「マリアンヌ」という映画を見に行って来ました。
ナチスドイツの時代を背景に描かれる重厚な大人の恋愛映画、と言えば
今どき、受けなさそうでしょ? ええ。客席は空いてました。
そこそこ、いい出来の映画だったんですが、毎度言うようにヒット作と
質の高い映画とは違います。興行的に狙った映画を楽しむのはいいのですが、
混同して欲しくないなあ、といつも思っています。
10年に一度の名作「沈黙」は、はや一回のみの上映となっていて、こういう現実を
見るたび侘しい気がしますが、「作品」と「興行」とは違うのだと、割り切るしか
ありませんね。
興行に人が群がり、それなりに感激するのも、それはそれで、よしと。
映画館に行く道すがら、アパホテルがあったので、応援のつもりで
入り、付属のレストランで昼食を摂りました。
シャリアピンソースのステーキ、安いがそれなりに美味しいです。
レストランはひょっとして別経営かもしれないのですが「気は心」って
やつです。
アパホテル、どうか踏みとどまって頑張り抜いてくれ。
先稿で書いたのですが、来る3月15日は「世界消費者権利デー」とやらで、中国の中央
電視台が外国企業叩きのドキュメンタリーを放送するようなのです。
そこを見据えての、中国人たちのこの間のデモだった可能性もあるので、もしそうなら、
この番組中でアパホテル叩きをやるつもりではないか、と。
この番組でやられて、謝罪に追い込まれた外国企業は今までに複数あります。
アパホテルは中国では展開してないようなので、直接の襲撃などは
ないと思うのですが、サイバー攻撃などの嫌がらせはありそうです。
どうぞ屈しないでくれと、祈るような気持ちでいます。
彼らは執拗です。韓国人も。
その一致団結の執拗さだけは、見習いたい。
嘘ばっかりの美辞麗句。ただアパホテルの元谷氏が憎いだけ。
本当に「JAPANが好き」なら、南京大虐殺などの大嘘を信じるものか。
少なくとも「大好きなJAPAN」はそんなことするわけないだろ、と本当に大好きなら
調べますよ、国家から押し付けられたフィクションを鵜呑みにしたりせず。
この横断幕の文言を観たら、「腹に一物あるな」と即解るでしょう?
何を「罠」だの、「罠にハマった」だのと、麗々しく。
大体デモ自体が事前に解っていたこと。罠だとして、カウンターデモに
出た人たちを貶めるなら、事前に言えよと思います。
黙って中国人のやるに任せてたら、日本人は南京大虐殺を認めた、という
発信に彼らは利用します。
カウンターしたならしたで、「友好的な中国の人々に襲いかかる極右」として
ばらまかれます。
抵抗しようとしまいと、彼らの意志は一つ。世界に大々的に発信する
日本disり。それを口実の、金銭要求。
彼らのデモが国家に仕込まれたものであり、有りもしない大虐殺を
世界に広めるプロパガンダだった、とそれを世界に発信すべきであり、
当日のカウンターデモを貶めるなど、それは愛国心からにせよ
浅慮です。叩くツイッターを上げる暇に、なんで中国人たちのデモの
動機と、南京大虐殺はなかった、という情報を世界に向けて発信
しないのでしょうか。
体を張ってデモを阻止した同胞を打ちつつ、しかし自らは小賢しく批評しているだけ。
喧嘩はぶざまなんです。
品のいい批評は要りません。たとえ小さなことでもいい、戦わないと呑み込まれるばかりです。
*誤変換他、後ほど推敲します。