きちんと営まれている神社では、鳥居を境にくっきりと結界が張られていて
鳥居の内外では体感が異なります。鳥居をくぐると清浄の気が押し寄せ、
出ると俗世の汚濁が身を包みます。
皇居がそうです。そこの空気に日がな身を浸していたいような思いにかられます。
そして、一歩外へ出たとたん押し寄せる大都会の俗臭。それでも大手町界隈は
他のところに比べるとたいそう「気」がいいのです。でも皇居の
域を外にまたぐとやはり、俗世。
昨年は坂下門から皇居内に入り、昨日は大手門からでした。
皇居内特有の「気」は、おそらく厳密な神事を続ける皇居内の
神官や巫女さんたちが明け暮れたゆまず張られている結界によるものかもしれません。
それと、ひょっとしたら風水的なこと。記憶違いでなければ、
鬼門を那須に持って行き、御用邸があったかと。(記憶が定かではありません)
→ 後述 やはり私の思い違いで鬼門封じは、上野の寛永寺のようですね。
昨日、春季雅楽演奏会に同伴した方はご奉仕にもいらしたことがあるそうですが、奉仕者の中には
わりによく倒れてしまわれる方がいらっしゃるそうで「皇居内の強い気にあてられるのでしょうか」。
張り詰めたように澄んだ気を受け止めかね、そこに常時いれば辛い人もいるのかもしれません。
誤変換他、後ほど。