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韓国学校を巡る舛添氏と黒田氏への反論

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舛添知事と産経新聞の論客、黒田勝弘氏の韓国学校を巡るコメントが
道理を外れているので、軽く反論しておきます。

お二人の論理の整合性を欠く言説に惑わされる人は
果たしているのかどうか分かりませんが、しかし
舛添氏に投票した都民が多く実在するわけですから。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160326-00000000-ykf-soci

より抜粋。

>舛添氏は「変わりは全然ありません。1つの政治的決断です」と語った。

都知事にすぎない舛添氏がなぜ、外交の関わる政治的決断を、しかも独断でなさるのか?

土地の貸与については都議会を通さず、知事の独断で出来るそうですが、それが外国、しかも捏造の慰安婦その他で日本の名誉を傷つけ続け、竹島を不法占拠している反日国相手なら、これは知事だけの判断で許される範疇ではないと思います。都民感情のレベルでも、独断専行が過ぎるのではないでしょうか。

 

>舛添氏は「何でもかんでも保育園のニーズ、ニーズ。じゃあ、高齢者どうするんですか?

 

論旨のすり替えですね。問題の基本は「日本人を優先すべきことに対して、外国人それも反日国の人々優先が、おかしい」とそれです。

高齢者どうするんですか、もおかしな問いかけなのであって、それこそ都知事が真剣に取り組むべき問題ではないですか、韓国学校など定員割れしている学校の建設以前に。

高齢者に関して言えば、韓国人高齢者のために「故郷の家」が都内に建設され、費用が23億円。そのうち都が8億円を負担します。
舛添氏が「高齢者はどうするんですか」などという問い返しは、不誠実なのであって都は韓国人高齢者施設には8億円の支出をしているわけです。
これのどこに納得できる論理がありますか、ということです。

しかもその施設の建設にあたって、阿部志郎・神奈川県立保健福祉大学名誉学長は「日本が韓国に犯した罪は2つある。一つは武力による侵略で、もう一つは同化政策で名前も文字も使えないよう強要したことだ」と大嘘を述べていらっしゃいます。

武力による侵略などしていません。国際法上有効な合邦でした。
韓国と戦争などした歴史はありませんが? はて、阿部史郎氏はどこの
歴史を学ばれていらっしゃるのでしょうか?

「同化政策で名前も文字も使えない」?
どうして、当の日本人がこういう虚偽を信じこむのでしょうね。
韓国語と日本語を併記した教科書が資料として残っているし、
それまで貴族階級が寡占していたハングルを韓国の庶民のために
解放、広めてあげて識字率を一気に上げたのは日本です。
事実は真逆ではないですか。

どうして、ちょっと調べればわかることを調べず、史実にもとることを述べられるのか。

 

>ソウルで日本人学校をつくるときに、(韓国に)大変お世話になっている。

舛添氏のこの言葉も嘘です。日本側は、雑居ビルの一室からスタート、
後にやっと街外れの「畑」を正当な価格で買っての学校設営です。
韓国人を後回しに、ソウルの超一等地を貸していただいたりなどしていません。

>こちらも、お返しはちゃんとしないといけない。

返すべきことは、何もしてもらっていません。

都内の超一等地は、いったん貸したら戻っては来ず、日本人のために必要となり、出て行ってもらおうにも「子供たちの人権」や「外交問題」にすり替えられ、結果都内の一角、それも一等地に「ミニ韓国」が出来上がってしまいます。

畑地とは、訳が違います。

>都有地を国際親善に使うことが問題ならば、どうぞ(北区の)フランス人学校についても、同じキャンペーンをしたらどうですか」と語った。

国際親善の相手がなぜ、韓国なのかということです。
フランスは、日本の領土を不法占拠してもいず、ありもしない「性奴隷」とやらで、
日本と日本人にヘイトスピーチを浴びせかけてもいません。
「独島(竹島)は韓国領土であり、日本は嘘をついている」などと、教室で教えられてもいません。

第一フランス人学校の北区滝野川と、韓国人学校に提供する新宿区矢来町では地価が画然と違います。なんと卑劣なレトリックをこの知事は用いられるのでしょうか。都民は両者の土地の格差を承知しているというのに、都民以外はわからないのかもしれませんね。

 

>記者が再度、「都民から理解を得られると思っているのか」と質問すると、舛添氏は「都民って誰なんですか? 1350万人いるんですよ。どんな政策をやったって批判あります。私に対して9割の支持者がいて、1割反対でも135万人ですよ」

まず暇ではない都民が多数のメールや電話で苦情を申し立てているその背後には、数十倍の賛同者がいることに留意すべきでしょう。
数の問題の前に知事は結論ありきで、談話の内容は矛盾とごまかしに満ちていて、不誠実です。

次は産経新聞の黒田勝弘氏。

http://www.sankei.com/column/news/160326/clm1603260006-n1.html

>日本人学校移転 韓国の世話になった過去も

 

舛添氏の言い訳と同種ですが、世話になったわけではありません。
それは世界各国の日本人学校と同じこと。韓国に特殊に何か、
日本人学校が負っているわけでもないのに、なぜこういう
一種の「嘘」を述べられるのでしょうね。

第一、記事内にこうきちんと経緯が述べられているではありませんか。

>ソウルの日本人学校は1972年に創立された。当初は都心の雑居ビルを借りた塾のような学校だった。80年に漢江(ハンガン)の南の街はずれに畑地を購入し、運動場や体育館もある、ちゃんとした学校になった。

雑居ビル賃貸から、街外れの畑地購入。
これのどこが「世話になった」レベルでしょうか?
ソウル市民の反発をくらうほど、超一等地をレンタルさせていただいた
わけでなし。日本が韓国援助にいったい、いくら使って来たのでしょうか。
畑地くらい、無料でくださるのがそれこそ「お返し」でしょうに。

保守層に信頼の厚い産経新聞ですが、黒田氏のような論調はその信頼を損ねます。社内的に良く通りましたね、こんなまやかしめく文章。

 

末尾に、一言。

「自民・公明 特定の民族などへのヘイトスピーチ抑止法案を今国会提出へ」だそうですが、特定民族などへのヘイトスピーチの対象者に、ぜひとも
日本人を加えて頂きたいのです。

ありもしない性奴隷とやらを、「史実」と銘打って制作された韓国映画
「鬼郷」には、大阪在住の朝鮮の人々が大きく関わっています。
こんな捏造映画を世界に向けて公開することなど、日本と日本人への
強烈なヘイトスピーチであると捉えるべきでしょう。

韓国における「特定民族日本人」へ向けて「KILL JAP」などの
ヘイトスピーチは大昔からあるのに、なぜこちらは問題にならない
のでしょうか? 

法案は日本人から正当な批判の言葉を奪い、日本人は
言われ放題になりかねません。

もし法案を作成するなら、その中に外国人による日本人への
ヘイトスピーチと、映画などを用いてのヘイトスピーチ拡散抑止をも
掲げるべきでしょう。ユネスコに虚偽を申し立て登録させてしまうごときことも、
その規模と波及効果からして、ヘイトスピーチ以上のヘイトスピーチでしょう。 


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