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安倍昭恵さんという「善魔」

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安倍昭恵さんという女性が問題を起こしたのは、何も森友問題が

最初ではありません。と言うより、今回はさしたる問題でもないことが、

たまたま社会の事象とクロスして、スポットがあてられただけのこと。

これまで昭恵さんがやらかして来た数々のことに比べれば、些末事です。

過去のあれこれの中で、一番まずかったのは中国の工作員であった

中国の弦楽器奏者である呉汝俊(ウー・ルーチン)に入れあげ

中国に追いかけてデートを中国政府にとりもってもらったことで(中国政府の

招待であったと記憶しています)、それを非難されると

「彼は工作員ではありません」

いや、呉汝俊は中国情報機関に所属する工作員だ、と

さらに突っ込まれると、

「たとえ工作員でも日中の架け橋として頑張っている人です」

と泣き、こうなるとその脳内が疑わしくなります。

呉汝俊は安倍さんがいずれ総理になる男だと見抜いていた中国政府の

意向を受けて、昭恵さんにじわじわ近づいていたのです。実際の

何かがあったかどうかは別として、色仕掛けです。

安倍さんに関する情報を、健康状態を含めて探っていたのだ、と

某議員の政策秘書をやられていた朝倉秀雄氏の指摘です。

因果関係は解らないままではありますが、昭恵さんの中国からの

帰国の直後に、あちらの高官たちが来日、その後全く唐突な形で

それまで凍結されていた中国へのODAが解禁されたのでした。

昭恵さんの中国行きと、工作員との接触がその因を作ったかどうかは

私たちに分かりようもないのですが、自民党幹事長(当時)夫人として

入れあげる相手が違う、というのはごく普通に分別が働く

べきことですね。

深夜に泥酔、布袋寅泰氏を呼び出してしなだれかかる、首筋にキスするなどの

醜態もあり、音楽関係のそれも“外国人”の男に惹かれるのかもしれません。

布袋氏が何らかの工作員というわけではないのですが、昭恵さんの

立場で、国家機密の観点からとりわけ注意を払わねばならぬのが

外国人であることは言うまでもありません。それも泥酔しての接触が

仮に呉汝俊であったとしたら、目もあてられない危機管理のずさんさで、

これは一人の、しどけないキャラクターの次元ではなく下手をすると、

国益を著しく損ね、国威を傷つけます。

私が個人的に、許しがたく思うのは安倍総理の渡米前にCNNの取材を

受ける総理のかたわらに昭恵さんがいて、慰安婦問題をCNNが振ると、

安倍総理を「あなた、本当にそんなことを言ったの?」と難詰、

あたかも安倍総理が、強制の性奴隷という韓国や中国側の

言い分を認めないことを責めるシチュエーションを総理夫人自らが

作ってしまったことです。

アメリカの感覚では、総理夫人はファーストレディです。

これも因果関係は定かならぬながら、渡米後の安倍総理の慰安婦に

関する正式コメントは、あたかも強制の慰安婦がいたごときニュアンスで、

腰の引けた内容であり、保守たちを落胆させ、また左派は強制の

慰安婦を安倍総理が認めた、といまだに言いたてています。

安倍総理としては、売買春に関わった女性が当時いたことを女性の

人権論として遺憾に思う、という現代視点から見たニュアンスで語ってはいるのですが、

昭恵夫人の脇からの差し出口もあり、すっかり曲解されて現在に

至ります。

思うに夫人は、本気で“日帝の悪事”を信じ込んでいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

韓国がいかに、日本を悪者に仕立て貶めるために併合時代を

捏造しているかも、ご存知ないようです。

だから、朝鮮通信使のイベントを持ち上げてみたり、オルレという

韓国語のほうがデカデカと表示された日本国内のトレッキングコースを

推奨なさったり、また安倍さんを前総理の肩書で、韓流スターの

葬儀に引っ張って行ったり、前総理という札を立てた献花を

写真に撮られ、後々まで安倍総理貶めの種を無意識ながら

まかれたりなさる。

日本毀損発言が多いアグネス・チャンさんと夫は親友よ、とか果ては

昔、国会をさぼってスキーに出かけたことを、自らのブログで写真入りで

ばらしてみたり。

ばらす、という意識はなく無邪気なのです。

中韓のプロパガンダや国内の洗脳者たちにより、それを事実として

信じ込まされている日本人も多いのですが、仮にも総理の

妻として発言なさるなら、お勉強が必要です。

勉強なさらないなら、口をつぐんでおく慎重さが必要ですが、

この方はあちこち講演をして歩かれ、週刊誌、雑誌にコメントを出し続けて

いらっしゃいます。

そして、政府に年間3千万円を出させ秘書を複数人つけてもらいながら

「単なる妻です」と言ってのける。おそらく安からぬ金額の

ギャラが発生する講演もコメント要請も総理夫人だからこそで、

安倍昭恵氏個人を買っているわけでもなく、国民が何かを付託した

わけでもありません。

昭恵さんの、国家や安倍政権、そして党を損ねる言動など十指に余るのに、

なぜこれまで問題にならず、それどころか好感度が高かったことが

私など、今に安倍さんの足を引っ張るぞ、とハラハラ見ていた者からすると

不思議でならなかったのですが、ここ一連の森友問題で垣間見る昭恵さんの

表情は澄んであたたかく、これありてこそ多くの人々が

安倍昭恵さんは、夫をサポートしつつよくやっている、というごとき

私など、ずっと言動を見てきた者には尻もちをつきそうな評価を得て来て、

それは「人徳」と言うべきでしょう。

この方、自分が悪いことをしている、という自覚が全くないのです。

「世界平和のため」に本当に、一生懸命であり、人には徹底的に

誠実に相対するお方なのだと思います。

私など、もし酒席でご一緒したら即仲良しになるタイプであり、それは

多くの人に対してもそうだと思われます。

「善意」の人です。

そして、その善意はスピ系から来ています。

私も、スピ系は仏教や神道を学ぶ一つの過程として、セミナーなどにも

かなり出かけ、学んだのでそういう視点で見ると昭恵さんの思考風景が

手に取るように解ります。籠池夫人へのメールにある「神」だの「神が導く」

「祈り」だのキーワードはスピ系に由来します。

この点、私が付き合いのあった鳩山幸さんに共通する感性があります。

幸さんもスピ系、どころか私が紹介してセミナーを一緒に受けたことさえ

あります。そして、そのとっちらかりぶりに私は仰天することになるのですが。

ただ幸さんが一点、賢明であったのは夫の仕事の分野には(表向きは)

口を出さなかったことです。

スピ系を政治の場に持ち込むと道を誤ります。

「愛」も「平和」も、スピ系のお題目としては美しいのですが、あいにく人類の

意識は、スピ系が夢見る高みにはまだほど遠いところにあります。

信じれば、裏切られるのが外交の常。

「平和を祈ります」と開けた口の中に銃口を押し込まれ、合わせた両手を

切り落とされるのが、いまだ世界の実相なのです。

昭恵さんは、大企業の令嬢として不自由を知らず育ち、そして

聖心女子学院に初等科(ファーストステージ)から高等科までずっといながら、

大学には進めず専門学校にしか行けなかったのはよっぽど成績が

底辺だったからなのですが、点数など気にせずスイスイ上昇していける

環境です。健全な劣等感というのはあるものです。人を奮起させ

向上に向かわせる劣等感。昭恵さんにはありません。

出方を間違えなければ、お育ちの良さ。

そして電通という難関企業にやすやすと就職。

それは電通お得意の人質人事です。有名人や有名企業の

師弟をその能力にかかわらず社員として内に飼うことで、

企業や人への「押さえ」とするのです。

おそらく昭恵さんの無邪気さでは、

「なぜ、この劣った成績の私が採用されたのかしら」

とも思わず「当たり前」なのでしょう。

立教大学院の社会人枠も然り。夫の肩書がほぼ、入れた理由でしょう。

お断りしておきますが、聖心の専門学校は保育士を志す立派な方々の

よき養成校であり、そこを貶めているわけではありません。

昭恵さんというお方が、いかに順風の人生の中にあり、ご自身の

学力や頭脳レベルを突きつけられる厳しい現実に向き合わぬまま

生きていらしたのか、それを説明しています。

一般レベルの常識と、自己採点簿をお持ちなら、講演など、

おそれ多くまた恥ずかしく辞退します。媒体への頻繁な、コメントも、

Facbookでの政治外交に関するご意見披露も。

安倍昭恵さんの一見、不可解な言動・・・・・右へ触れたかと思うと、唐突に

左へと走り、かと思えばもう更生しているのだから、と前科のある男を

党に公認せよと迫る。

越権という意識はなく、基本はスピの唱える「愛」なのです。

スピ系のリーダーは、全共闘など学生運動の闘士であったり、

左翼系が多いのです。彼らの夢見る地上の楽園が、スピの

理想郷と重なっています。スピの政治思想は自虐史観と

手を結び、日帝が韓国から言葉や姓名まで奪ったなどと、

信じ込んでいます。

さんざん総理夫人という特権を使いながら「単なる主婦です」と

昭恵さんが言ってのけるのも、逃げ向上ではなく、その瞬間は本気で

そう信じていらっしゃるのでしょう。

この方の脳内では、嘘をついているとか、事実を捻じ曲げて発言

しているという意識が皆無なので、表情が穏やかであたたかく、

だから、多くの国民に言動の実態が見えずに来たのだと思います。

懸念を抱いて、この方の言動を観察していない限り、この方は

単なる感じの良い総理夫人でしかありません。

青山繁晴氏が、逸話を暴露されていますが、総理夫人のことを

表に語るというのは、よっぽど驚かれた・・・か腹を立てられたのでしょう。

青山氏が安倍邸の一室で、安倍総理と語らっていたら、昭恵氏がスーッと

入っていらして、いきなり大音量で音楽を鳴らし聴き入って、安倍総理も

青山氏も声を張り上げての会話になるも、夫人は音楽の世界に浸っていて、

終わったら、またスーッと出て行った・・・・

普通の主婦なら、客ヘの嫌がらせですが昭恵さんはただただ「無邪気」

なのです。

相手に対して、いかなる人であれ悪気はありません。

悪気がないのが、結果として何かを歪め傷つけてしまうこともある、

という想像力をお持ちではありません。

大企業の令嬢から、超一流企業へ、婚活する苦労もないまま、お見合いで

引き当てたのが超サラブレッド。しかも、新婚当時の安倍総理との

2ショットを初めて見たのですが、安倍さんはスラリと長身で、その

美貌に驚きました。その上、妻をかばい、その自由は最大限に尊重。

昭恵さんは生まれ落ちて以来「大吉」のおみくじを引き続けの

人生です。

夫が難病を抱え、総理を辞任した時は運命共同体として

支えたこともあったのでしょうが、しかしそこに深い根っこが生じたかと

言えばそうではなく、2度目の総裁選の時はご自身経営の居酒屋の

開店準備に余念がなく、安倍さんのことは放置。普通ではない

昭恵さんに、普通はというのも虚しいのですが、普通は

難病を抱えた夫の健康管理をせめて、総裁選のハードな

時ぐらいはサポートしませんか?

女房の務めなどと押し付けはしませんが、パートナーへの心情として

そうしませんか? 世界平和や愛も結構ですが、最も

身近な人への愛は、いずこにあるのでしょう。

複数の紙面で報じられているので事実だと思うのですが、料理せず

家事せず、安倍総理は自分でアイロンをかけることも

あるようで、お手伝いさんのいない時は母親洋子さんの

ところへ食事に行っているようです。

夫であると同時に、一国の命運を握る総理であるのだという

発想も昭恵さんにはおありではないようです。

多忙というも愚かな多忙の夫を支えるより、世界平和や教育について語り、

走り回るのが神様のお使いだ、と信じ込んでいらっしゃるのかもしれません。

新婚以来、耐えに耐え無言でやり過ごしていた安倍総理のご母堂は、

「あなたの不知な行動でどれほど首相が苦しんでいると思っていますか』と昭恵夫人に話し聞かせたそうです。政治家・安倍晋三にもしものことがあったら、しっかりケジメをとってもらいますからね」        」

と、ついに突きつけたそうですが、けじめというのは離婚でしょう。

夫婦間のことなので、第三者は立ち入れませんが安倍総理と

それから国民が今回のこと(実体は他の不祥事に比べ、何ということもない

のですが)を許してしまうと、昭恵さんはまたやらかします。

なぜなら、この方すべてが「善意」からであり、ご自分の言動がいかに人を

傷つけ、というより最も身近な伴侶の足をすくい、党を損なっているのかが

解りません。

今回のことも昭恵さんの意識では「神の与えた試練」「修行の場」

なのでしょう。

アンチ安倍の人物が開いた酒場に出かけ、安倍総理をこきおろす歌を

にこにこ、聴いているという昭恵さん。ある角度から見れば、素敵です。

ただ、夫は日本国の命運を握る総理です。総理夫人に人は聖女を

望んではいません。せめて無言を貫き、余計な場に足を運ばれないこと。

これまで、昭恵さんの積み重ねてきた安倍さんと党への足引っ張りは、

これ以上、触れません。(結果として)詐欺加担はじめ箇条書きしても、

10項目は超えます。

今回のことなどそれらに比べれば“微罪”です。

不審なら各自お調べください。

昭恵さんの“善意”と“正義感”から発した“悪事”の多さに、

めまいがすること請け合いです。

安倍さんと、その政権、よくぞここまで無傷で来たことです。

憲法改正、アメリカの新政権との付き合い、憲法違反に抵触した「生前退位」

への対応他、問題が山積して総理の肩にのしかかっている時、最悪の

足引っ張り屋が「家庭内野党」であるパートナーであるという、

ストレスの多い気の毒な状況です。

野党と一緒になって昭恵夫人を叩くな、という意見も

散見しますが、初期のうちに「叩いてこなかったからこそ」の

今回の不祥事なのです。安倍政権思えばこその、昭恵夫人への

抗議だということで、野党の動機とは真反対なのは、

愛国保守論者の皆様の皇室批判が、皇室制度撤廃論者の動機とは

異なるのと、同じことです。

政治も皇室も悪しき芽の放置がことを大きくし、いずれ取り返しのつかない

ことになりかねません。

堤防の決壊は、小さなうちに防ぐに越したことはないのです。

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誤変換他、後ほど推敲致します。

 

 


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