紫で男物の長襦袢を作る話を書いたら、思わぬ関心を頂いたので続き。
本日Amazonから反物が届いたが、これが実際に見ると、
草木染で、古代紫というのが近い深い紫。
(イメージ)
地紋は、これだが↓実物はもっと沈んだ紫で、画像ほどには目立たない。
ネット出品品はライトを当てるせいか? 実物よりかなり明るめになるのかもしれない。
長襦袢の発想の時は、本紫かせいぜい江戸紫をイメージしていたのだが、地紋が目立たず落ち着いた紫なので、長襦袢は止めていっそ着物を誂えようかと
思い始めている。
そんなことをすると、今度は銀灰色・・・・くすんだ銀地の帯を探すんだろうなあ。
紫に、けばくなく溶け合う羽織って何色だ?
袷に仕立てるか、単衣か?
なんなら地紋を裏にして、裏返しに仕立てても面白いかも知れぬ。
反物を「衣香」の糸賀文音さんに見て頂き、相談してみようと思う。
しかし、ここだけの話、この草木染の反物は、Amazonで定価の七分の一で手に入れた。新品である。思わぬところに掘り出し物があるものだ。
ヤフオクで1円からなどと、けたたましいのも反物で出ているが、
パソコンを使った競りなど私には手に余る。
雨の日用の、レーヨンの黒い絽(もどき)の着物を出来合いでこれも
ネット通販で求めたが、レーヨンの反物も出回っているようなので、
探して見ようと思う。梅雨どき、雨の日用着物として合わせと単衣で
用意しておきたい。
着物を着倒して死のうと思っている。
不肖、歩く広告塔のつもり。日本男子に和服を着て欲しいので。