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Channel: 井沢満ブログ
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マンダリン・オリエンタルホテル

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「わが家」のプロデューサー兼演出家である、竹園元さんから

ご飯をごちそうしてくれると電話を頂いたのですが

手術後なので、お酒飲めないと伝えたら、ではランチということで

日本橋のマンダリン・オリエンタルホテルへ出かけました。

なんとなく和服でもない気がして、洋服。

白い三つ揃えのスーツ着ようとしたら、パツンパツンで入らず。

急遽、カジュアルに変更。ランチだから、ま、いっか、ということで。 

 

イッセーのシャツに、ヨージのシルクパンツなんですが

サスペンダーをしたら、つんつるてんw だぼっとはくパンツなんですが、

腰紐を結ぶ形で、ずり下がって来るのがうざくてサスペンダーで吊るしたのです。

で、虫干しがてら“若気とバブリーの至り”で亡き上原健さんと

お揃いで、誂えた男仕立てのミンクのコートを羽織ったんでした。

高峰三枝子さんのご子息が毛皮を扱ってらしたので。

袖を通すこともほぼないのですが、たまに風に当てないとと思い

派手系の五つ星ホテルなら、さして浮きもしないかと。

着たらまあ、香港の金満家のおっさんか、昔歌舞伎町の

ホストクラブの三番手で鳴らした芸名「流星」の今はうらぶれた姿、とか

そんな感じ。

 

 

 

食事と、飲み物はペリアだけで3時間談笑し、「トイレが一見の価値ありですよ」

と竹園さんがおっしゃるので、どれどれ・・・・・と出かけたら、便器の彼方に

スカイ・ツリーがそびえ立っているのでした。

帰りに、東宝シネマズに立ち寄りタイムスケジュールを観たら、ちょうど

時間帯で観られるのは一本きりで「海賊とよばれた男」。

食指は動かなかったのですが、観たら退屈はしませんでした。

GHQの占領時代も背景の一つにあり、GHQの横暴が描かれるのかと

思ったら、むしろ焦点はGHQ利権に群がるばっちい日本人たちが

登場して、敗戦をきっかけに日本を売るような形の者たちが

外務省の出世階段を駆け上がって行ったことなど頭をよぎり

誰かの顔が具体的に浮かんだりもしたのですが。

岡田准一くん主演。

もう随分昔のことになるのですが、東山紀之くんとこで鍋やるから来てと

呼んでもらい、出かけたらグループがだだっと整列、“いざまん先生”(と

ジャニーズでは呼ばれてた)へのご挨拶に来てくれた中にいたのが岡田くんでした。

こんなスケールの大きい役者さんになるとは。いやいや。力のある良い芝居をしてました。

 

誤変換及び文章の瑕疵は、後ほど推敲致します。

 


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