毎日、ミミズク、ミミズクとニュースで流れて、
一回目はともかく、重なるうちに他に報道すべき
大事なことがあるのに、とチャンネルを切り替えていたのだが、
そのミミズクが冷たくなって発見されたそうで、そうなると
寂莫の感。
ミミちゃんは飼い主の元に戻されたそうで、
飼い主の心情思えば、また悲しく。
ミミズク連呼を気疎く思ったこともあるが、
しかし人々は、禍々しく、またガラスの破片のように
心に突き立つ報道の合間にきょとんと現れるミミズクで、
救われていたのかもしれない。
国民が、こぞってミミズクの安否を気遣える国でよかった。