選挙前もそうでしたが、トランプ貶め報道が日本でも
米国でも止まりません。
見ていると、あたかもトランプ氏が民意に背いて力づくで
大統領になったかのようです。選出されるに十分な数の
支持者がいたから大統領になったことを忘れそうな、
ブーイングの嵐で、そこしか報道されないので
錯覚に陥るのでしょう。
入国制限もアメリカ国中が、反対しているかのような印象ですが、
1月31日のロイター/イプソス調査では、賛否は半々と拮抗しています。
しかしながら、入国制限賛成が半数いるのに、難民・移民の入国制限によって、米国が安全になったという回答は約3割のみ、というのも面白い調査結果です。
入国制限については、その実効より心情的な賛成が上回るということでしょうか。
こちらでブックマークしている崔碩栄さんの言葉は紹介したばかりです。
《難民受け入れろ!受け入れろ!という人たちが多いけど、「はい、では不法滞在者を追放してその数だけ難民を受け入れましょう」と政府が言ったら、まったく同じ顔ぶれの人たちが今度は発狂するだろうな。米国でも日本でも。》 トランプ氏の登場で、米国における大量の不法滞在者たちが怯えているようです。 トランプ氏の政策の個々を批判するのは結構ですが、大統領としての登場それ自体を拒絶するのは、民主主義の否定だという意見を読みましたが、それは正論でしょう。民主主義というのは良くも悪しくも「多数決」です。 アメリカにとってのトランプ氏の登場が凶と出るか吉と出るかわかりませんが、
戦勝国アメリカの言うなりで来ざるを得なかった日本が、そのレジウムから一歩でも脱却するいい潮目ではあるのかもしれません。 レジウムはなぜ、わざわざ横文字で言うのか、「体制」や「政治形態」でいいのにとは思いますが、安倍総理の「戦後レジウムからの脱却」発言以来、レジウムのほうが定着しているので、私も仕方なく使っています。 しかし日本語のほうが、安倍総理の思いも伝わるだろうになんで、わざわざ英語にしたのでしょうね。レジウムは漠然とイメージだけで、正確な字義は解らぬままでいる人も、結構いるのではないですか? さて、韓国や中国がボロクソに言う、ということは安倍総理の訪米結果は至って良好であったということでしょうが、昭恵夫人の評判も米国ではよろしいようです。 結構なことである、と思いながらしかし記事を読んでみると、昭恵夫人を讃えているのは、結局メラニア夫人下げのための昭恵夫人上げで、笑いました。
坊主憎けりゃで、袈裟の夫人も憎いようです。
体にフィットしたカルバンクラインでしたっけ? ドレスにサングラスという姿は、たしかに場違いですが、稲田朋美防衛相のようなファッション音痴のぶざまさではなく、モデルなのでむしろ「似合いすぎ」なんですね。 一方の昭恵夫人はメラニア夫人のかたわらに佇むともっさりしていて、「ファーストレディらしい」服装と佇まいという褒め言葉になっているようです。 メラニア夫人には気の毒といえば気の毒ですが、しかしここぞという外交の場では、敢えてもっさり装う計算は「プロとして」必要でしょう。
プロポーションが良すぎて、美貌なので難しいだろうなあ、と同情しますが。
メラニア夫人が政治に関心を示さないことも、昭恵夫人に比べて非難の材料になっているのですが、しかし浅い学びと知恵で政治外交に半端な口出しするより、私などは夫人は口をつぐんでいるほうが好ましいと思います。総理夫人も、大統領夫人も単に妻であるというだけで、国民から負託を受けているわけではないのですから。 昭恵夫人とメラニア夫人とが、行動を共にした時会話がはずまず、途絶えがちだったのを、米国メディアはメラニア夫人の落ち度にして叩いているのですが、これはどっちもどっち、というより経験者である昭恵夫人が気を使うべきであったと思います。人間同士なのだから、合う合わないはあるし、二人共たまたま「奔放」でマイペース。しらーっとした様子を隠しもせず。 それはそれで面白い眺めでしたが、ああいう場では本気で仲良くする必要はなく、和気藹々と「見えればいい」のです。だから、そこは場数を踏んだ昭恵夫人が、ご飯は何が好き? でもなんでもいいので絶えず笑顔で語り続ければ、メラニア夫人もぶすっとしているわけでもなく、とりあえずお愛想で応えそこをカメラが狙います。なんなら、事前に昭恵夫人がメラニア夫人に「一度は手をつなぎ、ハグしましょうね、撮影用に」と囁やけばよろしいのです。頭のいい女性ならそうするだろうし、その後に「たとえ、私が嫌いでもがまんしてね」That's politicsそれが政治というものよ、とユーモラスに付け加えるでしょう。
お二人ともに素人ですね。妙な言い方に聞こえるかもしれませんがファーストレディとしてプロ意識がありません。
ただすでにファーストレディ経験者なので、私の点数は昭恵夫人に辛いのですが。
事前にメラニア夫人が乗って来やすい話題など、調べられるだろうに、あなたがリードしないでどうするの、と思うわけです。楽しげに「見えさえすればいい」のだから、さほどの高等テクニックは要りません。外交なんて狐と狸の化かし合いなのだから。狐にも狸にもなれないアマチュアのファーストレディお二人でした。 しかし、トランプ一族はイヴァンカさんをはじめ、メラニア夫人との間の男の子も美貌ですね。 後述 北朝鮮のミサイル発射を受けた安倍総理とトランプ大統領が一般客の前で協議していた・・・・とまたまた非難をされていますが、その時の画像も鮮明ではなく「一般客」との間には距離があるようだし、緊急時に素早く言葉を交わしただけのことなのだけだと思いますが?
会話の内容が漏れた形跡も(今のところ)なく、仮に漏れたところでさして機密性もなく、その直後の二人の会見で声明を出した内容に尽きるかと思われます。 とにかく、何が何でも叩こうというアメリカのメディアの意志ですね。
芸能人たちは結束して叩くし、なんだろうなぁ、としばらく観察することに
します。トランプ支持が知識層でも富裕層でもなく、表に声が出づらいのでバッシング一色になるのか、とは思っていますが。 誤変換他、後ほど推敲致します。