最新号の「週刊新潮」と「週刊文春」との、気になる記事に
ざっと目を通した。
新潮で最も目に止まったのがグラビアで、お題は“朝鮮民主主義人民共和国に出現した巨大スキー場”
北朝鮮に巨大なスキー場が建設中だとは耳にしていたし、また時期的に平昌五輪を、ひょっとして北に持ってくる思惑でもあるのかな・・・・・と思ってそれきり忘れていたのだが・・・・
カラーで大々的に紹介された画像を見れば、ホテルのなんと豪勢なこと、１泊４万円は、ツアー客価格で１万５千円になるそうな。安い。
案の定、巨大スキー場は来年２０１８年、平昌で開催される冬季五輪との共催を金正恩氏が狙っての建設なのだそうだ。
南からはすげなく断られ、閑古鳥。利用客は国内の高校生の合宿のグループ他、ちらほら。
しかし、パウダースノウで雪質も積雪量も問題なし。１０本あるコースの総延長は１００キロを越す。もったいないことである。
そこで、提案。雪不足、資金不足で中止さえ囁かれ続けてきた平昌五輪、大統領が機能停止で、いよいよ危うげ。
いっそ、北の会場を借りたらどうか。平昌はソウルから遠く、宿泊施設も不足でラブホテルに泊まらねばしのげない貧相さ。
いや、余計なお世話なのだが、日本をチラチラ横目で見られ、両手を頂戴の形にされても、もう舛添さんはいないし、頼られても、ねだられても困るのだ。
どうぞこのまま“おとなしく”反日に励んでいてください、と思うものだ。
超豪華ホテルが１万５千円でほぼ貸切状態、雪質が最高でリフトはがら空き乗り放題、日本からの航空運賃知れたもの・・・・とくれば、ふと私ですら行ってみたくなるではないか。食事も大層美味しいのだそうな。
しかも・・・・
日本人すら大歓迎で、ビザ取得も簡単なのだって。
外国人を誘致しないと、総工費１５００億円が捨て金になってしまう。
だから、どんどん行って欲しい。というのは、こういう形でも日本人含めた外国人が北朝鮮を訪れるようになったら、徐々に要塞が崩れ拉致被害者救出への緒（いとぐち）がつくかもしれぬし。
お名前も伏せるし、そのお話の内容も言えはせぬがある組織が現地に降り立てば、拉致被害者救出可能だと、私はある食事の席でうかがった。
しょせん、北も南も双生児、根っこは同じ、国土を不法占拠され慰安婦でいわれなき侮辱を受けながら、自国民は拉致。
何の「友好祭り」だよ、と岸田外相と安倍昭恵さん、高円宮妃に毒づいている私など、ひょっとして行きたくても北からビザなど降りないであろうか。
いや、行けたとしてあちらで日本での言動を記録されたものを突きつけられ、ホテルに軟禁？ とどこぞで耳にしたお話のような。
と、それかあらぬか・・・・・
「週刊文春」は皇室話題。
天皇陛下のお抱え理髪師への長時間インタビューだとかで、読んでみれば、なんのことはない、天皇陛下が公共放送で生前退位（理容師さんの言葉である）について「お気持ち」を表明なさったというのに、政府も国民もお気持ちをちっとも汲んでないじゃないか、けしからん、というごとき・・・・
いや、怒られても国民の９０％が、摂政制度の何たるかも心得ぬまま、また知らされぬまま、「ご高齢なのにおいたわしや」と賛成しているのだし、政府は政府でご高齢故に、そして時間を置くと天皇陛下による憲法違反という実態が国民に見えて来てまずいので、パタパタと急いでいるのだが、その急いでいるのが気に食わない、というワガママな言い分。
要するに、陛下のおっしゃるままなんで平伏しないのか、なんで一時しのぎ特措法かと仰せ。いや理容師がそう言っているのだが、何様。・・・・・といちおう言ってみるが、要するにNHKのあり得ないリークと同じこと、皇室内ご本体がNHK、ご学友と使って、アピールなさるも思い通りにならないので、ついに床屋さんまで登場という経緯を、国民は見透かす・・・・いや、そうでもないか。
それだけご明察なら９０％の賛意は得られないか。
真相出回るはネットのみ・・・・・と思っていたら、ネットの情報は全部嘘、とテレビは某局でプロパガンダが始まった。
今回も、また週刊誌で報じられたこととして、それを免罪符にワイドショーでもきっと取り合げられ、ほんとそうよ、理容師さんの言うとおりだわ、なんで特措法なんて陛下のお心に背くようなことを安倍内閣はするのかしら・・・・となりそうな。
それにしても、客の個人情報を外に漏らさない、は接客業の基本の「き」。それを、いともあっさりと破り、ベラベラと、全国に向けて。
整髪中の陛下の読書は半藤一利の本である、とまで暴露。半藤一利といえば「憲法9条を守るのではなく育てる」が持論の左翼論客。
両陛下共に、GHQ製作の「平和憲法護持」の９条信奉者であらせられることなど、常日頃表明していらっしゃるので今更驚きはせぬものの、個人的思想からひいきの力士まで決して表に語ることのなかった昭和天皇の佇まいを思う時、理容師が天皇の思想が知れる愛読書まで暴露するとは。
皇居内の理容室の間取り図まで添えられていて、仰天した。あたしゃ、絶対この理容師のとこには行かない。・・・・と言うのも気の毒、言わせられてるのだから、というほどのささやかな“思いやり”も、持っていはするけれど、日本人として筋を通せよ、代々続いたアルチザン（職人）としての、誇りは持てよ！！・・・・とは、言いたい。
昭和天皇に理容師として、また日本人として折り目正しく仕えた祖父と父は、倅の今の体たらくに、泣いていはせぬか。
追記 このところ、たまたま私の文章を誤読して見当違いのコメントをくださる方がいて、幸いきちんと内容を把握してくださった方々が注意訂正してくださっていてありがたいのですが・・・
ふとまた誤読されるかもしれないので、念のため。
「北朝鮮へスキーに行こう」は諧謔なので。
あんな国へ、お金を落としに行けというのかと言ってくる人が
いるような気がして・・・・。
私がこう書いたからといって、じゃあ行こうという人はほぼ皆無、だということを
前提にした文章です。
＊誤変換他、後ほど推敲いたします。
＊皇室への思いを述べることはご自由ですが、言葉に最小限の敬意はお持ちください。