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Channel: 井沢満ブログ
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嫌韓ではない

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イスラム国における人質事件には、反日韓国系がからむ、と当初より睨んでいたがその通りだったようで、しかし私が感じていたより更に背後は
複雑なようだ。

というごときことを書くと即「嫌韓」と言われるので困るのだが
政治や外交上の批判すべき点に触れるからといって、
その国や国民をまるごと否定するような人間ではない。

とりわけ、自分が関わる映画ドラマの領域では、俳優にも
監督にも敬意を表すべき方たちがいる。

それは中国に対しても同じである。映画が素晴らしい。蓄積された
過去の偉大な文化は、文化大革命により圧殺されてしまった感があるが。

私が韓流を批判するのは「反日国家」がもたらす構造としての
反日であり、個々の韓国作品やアーチストに対してではない。

かつてチェ・ジウさん主演の連ドラにはまって見続けていた時、
奈良ロケシーンが有りそこでチェ・ジウさんが「百済文化の影響を受けた街」
とかいう台詞があり、そこには私はクレーマーである。

百済と現代韓国に直接の接点はない。それに百済は倭の統治国であり、
武寧王も九州在住の王であったという説もある。

その芝居の質が好きな韓国の俳優にコン・ユさんがいる。
芸能人へのさん付けをケッタイだと思う人がいるだろうが、国が異なれど
業界の方への呼び捨てが私にはどうも抵抗がある。

八千草薫が、とか向井理がとか書けないのに近い。
一般には俳優であっても、私には個人的接触もある
「仕事相手」「仕事仲間」なので。

韓国の俳優さんといつ仕事するかもしれないし。実際一度、
オファーを受けたことがある。拙作の映画化の申し込みを
韓国から受けたことも。

まあでも、普段はいちいちこんな注釈をつけるわけにも行かぬので
「さん」はつけないことが多いけれど。

コン・ユさんの演技の質がとても好きである。
時々斬新な芝居もふと見せるので、ト書きを書くときの
勉強にもなる。などと書くとコン・ユファンの人たちが、色めき立つのかな?
この間谷口賢志さんを褒めて書いたら、瞬く間にファンの
間に広まったようで、びっくりした。この方のBL映画における
芝居にとにかく、ハマったので書いたのだが。
異性愛の男が、ある日すーっと部下の青年に
心が寄っていくさまが、自然でびっくりしたのである。
肩の力が抜けた芝居の質も好もしく、こちらまで
リラックスした。禁断の愛!! とか力まれて苦悩されると、こっちが
疲れるので。

私がBL映画を見たというので、驚かれたらしいが、この作品良いな?
とセンサーが動けば何でも見る。
少女コミックもかつてはよく読んでいた。
少女のセリフを書く時、その時養った感性が役立っている。

話が逸れた。

コン・ユさんの芝居は繊細でかつ大胆で力強く、ああこういう役者
欲しい!! と喉から手が出る思いでいることもあり、
随分作品を見ている。
最近も17回連続ドラマをずーっと見ていた。

連ドラは2作品見ているので30時間程度、単発作品まで
合わせるとまる2日間ぐらいは、コン・ユさんを見つめ続けている
計算でそう考えると、びっくりである。なんだか凄い。今後も見るだろうから、
人生のうち何日間をコン・ユさまのために費やすのであろうか。
おまけに相手役の女優の芝居(最近ではユン・ウネさん)まで好きになると、もうその作品にどっぷりである。
韓国ドラマの時にベタで、強引な設定と展開を腕力で突っ切って、
爽快だったのが、「コーヒープリンス1号店」というコン・ユさんと
ユン・ウネさん主演のドラマだった。

というわけで、私はそんな単純な「嫌韓」とか言う人種じゃないよ、と
言おうとしてコン・ユさんの話になった。

時々、私が韓国人であるという噂が流れるが、日本人である。
いちおう母方は長崎の武士の家系。と、たまに書いてないと
また言われるので。それに、いかなる宗教団体にも
属してはしていない。

靖国神社さんと明治神宮さんには、ご縁があり神道に心を
寄せているが、葬式を神式でやるたぐいの人間ではない。

 


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