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「生前退位と女系天皇」 皇室クーデーターとなぜ呼ばれる?

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靖國神社さんへお参りの帰りに、北の丸公園に寄ったことがあります。
それが、護衛に通行止めされたのです。理由は、連れの方が靖国さんで
購入された日の丸を持っていらしたから、であっけにとられました。
皇居に隣接の公園で、日本人が日の丸を持っていたらダメなのです。

一方、極左団体の天皇陛下を侮辱した人形でのデモはOKという、ほとほと
情けなさ。理不尽。

数年前の出来事をふと思い出したというのも、この日本という国のいびつさを思い知ることがあったからです。「生前退位」にまつわる危険性を、国民が余りにも自覚していません。GHQ占領による後遺症が延々残る日本ならではのいびつさです。

「生前退位」に賛成という国民が80%だそうです。
それでも「お気持ち」放送直後は、90%だったのでまだ状況は
よくなったというべきでしょうか。

要するにマスコミの流す報道が偏頗(へんぱ)で、国民が状況を理解していないのです。
「生前退位」は即「女性天皇容認」なのです。そうなるように仕掛けられています。
いやしかし、それを承知でよしとしているのでしょうか? 仕掛けているのは
基本的にその成り立ちからして反日である国連の「女子差別撤廃委員会」そして中韓他、反日的左翼勢です。それと厄介なのは、皇居の内側にもその勢力が潜んでいることです。

女性天皇擁立を認めたら、皇室は終わりです。
神武天皇を神話的形而上的なご存在であるか、実在であるか、いずれにせよ天照大神を皇祖神として神武天皇に血脈を遡れるそのことこそが、万世一系の世界で唯一の貴種、そして稀種として尊重されてきた基礎が総崩れしてしまいます。
神話の崩壊は、皇室の崩壊であり、皇室の崩壊は日本の崩壊です。

皇室は日本という美しい扇の要(かなめ)です。

皇室に対して物言うごときことじたいを、忌むべきこととして(そし)謗る人たちがいますが、それは天皇陛下を「無謬」(むびゅう。過ちがない)と規定してのことですが、それはあり得ません。ないからこそ、昔は島流しにあった天皇、廃太子となった皇太子がいらしたわけです。
また、昭和までは天皇陛下に厳しいことを申し上げる忠臣がいました。
現在は国民しかいないのです。「承詔必謹(しょうしょうひっきん)」として、それがよろしくない、という立場は重々理解しつつも、しかしながらこう皇室が国壊しの人たちに取り囲まれていると、無言は彼らの破壊行為への容認となってしまいます。

「承詔必謹」とは十七条の憲法第三条にある言葉で、「詔(みことのり=天皇のお言葉)を承れば必ず謹め」という意味です。これは確かに天皇陛下に対する基礎姿勢ではありますが、しかし天皇を取り囲む情勢が剣呑なとき、そうは言っていられない、ということもあるわけです。そして、今がまさに「その時」だと思われます。皇室の危機です。皇室の危機は日本の危機です。

雑誌「Will」最新号で、日本のトップにいらっしゃる愛国保守論客の方たちが、息を呑むほど現在の皇室について率直に語っておられ、わたくしなど末端の者が口をつぐむ怯懦さでどうするか・・・・と省みたしだいですが、過去記事をみたら相当数清水の舞台から飛び降りるつもりで、発言はしています。(末尾にリストを置きます)

しかし、言葉を費やし多くを語っているようで実のところ、知り得たことの3割か多くて4割しか語ってはいません。Willで我が身の危険をも顧みず、発言なさってくださった先達の皆様方への敬意を込めて本日は、もう1歩2歩、論を進めてみたいと思っております。不敬にあらず、不敬を恐れるがゆえに現在まで口を固くつぐんできたと思し召されますように。皇室大事なればこそ、物言わねばならぬという思いが衝(つ)き上げるのです。Willで口火を切られた方々の動機も同じでしょう。

それでも、わたくしごときは自らの判断はなるべく披瀝せず、単に事実のみを淡々と記し、判断は皆様にお預けしようと思います。

チャンネル桜さんの動画です。
そうそうたる愛国系保守の、長老の皆さんです。

https://www.youtube.com/watch?v=HZ7wNlUOHJQ&feature=youtu.be

【緊急特番】皇位継承の危機?渡部昇一、小堀桂一郎、加瀬英明[桜H28/9/1]

皆さん、口を揃えておっしゃるのは「生前退位」を何も複雑に捉える必要はない、「摂政」を立てれば済む、ということでこれは100%その通りです。
簡単なのです。すでにある決まりなので、それに従い皇太子殿下を摂政としてお立てになり、天皇陛下はお楽になられればよろしいのです。

ところがものごとを複雑にしたのが、天皇陛下に、この摂政制度を受け入れぬというたぐいのご発言があったことなのです。小堀桂一郎氏は、「しかし」以降の文脈を引いて擁護なさっていますが、これは加瀬英明氏(渡辺昇一氏も)がやんわり否定なさっているように、天皇陛下の摂政拒否の文言でしかありません。

余談ながら、人と座談するとき西欧では対立軸をまず前提に置きますが、加瀬英明氏の談話は、ふわりと相手の言葉を飲み込んだまま、しかしそれは違うという提示の仕方で、いたって日本的であり、いささか直情径行のきらいあり悪しく西欧的な、端的に言えばまだ青いところのある、わたくしなどは、学ぶべきところでしょう。

加瀬氏はWill誌上で、五輪で忙しい時になんで談話放送を、と苦言を呈していらっしゃるのですが、これはその通りで五輪でただでさえ、大事なニュースがすっ飛ばされている時に、五輪とダブルでお気持ち談話が流されたので、尖閣に何十隻と押し寄せた中国の武装船のことなど、すっかり霞んでしまいました。

なぜ、あんな時期にとは私もいぶかしいのです。五輪が終わり一息ついたところで、なぜ発表されなかったのかと。

加瀬英明氏は、天皇陛下のお仕事は祈ることに尽きるので、異国の地への慰霊の旅でもなければ地方に出向かれることでもないのだから、象徴としての天皇陛下でずっといて頂きたいと述べられています。
ご公務に高齢ゆえに無理が来たので退位とおっしゃるなら、いえいえ本来の天皇陛下のお仕事はそんなに数多くのことをこなすことではございません、とおっしゃっているのでしょう。

摂政制度を避けて、皇太子殿下のご即位は余りにも、世の中の混乱が多過ぎるでしょう。元号の変更、110カ国程度から国家元首クラスをお呼びしての即位の礼、それだけでもおおごとなのです。またおおごとだからこそ、本来天皇陛下の崩御に続いて行われる殯(もがり)の大変さを、ご心配されたのだと思うのですが、今上陛下も代々の天皇陛下も皆様、それをくぐり抜けていらっしゃいました。
殯は現代では皇室固有の伝統行事なので、それを廃することはまた一つ皇室の伝統の灯が消え果てることとなり、心もとない思いをする国民も多いようです。

そのために、伝統行事を担う多くの人びとが日々待機しています。

皇室はいわずもがな、合理ではなく非合理、男女同権ではなく男子一系というある意味不平等の世界です。というより神道の祭祀王としておわすには、生理と妊娠がつきまとう女性は不安定です。そして古来より神域の中核に女性はいらっしゃいません。宮中神事にも、巫女という形ではご奉仕の女性がいらっしゃいますが、祭祀の中央にはあくまでも天皇陛下という男子がおわして、2千600余年の歴史を紡いできました。

皇太子殿下をなぜ摂政としてお立てになることを忌避され、いきなり天皇陛下に即位、皇太子妃殿下を皇后陛下に、という唐突さなのかについては、元宮内庁の方がこういうことを語られています。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160719-00000223-sasahi-soci

 

「(前略)生前退位を認めたとしましょう。そして、徳仁新天皇と雅子新皇后の仕事ぶりが国民の期待に応えないもので、『象徴天皇としてふさわしいものではない』と評価された場合、次に『ふさわしい』秋篠宮殿下に譲位しろとの声が起きかねない」 山下晋司氏

お名前を出されてのご意見です。実のところ、海外における皇太子殿下と妃殿下への評価はストレートで容赦なく、そして芳しいものではありません。これは海外の英文情報でわたくしも、いくつも画像と記事、記録動画と共に確認しています。その一方秋篠宮演歌妃殿下への評価は高いのです。世論のみならず、欧州の王室における評価も、秋篠宮殿下が申し分のない評価をお受けです。国内でもいつの頃からか、ネットでは秋篠宮殿下への移譲を熱望する声が高まりを見せつつあります。

平川祐弘氏は「今の皇太子と皇太子妃殿下に、摂政としてあるいは天皇皇后としてのお務めは無理。適応障害なら、それを理由に皇室典範には、適応障害の皇族は臣籍降下の記載を付け加えても良い」と、思わず息を呑むようなことを、書かれていますが、思えば昔からこの論は存在しています。

しかしながら、もし仮にその声を阻止するための摂政制度の不採用で、皇太子殿下妃殿下の即、天皇陛下皇后陛下ご即位論であるなら、これは不誠実なことであろうかと存じます。山下真司氏の言葉を前提に置けば、ですがしかしながら、なぜ摂政を忌避なさるのか、山下論以外に考えつかないのは事実です。

これが、天皇陛下のご意志であらせられるのか、それともどなたかがおっしゃるように宮内庁のよからぬ勢力が企んで、陛下がそそのかされたことなのか、判然としません。宮内庁には、皇太子妃殿下のお父上でいらっしゃる小和田恒氏の縁故かどうか、反日的傾向の強い外務省から来た役人が多いのです。
それも、某大教団がらみの人物も人数はわかりかねますが、相当数いると囁かれています。

お言葉を誰かが操作するなどということはあり得ないと思う人もいるのかもしれませんが、陛下がタイ国を訪れた時の晩餐会の謝罪と反省を込めた挨拶文は、小和田恒氏の作文によるものです。

外務省を反日というべきか、異論もありましょうが公職追放で軒並み愛国者が追い出され、反日色の強いつまりは「自虐史観」を前面に出し、GHQに恭順であるほど出世階段を駆け登ったという素地は、未だにその体質に尾を引いており
紙幅の関係で具体例は省きますが、最近ではユネスコ登録の時見せた唖然たる姿勢と含め、過去に相当数具体例がございます。
サンフランシスコ条約と小和田恒氏との関係は、過去記事に述べました。
こういうお方の娘さんが水俣病との母方祖父の関わりを含め、なぜ入内なされたのか、不可解な点としていまだ首をかしげる人たちがいます。

Willで、ノンフィクション作家・河野恵子氏がただごとならぬことを、述べられています。国連大学も慰安婦集会があったり、北朝鮮のチュチェ思想の人が中心にいたり、日本政府からつまりは日本人の税金から莫大に取って行く割に反日傾向の強い団体なのですが(普通に言われる大学ではありません)、そこに雅子妃殿下が日参なさり、専用の執務室を日本の最大教団会長氏によって与えられていた、と。適応障害(これも今となっては病名が違うようですが)で、ご公務が出来ぬと発表されていた頃です。

河野恵子氏の記述を軽々に鵜呑みには出来ませんがもし事実に反するなら宮内庁から、厳しい抗議と訂正申し入れがあるはずなので、それを待ちたいと思います。
お名前と地位を賭しての言葉なので、いいかげんなことは書かれてないとは思いますが。大教団と皇太子殿下との関わりは、教団の機関紙にカラーで写真と共に載ったので、これは客観的事実です。(ブラジルでの教団イベントに参加なさり、名誉会長のご子息と食事に参加なさっています)
また外務省時代の小和田恒氏が、大教団の名誉会長の海外旅行のために便宜を図ってあげたのも公の報道で事実です。

河野恵子氏は皇太子殿下と辻元清美氏との親交についても辻本氏本人の言葉で触れられていて、これも事実なら由々しきことではありましょう。辻本氏のいる民進党は共産党とタッグを組んでいますが、共産党はそもそも「皇室廃絶」を主張している党です。韓国の代表的反日者、潘基文氏と韓昇洙氏との皇太子殿下のご交流、それから習近平氏の奥方への接近などは、端的に事実です。皇室の左傾化などというと、それだけで身構え抵抗を感じる人も多いかと思いますが、事実は事実として、もし虚報なら虚報として、冷静に見極めたいと思います。

私事ですが、わたくしは日本酒党でそれも、ぬる燗愛好なのですが、
それは二十年近く前お会いした、相撲協会の理事の方に健康のためには温めが酒を飲みなさいと言われて以来なのです。
ご高齢でいらしたのに矍鑠としていらしたその方の忠告なので、説得力があったのです。

後年、戦後のGHQがいかに皇室に影響を及ぼしたか、及ぼしていないかという観点で調べている時、思いがけないものでその相撲協会の老理事のお名前を拝見したのです。平井義一さんと仰るのですが、当時は国会議員だったようで、古い国会記事録の中にその名を見出した時は、いささか驚きました。 

平井氏は皇后陛下の入内の年に、国会でその入内にまつわる疑義を舌鋒鋭く追求していらしたのです。現在ではあり得ませんね。敗戦からまだいくらも年が経過していないあの時代の日本の空気というものがそれを許したのでしょう。

思えば、敗戦からまだいくらも経っていない時の皇后陛下の入内でした。
戦勝国のうちソ連オーストラリア、中華民国は天皇陛下の戦争責任追求に
厳しいものがあり、それは処刑とともに天皇制の廃止であったでしょう。
マッカーサーの判断で残したわけですが、しかしそれは皇室尊重の
思いからではなく日本統治に皇室を残し、利用したほうが統治しやすく、
また天皇と皇室への処断は国民感情を悪い方向へ煽り立てるから、という
判断だったからです。それゆえ、皇室に関しても野放しに自由にさせたわけではなく、GHQ派遣のバイニング夫人という工作員を皇太子殿下(今上陛下)に張り付かせ「ジミー」と呼び、いかにあの戦争が悪しきものであったのか、二度と戦はしてはならぬと洗脳教育を施し、傍ら、ある残酷な恫喝をまだ少年の皇太子殿下(今上陛下)に行ったのです。
お誕生日12月23日になった瞬間、午前零時1分30秒からA級戦犯と名付けられた人たちが次々に、巣鴨の処刑場で吊るされていったのでした。アメリカに逆らい、愛国主義に走ったらお前も父親(昭和天皇)も吊るすぞ、という恫喝です。
恫喝はご丁寧にA級戦犯が起訴されたのが、昭和天皇のお誕生日4月29日でした。
まだ幼い少年の身には生涯忘れえぬ刻印ないしはトラウマとして残ったこと、
想像に難くないでしょう。「平和憲法」護持などというお誕生日会見におけるご発言が政治発言だとして(皮肉にも)憲法違反だと指摘する人たちがいます。
憲法護持をおっしゃりながら、自ら憲法に違反されておられるのではないかと。
このたびの、公共放送を“使った”リークも、無論文字通りのリークではなく仕掛けられたのが事実でしょうが、誰が仕掛けたかはともかく放送を用いた「お気持ち」に発表自体が憲法違反だとも指摘されています。
お話中に「生前退位」と言う言葉を用いられてないので、違反ではないという人もいますが、お言葉を受けて政府が動く以上、違反ではないという擁護には無理があるでしょう。
今上陛下へのGHQの工作があるなら、当然そのお妃にも働きかけが密かにあったろうと推測する人々も当然存在するわけです。

平井氏の追求点は主に2点です。
“正田美智子嬢”の入内をなぜ、日本より先にアメリカが掴んでいたのか。
入内にあたって、具体的に動いたのがなぜキリスト教徒ばかりなのか、ということです(敗戦当時、GHQが日本弱体化の手段に、神道の撲滅に動きその代わりにキリスト教化しようとしていた事実を踏まえてのことかもしれません)
平井義一氏の国会議事録は、今でもネットで閲覧出来ますが、とりわけ紹介はしません。人々を何か一つの観念に導く意図は皆無なので。
積極的に調べたいと思う人がいれば調べられればいいでしょう。
私は単に事実として提示します。思考のよすが、として。
皇后陛下のご実家とGHQの、小麦粉を介在にした密接さは、正田醤油の
記念館に画像付きで展示され、皇后陛下の父方祖父でしたか、アメリカ産小麦粉の宣伝マンとしてご活躍の様子も写真で記録があります。
これも入内前の話です。
調べれば「テニスコートの恋」はファンタジーであり、入念に仕組まれた出会いであったことが解ります。仕組んだのはキリスト教徒ばかりです。

平井氏以外にも、国会という公の中でも公の場で“正田美智子嬢”を追求する
議員はいました。20回以上に及ぶ見合い歴の多いことから始まって、かなり驚くべき言葉も放たれていますが、わたくしはそこには今の段階では触れるのをはばかります。ただ、わたくしが出鱈目を述べているのではない、と言うことの証明のために、その議事録は今も現存している、ということだけ明言しておきます。

ちなみに、GHQの恫喝は昭和天皇と今上陛下のお誕生日にとどまりません。
日本側に憲法草案の締切り日として指定された2月12日はリンカーンの誕生日。最後のタイムリミットとして示されたのはが、ワシントンの誕生日でした。いずれも、マッカーサーが尊敬していて執務室に肖像画を掲げていた人物です。
これほど明瞭に、皇室にも日本国にも恫喝の刻印を押していったマッカーサー、GHQが皇室を無傷で残したか、という命題にいずれは辿り着かねばならない時期が来るのかもしれません。

事実として語れるのは、精一杯でこの程度でしょうか。
またもう少し、事実を語っても不敬と誤解されない機運が生じたら、知り得たことを少しずつお話させて頂くかもしれないし、あるいは永遠に口をつぐむべきだと思えばそうするかもしれません。

いずれにせよ、皇位継承権2位の秋篠宮殿下と3位の悠仁親王がいらっしゃる限りは、女系天皇談義は不要だし、失礼ではないでしょうか。皇族減少の危機も、万一の時の危機をシミュレーションしておいて、悠仁親王が結婚されお子をなされるまで待てばよろしいと思います。皇祖神は必ずお世継ぎの男子を授けると、わたくしは確信していますが、秋篠宮殿下に皇統がつながらぬなら、それも虚しい期待でしかありません。愛子さま天皇が擁立されたら、秋篠宮殿下も悠仁親王も継承権から外される可能性もあります。「仕組んだ側」はむしろそれを狙っているかと思われます。

タイトルの「皇室クーデター」は加瀬英明氏がWillに寄せた言葉です。皆さん、皇室に関することは絹の衣でくるむように、注意深く発言されていて、動画に見られるように加瀬氏とてそうなのですが、この皇室クーデーターという表現は強烈です。公共放送を使ったリークという工作を、宮内庁のある一派が仕組み天皇陛下は政治利用されていると捉えている識者が多い中、加瀬氏はもっと厳しい見方をなさっているのかもしれません。つまり皇室自体がそもそもの問題点を内包しているのではないか、と。

尖閣に20隻の中国公船が押し寄せ、400隻以上の海上民兵を乗せた中国船が尖閣に押し寄せ、これはもうリアルにいつ中国が尖閣乗っ取りに動くかという一触即発状態の中、天皇陛下のお言葉がその危機感を曖昧にしたという見方があります。
安倍内閣が、ようやく条件整って尖閣防衛に必要な憲法改正に乗り出そうとした矢先の生前退位問題で、安倍内閣に要らざる負荷を与えたのではないか、という見方です。自衛隊(の制服)嫌いと報道されている、天皇皇后両陛下の(結果的に)カウンターパンチではないかという皮肉な見方です。
これもわたくしには何とも言えぬことですが、自衛隊を好まれないのであらせられようとは、本来自衛隊機である政府専用機にから、常に自衛隊員の姿を排除されていることから、漠然と察してはいました。安倍総理他が政府専用機を使うときは機体の入り口に必ず立っている自衛官の姿がありません。
国旗国歌がお好きではないのではないか、とも囁かれていますがこれは皇太子殿下の結婚の儀の時に、君が代がカットされていたこと他からの類推でしょう。週刊文春の告発により、君が代は演奏されることとなったのですが、両陛下の自衛隊嫌い、平和憲法護持姿勢を遠く、GHQが仕掛けた皇室洗脳に原因を求める人もいます。

河添恵子氏が書かれたごとく「日中友好協会と某大教団(Willでは記述されている)」が女性天皇擁立には動いていて、ということは「生前退位」にも当然リンクしているわけですが、大教団との関連からしても、皇太子殿下と潘基文氏や辻元清美氏との親交(事実なら)からして、韓国も噛んでいるでしょう。こういう形で外部だけの勢力なのか、あるいは皇室からの内発的なものなのかを問いかけるのが、加瀬氏の「皇室クーデター」という言葉なのか、とわたくしは受け止めています。

「中国政府やコミンテルンは、日本の強さの根源は天皇陛下と皇室にあると分析している」(河添恵子氏)で日本の左派=親中勢力が“日中行動作業”で日本の伝統の最たるものである皇室破壊に乗り出してきた、というのが河野氏の文責です。そこに、皇室内部がいかに噛んでいるかいないかという考察が加瀬氏でしょう。そして、ここで述べられた論はまたGHQ支配の敗戦時へと、時間はワープするわけです。

生前退位が、皇室典範へと持って行かれ愛子さまに皇位が継承されたら、「婿入りにより皇室を乗っ取ろうとする勢力がいても不思議はない」と、河野氏は述べます。婿になる男が出自ロンダリングされた「ある種の男」ならあり得る筋書きでしょう。「敵」は本気です。・・・・・・と、抑え抑えて綴ってきたのに最後にふと肉声が漏れ始めたので、この辺で筆を擱きます。

「暗示的に」(お察しください)私事を申すことを許して頂けるなら、昭和21年から29年間に及ぶ「戦災復興状況御視察(御巡幸)」の時だと思いますが、昭和天皇陛下と皇后陛下を指呼の間で拝させていただいたことがございます。

まだ子供でしたので、両陛下がいかなる思いを胸に、まだ復興ならぬ日本各地をお巡りあそばされたのか、思いやることも叶いませんでしたが、今その時の光景を思い出すと、胸にせきあげるものがございます。あの時の人々の歓声、風に打ち震える紙の日の丸の小旗のサワサワという音、手を振られた昭和天皇のお姿・・・・
今頃慕わしく思い出されます。

そして後年、思わぬ場で秋篠宮殿下妃殿下の両殿下に至近でお会釈を賜ったこと・・・・・昭和天皇皇后両陛下と共に美しく皇統を繋がれた皇族の方々に、間近に拝眉の機会を恵まれたことに対して晴れがましい思いを抱いています。

末尾に、あの素晴らしかったリオ五輪の君が代をもう一度聴いてみました。
何はともあれ、皇室が日本人にとって尊崇の対象でありたいのです。
だからこそ・・・・・。だから・・・・・。

「・・・・・・」の部分は読者各位、埋めてくださいますよう。

素晴らしいアレンジですね。日本のアーチストの仕事のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=uNq-NDLwMGs

Rio 閉会式 君が代

靖國神社さんから、はやばや秋の例大祭のご招待状を頂戴しました。
3日間ありますが、天皇陛下の勅使が古代の衣装と浅沓あさぐつ)でつづらを担いでいらっしゃる当日祭にお参りさせていただこうと考えています。

英霊の皆様への感謝とご供養に添えて、日本国の安泰と皇室の弥栄を祈って参ります。
靖國神社さんの奥まった一室には、いまだ天皇陛下をお迎えするための
お部屋が毎日清められて深閑と鎮まり御成りをお待ちしています。英霊の皆様方もその日を待ちわびていらっしゃいましょう。遠くサイパンやパラオへの慰霊の旅もありがたいことではありますが、あの戦でのおみたまは皆「靖國で会おうぜ」を合言葉に散華されました。魂は、靖國にございます。

 

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お願い 

アクセス数が急激に増えて来ています。以下をご注意願いたく存じます。

皇室へのご発言に関しては、内容は過激なもの以外は自由ですが、言葉遣い含めて最小限の敬意を払われますよう。

名と顔を晒しつつ、発言には100%の責任を負う覚悟のブログです。
ご配慮をお願いします。

匿名とかUnknownでの投稿は、発言への責任担保という意味で
おやりにならないでください。

無記名の2ch的書捨てに場がなることを
好みません。常連の方はどうぞ一つの名前で押し通されますように。

ありがちのHNはかぶるので、避けたほうが無難です。

これまで、全てのコメントを公開して参りましたが、礼節を逸脱したコメントは公開しかねます。ご了承ください。

 


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