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Channel: 井沢満ブログ
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やっぱり胡散臭い森喜朗会長

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今更、何を言い出してるのだろうと思われるのが、五輪組織委員会の森喜朗会長です。

ゴルフ会場として決まっていた「霞ケ関カンツリー倶楽部」が、選手村と同クラブが約70キロも離れているとかで、何を今更・・・・最初から分かっていたことを。

「首都高、関越道に五輪専用レーンを設置できるかも含めて輸送計画を作る必要がある」とくれば、新たな土建利権ですか、とこの人の場合には疑心暗鬼。

「霞ケ関カンツリー倶楽部」が、内陸部にあるので気温が40度になるとおっしゃるのだが、そもそも盛夏開催の五輪自体が問題なのに。

東京の8月は、アスリートに最も快適だ、という恥知らずな大嘘を招致書に書いた人物をいずれ特定せねばならないだろうに、むろん開催が決定した今となっては、誰もやりません。

慣れた東京人がバタバタ倒れ、死者が出る酷暑の8月。海外からの客人に死者が出たら、招致書に「快適な季節」と嘘を書いた人物は、せめて恥じなさい。五輪とお祭りで人が死ねば価値半減です。

開催場所の変更と予算削減で戦う小池氏を擁護したら、コメント欄に「いったん決まったものの変更はよろしくない」とご意見を賜りましたが約束事をあげつらうなら、そもそも招致書での大嘘が発端の招致であり、道徳めくことをあげつらうごとき、きれいな状況にはありません。戦ったからこそ、利権の闇が暴き出されたのであり、それに決めたものを変える、どころか今この時期に会場変更を言い立てているのが、組織委の長です。

何度も書いていますが、五輪は汚れ過ぎました。各都市が敬遠し始めている状況です。

いったん決まったからには、成功してほしいとは思いますが、トラブル続き利権まみれの今回で気づいてほしいのです。こんなものを、再び呼び寄せようと
都民のお金を勝手に使うことを許してはなりません。

レガシーという言葉が頻用されますが、「二度と招致と開催に無駄な大金を投じるべきではない」という教訓を次代の大人たちである子供たちにレガシーとして残したいものです。

唯一、五輪開催が許容されるとしたら、候補に手を上げている米国ロサンジェルスのごとく、新施設はいっさい作らない、という条件のもとでしょう。
五輪がいまだ国威発揚になるのは、後進国です。

 

誤変換その他、後ほど推敲致します。

 


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