交友は、もうしばらくは絶やしません。
会食の席で「私、これは食べません」とやるのはいかにも、場をしらけさせます。

これほど如実に肉を欲しくなくなると思わなかったので、自分で品目を選べるお歳暮を頂戴したので、極上の黒毛和牛を頼んだのですが、今となっては
牛や豚の名を耳にするだけで気持ちが悪いほどの、体質の変化です。

10年後にはすっぱり、会食の席とも縁切りのつもりでいます。

食べ物嫌悪で、タバコとコーヒーとの暮らしで身体を壊し喀血、吐血して
一転「食べなくては」胃酸過多で胃に穴を空けるし・・・・と食べ始め、
ところが今度は長年のヘビースモーキングで肺がやられ、喀血。
煙草をさすがに止めたら、手持ち無沙汰を食でまぎらわすようになり、
また舌が本来の感覚を取り戻してものを美味しく感じ始めたことも
あります。

拒食から飽食、そして今度は意図的断食へと方向転換でやっと
本来の自分が納得出来る食事の形を得つつあるようです。

胃は、3日間食べなければ小さくなります。だからダイエットを志す人は、
まず胃を小さくすることから始めるのが筋道でしょう。

私の場合は述べたごとく、ダイエットは二義的なことで専ら
精神的なことを、目的に始めた絶食でした。

若い頃から厭離穢土欣求浄土という言葉に、心が寄り添い
厭世的であった私は、食断ちを自発的に始め、コーヒーのがぶ飲みと
1日60本から100本の煙草を吸いまくり、絶命までのショートカットを
選んだつもりでいたら、これが死なずただ血を吐き、胃の激痛に
うめくのみ。

そのうち、犬たちが家にやって来て彼らより先に私が死ぬわけには
いかなくなり捨て鉢であった健康に留意するようになり・・・・とあれこれ迂路がありつつの現在なのでした。

愛犬たちを続けざまにあちらに見送ってから、不思議なコンタクトを
彼らがして来るようになり、それは文章にしたことがあり、それを読んだ
室井滋氏が週刊文春で書かれて、愛犬家たちの話題になったのでした。

以下、怪しげな話に再突入するので、嫌いな方はスルーなさってください。

なけなしの霊感の持ち主として、死者と対話したこともあるので、
私にとって死後の生命や輪廻転生は自明の理なのですが・・・・・
それらを悟ったのは、ここ10年間ぐらいでそれまで暗中模索
して道を求めていました。

若い頃から、私は肉体が重くて邪魔っけで仕方ない、と漏らしては
周囲を呆れさせていたのですが、今となっては身体も借り物であり
自ら作った命ではない、と思うことも出来ますがその頃は、
肉体忌避も強くて、抹消したい衝動にしじゅう駆られていました。

肉体があるが故に、人間は動物であるという賤しい宿命から
逃れられない、という感性でした。

食うために人は殺し合い、盗みもします。

肉体があるからこその、人や犬を抱きしめた時の温かみでもあるのに。
雨に濡れた獣の毛が放つ異臭さえ、愛があればこんなにも
愛おしいのに。

「早く終えたい」と私はしじゅう口にしていて「死にたい」ではないのです。
命の永遠性はどこかで知っているので、私の中では消滅ではないのです。

これもなけなしの霊感による直感なのですが、人は有史以前この地球に
もっと完成された形の文明を有していた頃、身体は透き通った光のようで、
軽やかに空を飛び、食事など採らずにいわば半人半神のごとき「頃があった」と、これも妙な表現ですがどうも「記憶」があるのですね。

意識が高次元に飛ぶこともあるのですが、そこへ飛ぶと懐かしさに
涙ぐむほどなのです。

それらの「記憶」があるので、現在の不自由たらしい自分と波動の重い、
美しくはない現世にほとほと馴染めず、私はいまだ人間であることに
適応できずにいます。奇妙な言い方であることは自覚していますが、
実感です。
加齢と共に生じた「鈍感力」で人間であることにだんだん慣れては
来ていますが、まだ受け入れてはいません。

そんな時、デトックス・ペンションで読みふけっていた本の中に
不食による「人間卒業」という言葉を見つけ、いたく腑に落ちたのでした。
そうか、自分は死にたいわけではなく、ただ人間でいることが
とっても嫌いなのだ、と。

短絡して説明すれば、食べねば動物としての肉体から離れて
行けるよね、と。霊的感受性も、食べないほどに敏感になる気がします。
食断ちで、いずれ仮に命を落とすとしても本望。命を断つことにはならず、
むしろ健康になるのだろうという気がしていますが。

1週間に過ぎませんが、人と会わず話さず、情報の激流を
せき止めて、自分の心とずっと向き合ったことで、この世を去るまでの
自分の生き方がシンプルに視えて来たような気がしています。

後半酷く伝達しづらい領分に踏み入ったので、何がなんだか解らない
方々のほうが多いのだろうと思います。ご寛恕を。

末尾に・・・・

天皇陛下のお誕生日です。

が、それはとりもなおさず東条英機以下の日本人が次々に
GHQにより、巣鴨プリズンで吊るされていった日でもあります。

今上陛下は、GHQ工作員バイニング夫人に家庭教師名目で
張り付かれ自虐史観の洗脳を受けられ、更に誕生日に「戦犯」を
次々に殺すことで、アメリカ側から凄まじいまでの恫喝を受けられて、
その後の思想形成がおありです。

私達日本人は敗戦によるGHQ介入で変質してしまった皇室を、どの程度まで
把握しているでしょうか。

それにつけても、皇后陛下のGHQにあたかも加担する形での「A級戦犯」呼ばわりはなりませぬ。日本に「戦犯」などいません。かつて戦勝国による不法裁判ででっち上げられた犯人たちはかつていましたが、その後国内法により、もういません。

また両陛下ともに国民の意見を二分している憲法改正の是非へのお口出しは、本来天皇と頂点として結束してきた日本という国を分断しまとまりのないものにしてしまいます。

先の戦争は一方的に日本が仕掛けた戦争でもなく、やむにやまれぬ自衛の側面があったことは事実。それはマッカーサーのみならず、諸国のトップの人達が認めています。中でも感謝さえされているのは、日本が自らを痛め、白人による有色人種の奴隷扱いと植民地支配から脱し、アジアの人々に立ち上がる勇気を与えたことに対してです。

あの戦争が白人による有色人種蔑視と奴隷化の時代を、終焉させたのです。

戦争の全面肯定は致しかねますが、全面否定もまた真実を遠ざけます。

 

*誤変換及び文章の瑕疵は、後ほど推敲致します。

*アクセス数が増えるに連れ、ジャンクコメも時に紛れ込みます。
鬱陶しいのでとりあえず、お名前欄に無記名のもの、
杜撰なHNは1つの目安として、そのままスルーさせて
頂きます。

 


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