歩きながら、海鮮の店の看板に目を引かれた。
「サザエのつぼ焼き」「海老の丸焼き」「鮮魚の刺身」などなど
今度来てみようかなあなどと思いながら見上げていて、
ぎょっとした。
「人肉のオイル焼き」
とあり、どう目を凝らしても読み違いではなく、「人」を書き間違えているのかと
想像を巡らすのだが、それに代わるような漢字を思いつかない。
帰宅したら「人肉のオイル焼き」を検索してみよう、ひょっとしたらその食べ物の
ヒントがあるかもしれない、などと思いつつ歩いていて、あっと気づいた。
ここまでで、もう解った人もいるかと思うが「人肉」はおそらくニンニクの
当て字だろう。
調べてみたら、この当て字を使うスーパーも八百屋もあるようだ。
やれやれ。大蒜という漢字が難しすぎるからか、しかしそれにしても?
と首を傾げつつ、連想はアンジェリーナ・ジョリの日本侮辱の捏造映画に
連想が飛んだ。日本軍が捕虜の肉を食らっていたという彼女が監督をして
撮った「アンブロークン」である。
最もたちの悪い悪魔は善人の仮面をかぶっている。
彼女の「人道的行為」は賞賛の的であるが、しかし「アンブロークン」に限ってもいいが、悪魔の業(わざ)であろう。
彼女がベースを置く国連にはいまだ、敵国条項が生きていてその中には
当然日本が含まれている。国連が反日組織であるということを知らないどころか、世界平和を考える友好的な組織だと思い込んでいる日本人が多い。
日本にあり、日本がお金を出さされている国連大学もそうである。
明瞭に反日であり、日本はお金だけをたっぷり吸い上げられながら
理不尽に叩かれ続けている。
しょせん戦勝国対敗戦国の構造の上に成り立った組織であり、そこに
韓国人の事務総長が居座って、より反日に拍車をかける。
従軍慰安婦の強制性の大嘘を保証する「クマラスワミ報告書」も
国連人権委員会がベースである。
「アンブロークン」の背後には、某組織が関わっていると囁かれていて
その組織かどうか私には分からぬけれど、ある勢力が背後にあることは
彼女の配役の仕方などを見ても、あり得ることだと私も思う。
彼女が自発的に動いているのか、気付かず利用されているのか
そこは解らない。しかし自分の主演映画「マレフィセント」を
宣伝しにニコニコ笑顔を振りまく傍ら、日本人の人肉喰らいの
映画を撮るとは相当な根性の女性であろうとは思う。
最も強烈な侮蔑と痛罵の言葉を使いたいほどだが、控えておく。
略歴を見ると、精神を病んだ時期もありいまだその尾を引きずって
いないかな、ともふと思う。
精神の異形は、時にアーチストの勲章であるけれど、それが歪んだ正義感、
いびつな人道主義に走ると、厄介である。
彼女のことは置くとして、この度の選挙結果もそうなのだが、
日本人の自国を護る気概の薄さ、無関心に慨嘆するのである。
北朝鮮がいいとは全く思わぬし、忌むべき国の一つであることは
変わりないけれど、自らの最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏を
揶揄した映画を作ったアメリカに対して、猛然と牙を剥き、そのやり口には
賛同せぬけれど、しかし映画上映は中止に追い込んだ。
そして日本はといえば、アンジェリーナ・ジョリが来日して
レッドカーペットを笑顔で歩けば、「アンジー!」と親しみの声が上がり、
テレビもその姿を写して何の批判もない。
映画館に行けば、子どもたちが「マレフィセント」の魔女のコスプレで、
アンジェリーナ・ジョリの大看板の前でピースサイン、
親はスマホで撮影して、はしゃいでいるのである。
私はその光景を見かけ、ほとほと情けなかった。
アンジェリーナ・ジョリは入国禁止措置にすべきであるし、
映画は上映禁止にするべきだと私は思う。一つを許すから、
次が続く。母国で反日活動をやっているタレントが円を稼ぎに
来日しているが、入国させてしまう。
一方の韓国は、日本の政治家が鬱陵島視察に行くというだけで、
空港で追い返しているというのに。
日本の外務省が「アンブロークン」に抗議をしたという
声も聞かない。
日本は、ハリウッドにとってはビッグマーケットの一つである。
その日本がボイコットに出たら、あちらは退く。
しかし、これまで反日映画をスイスイ受け入れ、「パール・ハーバー」という
映画を単なる恋愛映画と思い込んで観る“無邪気な”日本の観客。
だから、なめられ反日映画は絶えることがなく、また世界も構えの
ゆるい日本を見て、それなりの見くびり方をする。
反日映画に出ても役者は批判もされない。
「死の行進」と呼ばれる日本軍の捕虜虐待の話も、日本の若い
女性ジャーナリストが風邪気味の躰で歩いてみたが、なんという
こともない道のりであったとレポートされている。
私が調べたのはかなり前のことなので、記憶が曖昧だが、
確か「死の行進」と呼ばれるほど過酷な行進だとされたのに、
合間に水泳させたような事実もあったかと思う。間違っていたら
後ほど訂正する。
日本軍が全てにおいて正義感のもとに、清潔に動いていたとは言わない。
どの世界にも痴れ者も変質者も卑怯者も暴力愛好家もいる。
しかし全体として軍規厳しく、整然たる軍隊であり、兵隊の一人ひとりは
気の良さで知られる、まさしく日本人そのものであったろうと、私は
その当時のことを調べるにつけ、残された画像を検証するにつけ、
その思いを深くするのだ。
しかし、日本人。
言われっぱなしで、何とも感じない人たちが増えてはいないか。
どころか、言われるままに「日本は悪いことをした」と思い込まされてはいないか。
世界は日本のようにお人好しで満ちてはいない。自らの罪を
日本になすりつけて平然と、どころか日本を打ち据えてくる国すらあるのである。
消費税反対を言い立てる国民が、出さなくてもいいお金を莫大に
諸“外国”に貢がせられていることには、気づかないらしい。
それらを止め、取るべきところからきちんと税金を取れば、増税の
必要など皆無であることにも気づかないのだろう。
「アンブロークン」の内容を一蹴した日本海軍の歴戦の搭乗員たち